花粉症 ペットの花粉症

花粉症

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/17 04:54 UTC 版)

ペットの花粉症

近年ではペットの花粉症も問題となっている。イヌの花粉症は1998年に、ネコの花粉症は2000年に初めて報告されたとされるが、ヒトの場合と同様、それ以前から存在したと推測される。特にイヌにおいては、ヒトのような鼻症状より毛が抜けるなどの皮膚症状が多く見られ、見た目にも悲惨な状態となることが多いといわれる。

獣医師により検査や治療は可能だが、イヌにおいてはヒトと違って抗ヒスタミン薬が効きにくく、ステロイドに頼らざるを得ないことが多い。重症の場合は減感作治療が行われることがある。ネコにおいては検査も治療も困難であるといわれる。

近年はこうしたペット向けのサプリメント類も販売されるようになってきている。

医療費等

使われる医療費は、1994年の推計では年間1200 - 1500億円とされた。1998年の調査では、有病率10%とした場合の年間医療費が2860億円 [38]、労働損失が年間650億円と推定[39]された。

なお、第一生命経済研究所の試算によれば、患者が花粉症対策に用いる費用(俗に花粉症特需といわれる)は639億円に上るが、シーズン中の外出などを控えるために、1 - 3月の個人消費が7549億円減少する[40]という(ただし、これはスギ花粉の大飛散があった2005年の場合である)。

2021年の時点で、花粉対策グッズ・食品・家電、薬品など花粉症マーケットは1兆円を超える産業になっている[41]

将来展望

2005年、文部科学省の第8回技術予測調査によれば、日本において重要な課題の第2位が「花粉症やアトピーなどのアレルギーを引き起こす免疫制御機構や環境要因の解明に基づく、即時型アレルギーの完全なコントロール技術」であり、これが実現する時期は2015年、さらにそれが社会的に適用されるのは2027年であると予測された。

日本国政府も「花粉症は、いまだ多くの国民を悩ませ続けている社会問題」と認識しており、2023年10月に岸田文雄政権は「花粉症対策初期集中対応パッケージ」を取りまとめた。「発生源対策」「飛散対策」「発症・曝露対策」の3本柱のうち、早期に実施する対応策などを具体化させている。

  • 「発生源対策」については「スギ人工林の伐採・植替え等の加速化」として、2023年度中に重点的に伐採・植替え等を実施する区域を設定することに加え、「スギ材需要の拡大」「花粉の少ない苗木の生産拡大」「林業の生産性向上及び労働力の確保」をはかる。
  • 「飛散対策」については、「スギ花粉飛散量の予測」をしやすいよう、「秋に実施するスギ雄花花芽調査において民間事業者へ提供する情報を詳細化するとともに、12月第4週に調査結果を公表する」「飛散が本格化する3月上旬には、スーパーコンピューターやAIを活用した花粉飛散予測に特化した詳細な三次元の気象情報を提供するため、クラウドなどを整備する」、飛散防止対策として「森林現場におけるスギ花粉の飛散防止剤の実証試験・環境影響調査を実施」する。
  • 「発症・曝露対策」については、「花粉症の治療」を促進するため、厚生労働省による「診療ガイドラインを改訂」するほか、「舌下免疫療法治療薬について、まずは2025年からの倍増(25万人分→50万人分)に向け、原料の確保や増産体制の構築等の取組を推進」、「花粉症対策製品」の普及に向け「花粉対策に資する商品に関する認証制度」や「スギ花粉米の実用化」の普及促進を図る、曝露対策として「花粉症予防行動」について関係各所とともに周知を推進する。

としている[42][43]

研究事例

  • 抗IgE抗体療法
    • ステロイド薬と抗ヒスタミン薬の併用(標準治療)に抗IgE抗体を追加することにより標準治療より有意に症状が改善する[44]
  • 食物アレルギーの合併
    • 花粉症患者が食物アレルギーを合併することがあり、それは口腔アレルギー症候群 (OAS) と呼ばれる[45]。OASに対処するには、口腔違和感を覚えたら食物を摂取しないことである[45]
    • カバノキ科花粉症により交差反応性から花粉-食物アレルギー症候群 (PFAS) としてセリ科のスパイスアレルギーを発症した1例がある[46]
    • 北海道のシラカバ花粉症のうち20%にリンゴ果肉過敏症が合併しており、他のアレルギーや他の花粉症に比べて高率であった[47][注釈 15]
  • 経皮ワクチン投与法
    • 皮膚浸透性を高めたT細胞エピトープペプチド製剤による経皮ワクチン投与が注射治療より効果的なペプチド免疫治療のキャリアとなる可能性が示された[49]
  • 食物・物質の摂取による症状の軽減
    • 「雲南紅豆杉」が好塩基球ならびに好酸球からのヒスタミン放出などを有意に抑制し、ヒスタミンの血中半減期が30分程度であることから、主にヒスタミンによる症状の早期緩和が示唆された[50]
    • 4G-β-D-Galactosylsucrose(ラクトスクロース、LS)を1日1回18週間摂取させたLS群ではプラセボ群と比較して花粉症の症状である鼻かみ、鼻閉および眼のかゆみなどが有意に軽減した[51]
    • 和歌山県北山村産柑橘類ジャバラ果汁を単回摂取の180分後に花粉症の自覚症状の改善が認められた[52]
    • シソおよび甜茶配合エキスを含有する食品の予防的摂取がスギ花粉症の発症の抑制または症状の軽減に有用であることが示された[53]
    • 乳酸菌Leuconostoc mesenteroides英語版 RIEを含む食品をスギ花粉飛散開始約3週間前より摂取することで、用量依存的な花粉症症状緩和効果が得られる可能性が示唆された[54]
  • 花粉、黄砂、PM2.5の同時飛来
    • 花粉、黄砂、PM2.5が同時飛来した場合、花粉症については症状の軽減が図れるが、黄砂、PM2.5の気道症状は治療法が確立していないため、花粉、黄砂、PM2.5との接触回避が重要となる[55]
  • 花粉症対策の議論内容
    • 日本の国会における花粉症対策の議論は森林・林業関係の内容が多く、今後も議論の中心になると推測される[56]
    • 全国の都道府県議会の花粉症に関する発言も森林・林業対策に係る発言が最多で、特に花粉症対策苗木に係る発言が最多であった[57]
  • 着香したマスクの効果
    • 着香した衛生マスクは無香のマスクに比べて装着直後に花粉症による鼻の不快感を強く低減したが、その後はいずれのマスクも不快感の低減が飽和状態となった[58]
  • 花粉症の原因植物
    • スギ・ヒノキ属花粉症の長引く人の約半数がブナ科花粉症の可能性がある[59]
  • 花粉症患者のQOL
    • スギ花粉症患者では国民標準値と比べると精神面でのQOLが有意に低下した[60]。男女別では女性のほうが精神面、身体面共にQOLが障害され、年齢別では加齢に伴い特に身体面でのQOLが低下した[60]
  • 舌下免疫療法の研究
    • スギ花粉症舌下免疫療法の治療期間は中等度飛散年では1 - 2年で十分よくなるが、大飛散年では3年以上行うのがよく、特に4年目の成績がよかったので長期治療がよいと考えられる[61]
    • スギ花粉症に対する舌下免疫療法は治療効果を自覚するためには少なくとも2シーズンの治療継続が望ましい可能性が示唆された[62]
    • スギ花粉症の舌下免疫療法はヒノキ花粉症に対して効果的な例と効果不十分の例がある[63]
  • 花粉の飛散数
    • 1996年から2017年の間に大分大学研究棟においてスギ花粉、ヒノキ花粉ともに総飛散数に有意な増加傾向が認められた[64]。またスギ花粉、ヒノキ花粉の総飛散数に有意な相関が認められた[64]
  • 労働生産性の低下
    • 花粉症症状により労働生産性が3/4程度に低下していると感じる人が最多であり、75.6%が何らかの労働生産性の低下を感じている[65]
    • 花粉症患者の全般労働障害率(生産性のロス)は約33%である[66]
  • 花粉の飛散時期
    • 一般にスギ花粉飛散は空中花粉調査では2月から3月にかけて観察されるが、肉眼的な調査では1月上旬から観察され、敏感なスギ花粉症患者は1月上旬から症状が誘発される可能性がある[67]
  • 有病率の研究
    • 花粉症の有病率の地域差において、相関が高かったのは花粉の飛散期間で次いで花粉数、湿度(高いほど有病率は低い)の順であった[68]
    • 農村的地域、都市の郊外において有病率が低い、北海道は他の地域より有病率が低い、世帯の所得水準が高いほど花粉症のリスクが高くなるといった結果が示された[69]
  • 花粉症と喘息
    • 眼鼻症状主体の花粉症と喘息主体の花粉喘息の相違点は「花粉喘息の発症年令は花粉症より若く、花粉症が20-30代の単峰を示すのに対して、花粉喘息は5歳以下と20代の2峰性の分布を示す」「花粉喘息は花粉症を繰り返して生ずるより初めから喘息として発症することが多い」「花粉喘息のアセチルコリン感受性は明らかに高い」「花粉症の発作季節は原因花粉飛散季節と一致するが、喘息ではしばしば春秋型をとり、必ずしも花粉季節と一致しない」「花粉症も花粉喘息も主因外花粉に対する皮内反応はほぼ同様の傾向を示すが、花粉以外のハウスダストや真菌類に対しては花粉喘息は明らかに高い陽性率を示す」「花粉喘息のPK価は皮内反応の閾値との関係において花粉症のそれより低い」の6つが見いだされた[71]

注釈

  1. ^ pollen allergy は花粉アレルギー、pollen disease は花粉病(花粉による疾患)の意である。
  2. ^ 症例によってはIII型も関与するといわれるが確証はない。
  3. ^ 週間花粉症日記のExcelワークシートが公開されている。
  4. ^ ただし個々人でケースバイケースである。以下の通りに薬種を選択すべきではない。
  5. ^ 柴胡での合併症増発は、漢方に未熟な西洋医のオペミスとして有名である。
  6. ^ 血管運動性鼻炎が合併しているとの見方もある。
  7. ^ なお、Hay fever は枯草熱と訳されているが、字義通りに解釈するのであれば、干し草熱とした方が適切であった。Hay とはイネ科の牧草 grass の干し草を指すからである。
  8. ^ 1939年の米国帰国者の症例報告では、当地において「バラヒーバー」と診断されたと記録されている。前述の「バラ熱」のことである。
  9. ^ 1955年マリリン・モンローの映画『七年目の浮気』で主人公の友人で作家マッケンジーが避暑地で主人公の妻と干し草ドライブに行ったろうといわれて「干し草アレルギー」だから行かなかったと答える場面があるが、当時はまだ日本ではあまり知られていなかったアレルギーである。
  10. ^ 報告年は文献により多少異なるが、初例報告か完成度を高めた研究報告かなど、取りまとめる際の観点の違いによると思われる。
  11. ^ 必殺仕事人III第30話(1983年5月6日放送)に「スギの花粉症に苦しんだのは主水」というサブタイトルが付けられていることからみて、この時点では既に広く知られている言葉であったと考えられる。
  12. ^ そのため、花粉症の説明において、干し草が原因ではないとのことが述べられることもある。
  13. ^ もっとも、症状や治療方法はほぼ同じであるため、原因物質によって区別する必要もない。
  14. ^ 多量に栽培されているマンゴーサトウキビなどによる可能性がある。これは国内でも、南方へ旅行した際に同様なことが起こる可能性がある。
  15. ^ リンゴアレルギーには、リンゴそのものにアレルギーがあるときと、花粉症と関連の口腔アレルギー症候群としての症状がある[48]

出典

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