葬式仏教
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葬式仏教(そうしき ぶっきょう)とは、本来の仏教の在り方から大きく隔たった、葬式の際にしか必要とされない現在の形骸化した日本の仏教の姿を揶揄した表現である。この言葉が誰によって始められたかは不明であるが、1963年(昭和38年)に出版された明治大学教授の圭室 諦成(1902年 - 1966年)[1]の著書『葬式仏教』(大法輪閣) がきっかけとなって、巷間に知られるようになった。
- ^ “圭室諦成”. 大法輪閣. 2017年10月12日閲覧。
- ^ a b 中村元『ブッダ最後の旅 : 大パリニッバーナ経』岩波書店〈岩波文庫〉、2001年。ISBN 4000071947。第5章10。
- ^ 「もはや住職が副業…」困窮するお寺が増えている理由 AERAdot. 2017.6.26 11:30 (週刊朝日2017年6月30日号より、2021年3月31日閲覧)
- ^ イオンリテール株式会社 イオンのお坊さん紹介サービス、全国一斉に本格展開!(葬儀紹介サービス「イオンのお葬式」2010年5月10日 10時00分) ~ 紹介手数料無料、8宗派約600ヶ寺と連携 ~
- ^ 全日本仏教会 第29期事務総長 戸松義晴
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