等比数列 等比数列の概要

等比数列

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/31 19:41 UTC 版)

例えば初項が 4, 公比が 3 の等比数列の最初の数項を列挙すると 4, 12, 36, 108, … となる。ある数列について、隣り合う項の比(この場合、12/4, 36/12, 108/36, …)が常に等しいならその数列は等比数列である。

等比数列 {an} について、(定義より公比は 0 でないため)公比 r は任意の n 番目の項とその次の項の比 r = an+1/an から得られる(特に r = 1 の場合は公差が 0等差数列でもある)。等比数列の各項は初項 a と公比 r を用いて具体的に以下のように表せる。

a0 を初項とすれば、n 番目の項 an は以下のように表せる。

これが等比数列の一般項である。


  1. ^ 一般に、a, b, c0 でないとき、 b等比中項と呼ぶ。このとき、a : b = b : c = r が成り立つ。


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