若柳駅
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鉄道公園
2010年に栗原市は当駅を鉄道公園として整備した[6]。駅舎の再現にあたっては、解体された沢辺駅の部材が使用された[7]。
2017年4月1日からは「くりでんミュージアム」としてリニューアルした[8][9]。2015年から着工。総工費7億円。建築面積1300平方メートル[10]。
また、施設としては資料館・車庫・係員詰め所が併設する。資料館のジオラマは、運行区間だった石越 - 細倉マインパーク前間の26キロの沿線をジオラマで模型車両を走行させる。機関車庫では陳列された車両前方に1回500円の運転シミュレーターを設置し、席に座って制御器の操作でCGによる1960年-1970年の情景が再現され、次々に映し出される様にしている。ミニシアターでは路線の歴史をドキュメントで上映する[10]。
また、2007年の廃止直後に調査した際、駅舎で使用された19世紀末の欧米製のレールが駅構内の倉庫に保留していた事が判明している。2017年に再確認された上、更に九州内の鉄道開業向けで造られたレールが存在していた事も判明。これらのレールは「歴史的に貴重な史料」として「くりでんミュージアム」に展示予定[11]。
旧駅構内には以下の車両が保存されている
このうち、KD95形とKD11、DB101は自力走行できる状態にあり、定期的に動態保存活動を行っている。車両の詳細についてはくりはら田園鉄道線#車両を参照されたい。
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保存車両群(2010年2月、KD95形ほか)
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保存車両群(2010年2月、ト10形ほか)
- ^ 『サヨナラ! くりでん』64頁。
- ^ “くりはら田園鉄道公園 の紹介 (現在はリンク切れ)”. 栗原市ホームページ. 2017年5月11日閲覧。
- ^ 若柳くりでん資料館(高速バス停)、くりでんミュージアム(市公式)など、表記にはぶれがある。
- ^ 寺田裕一『私鉄の廃線跡を歩くI 北海道・東北編』、JTBパブリッシング、2007年、168p。ISBN 978-4-533-06847-8
- ^ 『サヨナラ! くりでん』65頁。
- ^ “編集長敬白 甦った"くりでん"。”. 鉄道ホビダス(RMニュース ). ネコ・パブリッシング (2010年6月14日). 2017年3月30日閲覧。
- ^ “編集長敬白:くりはら田園鉄道は今…。”. 鉄道ホビダス(RMニュース ). ネコ・パブリッシング (2010年4月8日). 2017年3月30日閲覧。
- ^ 広報課 (2017年3月1日). “7つの地域から虹メール(みやぎ県政だより平成29年3月・4月号)”. 宮城県. 2017年3月30日閲覧。(栗原地区/栗原市若柳、くりはら田園鉄道公園「くりでんミュージアム」オープン)
- ^ “宮城県栗原市に「くりでんミュージアム」が完成”. railf.jp(鉄道ニュース). 交友社 (2017年4月3日). 2017年4月3日閲覧。
- ^ a b 島田博 (2017年3月31日). “宮城)くりでんミュージアム、4月1日オープン”. 朝日新聞(朝日新聞デジタル) (朝日新聞社). オリジナルの2017年3月30日時点におけるアーカイブ。 2017年3月31日閲覧。
- ^ 山田研 (2017年3月28日). “19世紀のレール確認 欧米製の中古品、東北の鉄道支える ファン調査 /宮城”. 毎日新聞 (毎日新聞社). オリジナルの2017年3月29日時点におけるアーカイブ。 2017年3月30日閲覧。
固有名詞の分類
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