西郷隆盛像 霧島市溝辺町・西郷公園の銅像

西郷隆盛像

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/08 17:38 UTC 版)

霧島市溝辺町・西郷公園の銅像

古賀忠雄作の現代を見つめる西郷隆盛像(鹿児島県霧島市溝辺町の西郷公園、鹿児島空港そば・地図

鹿児島県霧島市溝辺町麓鹿児島空港近くにある西郷公園の西郷像、正式名称「現代を見つめる西郷隆盛像」は当初、1977年(昭和52年)の西郷没後100年顕彰事業として関西在住の鹿児島県出身者らが京都市京都霊山護国神社に建立する計画を立て、彫刻家・古賀忠雄に発注して作られたものである。実在の人物像としては日本最大となる10.5メートルに及ぶこの立像は1976年(昭和51年)に完成したものの、発注者の死去により計画が宙に浮いたため、富山県高岡市の倉庫に10年以上も保管されたままの状態となった。

1988年(昭和63年)、報道により像の存在を知った溝辺町の有志が古賀忠雄の遺児で彫刻家の古賀晟らと協力し、像を現在の場所に誘致すると共に一帯を公園として整備した。

その他の建立計画

  • 1888年(明治21年)、薩摩藩と親交のあった嵯峨実愛の近親者にあたる植田楽斎が発起人となり、京都清水寺の近くに西郷像を建てる計画が存在した[16]。この銅像のデザインは建築家の河合浩蔵が設計したものでイメージ図では軍服で騎乗姿の西郷像となっていた[16]。この計画には樺山資紀九鬼隆一の呼び掛けで西郷従道も賛同していたが発起人の植田楽斎が亡くなり実現しなかった[16]

脚注

[脚注の使い方]

関連項目

全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML

外部リンク


  1. ^ a b 木下直之『『銅像時代:もうひとつの日本彫刻史』 岩波書店 2014年 ISBN 978-4-00-025962-0 pp.158-159,231-234.
  2. ^ a b c d e 仁科邦男『犬たちの明治維新』「第四章 西郷どんの犬 - 4 西郷隆盛像の犬」
  3. ^ 恵美千鶴子 「高村光雲・後藤貞行ほか西郷隆盛像」『国華』第1426号、2014年8月、pp.39-41、
  4. ^ a b 小笠原長生 「大西郷を語る」 『東郷平八郎全集.第2巻』 平凡社、1935年7月https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1176104/72 コマ72-76
  5. ^ 「岡崎雪聲氏の西郷銅像鑄造談」『國民新聞』明治31年(1898年)12月18日6面。
  6. ^ a b c 樺山愛輔『父、樺山資紀 伝記・樺山資紀』大空社〈伝記叢書 44〉、1988年6月。ISBN 978-4-87236-343-2
  7. ^ 高村豊周「あとがき」(高村光雲 『木彫七十年』 日本図書センター、2000年、pp.218-236。
  8. ^ 早稲田大学百年史 第四編 早稲田大学開校 第十一章 大隈銅像と早稲田校歌
  9. ^ 『東京日日新聞』明治22年(1889年)10月11日6面掲載の「募集広告」。
  10. ^ 吉田千鶴子 「西郷隆盛の銅像」、『うえの』上野のれん会、1990年1月号所収
  11. ^ 丹尾安典、川田明久『岩波 近代日本の美術1 イメージの中の戦争 日清・日露から冷戦まで岩波書店、1996年8月。ISBN 4-00-008331-7
  12. ^ 児玉花外 『東京印象記』 1911年(明治44年)8月
  13. ^ 平瀬礼太 「 尋ね人の貼り紙を貼られた「西郷隆盛像」」『日本経済新聞』、2013年12月16日。
  14. ^ 清水晴風著『東京名物百人一首』明治40年8月「上野の山の桜と西郷隆盛」国立国会図書館蔵書、2018年2月8日閲覧
  15. ^ 安藤は二中8回卒・大正4年、隆治は二中11回卒・大正7年。隆治は二中卒業後、二中で柔道師範を務めた。
  16. ^ a b c “幻の西郷像、京都に建立計画 上野の除幕10年前に”. 京都新聞. (2018年1月22日). http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20180122000053 2018年1月23日閲覧。 


「西郷隆盛像」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「西郷隆盛像」の関連用語

西郷隆盛像のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



西郷隆盛像のページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの西郷隆盛像 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2022 GRAS Group, Inc.RSS