親殺しのパラドックス 脚注

親殺しのパラドックス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/08 04:26 UTC 版)

脚注

関連項目

  • タイムトラベル
  • 鶏が先か、卵が先か
  • 因果のループ
  • バタフライ効果 - 北京の蝶の羽ばたきがアメリカの大風につながることもありうる、とするバタフライ効果の考え方だと、「現在に影響を与えない歴史改変」はほとんど不可能となることも考えられる。たとえば、1万年前に行って、15歳で子を作って16歳で死ぬまで何も目立った活動のない少年を12歳時点で殺したとしても、1万年間の少年の子孫の数を考えれば多大な影響が出る。子孫そのものが偉人にならないまでも、他に影響を与えることもありうる(たとえば渡辺崋山など多くの偉人の伝記に「屈辱を受けて発憤」という記事が出るが、屈辱を与えた人間自体は多くは凡人である)。

  1. ^ Barjavel, René (1943). Le voyageur imprudent ("The imprudent traveller") ; 実際には、時間旅行者が(祖父や親ではなく)自分の遠い先祖と出会う。
  2. ^ Horwich, Paul (1987). Asymmetries in Time. Cambridge, MIT Press. pp. 116 
    Paul Horwich が当初作った造語は autofanticide だった。
  3. ^ Deutsch, David (1991). “Quantum mechanics near closed timelike curves”. Physical Review D 44: 3197–3217. doi:10.1103/PhysRevD.44.3197. 
  4. ^ Dowden, Bradley (1993), Logical Reasoning, Wadsworth Publishing, ISBN 0534176887 
  5. ^ “Dowden-Swartz Exchange”. http://www.sfu.ca/philosophy/swartz/time_travel1.htm 
  6. ^ Yourgrau, Palle (2004). A World Without Time: The Forgotten Legacy Of Godel And Einstein. Basic Books. ISBN 0-465-09293-4 
  7. ^ Holt, Jim (2005年2月21日). “Time Bandits”. The New Yorker. http://www.newyorker.com/archive/2005/02/28/050228crat_atlarge 2006年10月19日閲覧。 


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