聖闘士星矢 冥王ハーデス編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/16 05:28 UTC 版)
ゲーム
ジャンル | 対戦型格闘ゲーム |
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対応機種 | PlayStation 2 |
開発元 | ディンプス |
発売元 | バンダイナムコゲームス |
人数 | 1〜2人 |
発売日 | 2007年12月20日 |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
PlayStation 2用ゲームソフトとして、OVAの冥王ハーデス十二宮編を基にした対戦格闘アクションが2007年12月20日にバンダイナムコゲームスから発売された。星矢らのメインキャストは、冥界編のキャストに準じるものとなっている。
前作『聖闘士星矢 聖域十二宮編』のゲームシステムを基にした対戦格闘アクションだが、通常の移動が走りに変更されたり、聖闘士スマッシュによる追撃などといった新要素を追加することで、プレイヤーがスピーディーなバトルを楽しめるように配慮されている。
各モードは以下のとおり。
- 冥王ハーデス十二宮
- OVAシリーズ冥王ハーデス十二宮編の物語を体験できるストーリーモードだが、静止画と3Dグラフィックでストーリーが語られ、重要な部分にはムービーが挿入されるなど、前作とは異なった展開が楽しめるように変更された。
- 千日戦争
- 前作と同じく、友達やCOM(コンピュータ)の対戦ができる。
- 聖闘士神話
- 次々と現れる強敵を倒していくアーケードモード。また、ノーコンティニューで12人目を倒すとライブラ紫龍とアクエリアス氷河が現れる。
- 永遠の戦場
- 体力が無くなるまで連続で戦うサバイバルモード。
- 光速の死闘
- 12人の敵を倒す時間を競うタイムアタックモード。
- 星矢の休日
- 前作と異なりキャラクターに3Dモデリングが閲覧できるようになった。
注釈
- ^ 白銀聖闘士は主要キャラクターであるシャイナ(魔鈴は「十二宮編」では出番がなかったが『天界編 序奏〜overture〜』以降は山本百合子が再登板)、田中亮一がデスマスク役で参加していたディオ以外は全員交代となった。黄金聖闘士は既に鬼籍に入っていた塩沢兼人が演じていたムウ、当時既に引退していた曽我部和恭が演じたサガとカノンに加え、存命だったミロ(池田秀一)、シュラ(戸谷公次)、カミュ(納谷六朗)の声優が変更となった。また春麗も本作では佐藤江梨子が起用されたが、『聖闘士星矢 聖域十二宮編』では柴田由美子が復帰した。
- ^ 紫龍には他作品で鈴置洋孝の後任を担当することが多い成田剣が起用された。
- ^ 「篇」表記は同アルバムによる。
出典
- ^ a b c d e f g h 鈴木編 2003, pp. 14–19
- ^ a b c 田口 2008, p. 117
- ^ DVD『聖闘士星矢 冥王ハーデス十二宮編』 第1巻ブックレットより。
- ^ DVD『聖闘士星矢 冥王ハーデス十二宮編』 第2巻ブックレットより。
- ^ 車田正美『聖闘士星矢 聖域十二宮編』 5巻、集英社〈集英社ジャンプリミックス〉、2002年11月、185頁。ISBN 978-4-08-106297-3。
- ^ “プロフィール”. 荒木伸吾. 2014年10月23日閲覧。
- ^ a b 酒井編 2012, pp. 74–75
- ^ 『聖闘士星矢映画化記念スペシャルBOOK』宝島社〈e-MOOK〉、2014年6月20日、28頁。ISBN 978-4-8002-2630-3。
- ^ DVD『聖闘士星矢 冥王ハーデス冥界編 前章』第3巻特典映像「スペシャルインタビュー」より。
- ^ 酒井編 2012, p. 36.
- ^ 丸山典子 編『フィギュア王』 220巻、ワールドフォトプレス〈ワールド・ムック〉、2016年6月30日、50頁。ISBN 978-4-8465-3114-0。
- ^ a b 古谷 2009, pp. 90–95
- ^ a b “『星矢〜冥界編〜』声優陣変更について”. 2005年10月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年2月6日閲覧。
- ^ 次回予告ナレーションも兼任
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