縁起 縁起の概要

縁起

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 05:52 UTC 版)

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仏教用語
縁起
パーリ語 paṭicca-samuppāda
サンスクリット語 pratītyasamutpāda
(Dev: प्रतीत्यसमुत्पाद)
チベット語 རྟེན་ཅིང་འབྲེ
ལ་བར་འབྱུང་བ་

(Wylie: rten cing 'brel bar
'byung ba
THL: ten-ching drelwar
jungwa
)
ベンガル語 প্রতীত্যসমুৎপাদ
prôtityôsômutpadô
ビルマ語 ပဋိစ္စ သမုပ္ပါဒ်
IPA: [bədeiʔsa̰ θəmouʔpaʔ]
中国語 緣起
(拼音yuánqǐ)
日本語 縁起
(ローマ字: engi)
英語 dependent origination,
dependent arising,
interdependent co-arising,
conditioned arising,
etc.
シンハラ語 පටිච්චසමුප්පාද
タイ語 ปฏิจจสมุปบาท
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ドミノ倒し。仏教では「AによってBが生ずる」と因果性を説く(縁起[1]
  十二因縁  
無明(無知)
名色
六処
(存在)
(誕生)
老死(老いと死)
 

仏教の根本的教理・基本的教説の1つであり、釈迦悟りの内容を表明するものとされる[2][3]因縁生縁起法縁生因縁法[2]此縁性[3][注釈 1]ともいう。種々の縁起説は、〈煩悩(惑)→行為()→苦悩()〉を骨格とするが、無明を根本原因とする12の項目からなる縁起説(十二因縁)が次第に定着した[3]。後世には、縁起の観念を分けて、業感縁起や頼耶縁起などの諸説が立てられた[2]


注釈

  1. ^ 此縁性とは、「此れを縁とすること」という意味[3]

出典

  1. ^ a b 丸山勇 『ブッダの旅』 岩波書店〈岩波新書〉、2007年4月20日、189-192頁。ISBN 978-4004310723 
  2. ^ a b c d e f g 中村元『広説仏教語大辞典』上、東京書籍、2001年6月、137頁。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 中村元ほか(編) 『岩波仏教辞典』(2版) 岩波書店、2002年10月、95-96頁。 
  4. ^ 『今日から役立つ仏教』ナツメ社53頁
  5. ^ 業感縁起(ごうかんえんぎ)とは - コトバンク”. 朝日新聞社. 2017年7月25日閲覧。
  6. ^ 馬場紀寿「三世両重因果の成立 - 上座部大寺派の縁起支定義」『印度學佛教學研究』第51巻第2号、2003年3月20日、 834-832,、 NAID 110002707015
  7. ^ a b 中村元 『龍樹』 講談社〈講談社学術文庫〉、pp194-196。
  8. ^ 「頼耶縁起」 - ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典、2014 Britannica Japan。
  9. ^ 新村出(編)『広辞苑』岩波書店、1986年10月、第三版、274頁。


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