空海
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関連作品
映画
- 『空海』 監督:佐藤純彌 主演:北大路欣也 脚本:早坂暁 音楽:ツトム・ヤマシタ
- 『曼荼羅 若き日の弘法大師・空海』 監督:テン・ウェンジャ 主演:永島敏行 音楽:喜多嶋修
- 『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』 監督:チェン・カイコー 主演:染谷将太、ホアン・シュアン 原作:夢枕獏『沙門空海 唐の国にて鬼と宴す』[39]
ドキュメンタリー
- NHKスペシャル『空海の風景』 前編「大唐渡海の夢」、後編「弘法大師への道」 原作:司馬遼太郎
- 『空海への道』 第1巻「同行二人 四国遍路 今に生きる空海」 第2巻「甦る空海の生涯」 第3巻「空海 ふたつの素顔」 出演:一龍斎貞山、河野多紀、内海清美、早坂暁、植木等、井沢元彦、古井由吉
- 新日本風土記「空海の旅」(2020年6月25日、NHK BSP)[40]
漫画
音楽
- 鄒野「交響曲『空海』」(2023年初演)[41]
脚注
参考文献
- 坂口昌弘著『ヴァーサス日本文化精神史』文學の森
- 東野治之『遣唐使』岩波書店〈岩波新書〉、2007年11月。ISBN 978-4-00-431104-1。
- 石田実洋「留学生・留学僧と渡来した人々」『律令国家と東アジア』吉川弘文館〈日本の対外関係 2〉、2011年5月。ISBN 978-4-642-01702-2。
- 頼富本宏『新版 空海と密教 - 「情報」と「癒し」の扉をひらく』PHP、2015年3月。ISBN 978-4-569824000。
- 吉村均『空海に学ぶ仏教入門』ちくま新書、2017年10月。ISBN 978-4-480069962。
関連項目
注釈
- ^ 太陰暦(旧暦)による西暦(太陽暦)との誤差も含めて773年説もある[3]。
- ^ 「玉依御前」「阿古屋御前」など諸説ある[4]。
- ^ これは中国密教の大成者である不空三蔵の入滅した日で、頼瑜(1304年没)の『真俗雑記』などで「空海が不空の生まれ変わり」とする伝承に拠っている[5]。それを出典として空海が6月15日生誕と明記されている空海関係書も多い[6]。
- ^ 空海の出生月日が6月15日であることを裏付ける史料は確認されておらず、「付会の可能性が高い」と多くの空海関係書でも言及されている[7]。
- ^ 『聾瞽指帰』は、序文と巻末の十韻詩が『三教指帰』とは異なるが、本文は同一。
- ^ 太政官符の得度年については延暦22年が多いが醍醐寺の聖賢『高野大師御広伝』写しでは延暦23年としている[10]。
- ^ 安然『真言宗教時義』は「薬生」との記述もあり[12]、中国語の能力の高さ[13]との関連は厳密には不詳。
- ^ 空海が朝廷に献上する経典の目録「御請来目録」に「闕期の罪、死して余り有りと雖も、ひそかに喜ぶ得がたき法を生きて将来せることを」 と書いてり、規則違反で「闕期の罪」に問われたともあるが[19] 、遣唐使判官の承認での経由と唐朝短縮許可という正規の手続きを経ての謹慎の扱いでもある。これを謙譲的な文言とする見方もある[20]。
- ^ 真済に仮託して10世紀ごろ書かれたとするのが通説となっている。
- ^ 映画の制作に当たり、十八派に分断されていた真言宗が「祖師のもと一致団結すべし」という機運が盛り上がり、宗派を縦断した映画制作委員会が結成される。
- ^ 『経国集』の全20巻中、伝存するのは梵門(仏教詩部門)を収めた巻十を含む6巻しかなく、全容が不明であることを考慮しても、空海の詩は仏教詩だけでなく、雑詠の巻十一、巻十三にもある。
- ^ 史実としては、南側の複数の門を担当している。東側の諸門は嵯峨帝自身が、北側を橘逸勢が、西側を(三筆に数えられていない)小野美材が担当。
出典
- ^ “弘法大師の誕生と歴史”. 高野山真言宗 総本山金剛峯寺. 2019年1月18日閲覧。
- ^ 得度の延暦24年太政官符も俗名「眞魚」とする。
- ^ 『沙門空海』(筑摩書房)、『空海辞典』(東京堂出版)、『真言密教の本』(学研)
- ^ 『続日本後紀』承和3年(836年)2月紀。
- ^ 佐藤良盛『わが家の宗教 真言宗』、大法輪閣、1988、p.38
- ^ 八尋舜右『物語と史跡を訪ねて 空海』、成美堂出版、1984、p.11(本文)、p.214(年表)。
- ^ 上山春平『空海』、朝日新聞社(朝日選書)、1992、p.49。竹内信夫『空海入門』、筑摩書房(ちくま新書)、1997、p.79。
- ^ “007 平城京の寄宿先「佐伯院」|空海誕生 -エンサイクロメディア空海-”. 密教21フォーラム. 2019年1月18日閲覧。
- ^ 頼富 2015, p. 76.
- ^ 頼富 2015, p. 78高木訷元校訂
- ^ 頼富 2015, p. 77.
- ^ 東野治之 2007, pp. 111–118.
- ^ 石田実洋 2011, pp. 222–223.
- ^ 空海「遍照発揮性霊集」。
- ^ 渡辺照宏、宮坂宥勝『沙門空海』筑摩叢書 1967年 pp.69、242
- ^ 一条真也『超訳 空海の言葉』(KKベストセラーズ)6ページ
- ^ a b 渡辺照宏、宮坂宥勝『沙門空海』筑摩叢書 1967年 pp.87-92
- ^ 平山徳一『五島史と民俗』(私家版 1989年)[要ページ番号]
- ^ 松長有慶『空海・心の眼をひらく - 弘法大師の生涯と密教』 大法輪閣 2002年 p,106、高木訷元, 岡村圭真『密教の聖者空海』<日本の名僧4> 吉川弘文館 2003年 p.72 など
- ^ 宮坂宥勝『空海の人生と思想』春秋社 1976年 p.26
- ^ 入澤宣幸『ビジュアル百科 日本史1200人』(西東社)35頁
- ^ 阿部龍一「『聾瞽指帰』の再評価と山林の言説」『奈良平安時代の〈知〉の相関』根本誠二・秋吉正博・長谷部将司・黒須利夫編、岩田書院、2015年。 ISBN 978-4-87294-889-9[要ページ番号]
- ^ “高野山奥之院御廟 〜1200年間続く弘法大師空海の食事〜|わかやま歴史物語”. 2020年5月18日閲覧。
- ^ 「高野山真言宗壇信徒必携」新居祐政 高野山出版社[要ページ番号]
- ^ 伝説では、『拾遺往生伝』によると「土佐の金剛頂寺十一世住職・蓮臺が承徳2年(1098年)6月7日に高野山からの帰路「南無弘法大師遍照金剛菩薩」と唱えたのが最初という」
- ^ 東寺の僧・亮禅が嘉元4年(1306)に唱え東寺を中心に広まったとされ、一方、八字の宝号は室町時代中期に高野山の印融らにより作られ、六字の宝号をしのぎ広まった。(印度学仏教研究45巻2号平成9年3月日野西真定/著による)
- ^ 「本朝伝法灌頂師資相承血脈」(『大日本古文書』家わけ19、醍醐寺文書之一、279号)所載。
- ^ 「弘法大師影像図考」水原堯栄 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 高野山開創1200年「高野山の名宝」リーフレット 2014~2015年 あべのハルカス美術館・サントリー美術館
- ^ 森正人『四国遍路の近現代-「モダン遍路」から「癒しの旅」まで』創元社、2005年。[要ページ番号]
- ^ a b 木村卜堂 『日本と中国の書史』(日本書作家協会、1971年)P.18 - 21
- ^ 鈴木翠軒・伊東参州 『新説和漢書道史』(日本習字普及協会、1996年11月、ISBN 978-4-8195-0145-3)P.212
- ^ 空海・酒麻呂の関係については、『日本三代実録』貞観3年11月11日条に記載されている。
- ^ “日本文理大学・河野研究室 名水の部屋”. 2011年12月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月18日閲覧。弘法水の水文科学的研究
- ^ a b 湯山賢一 著「後醍醐天皇宸筆天長印信」、西川新次; 山根有三 編『醍醐寺大観』 3巻、岩波書店、2001年、解説部87–88頁。ISBN 978-4000089180。
- ^ a b “狐 - 讃岐丸亀地方の伝承”. 怪異・妖怪伝承データベース. 国際日本文化研究センター. 2021年6月10日閲覧。(発行昭和6年。「1936年」とあるが「1931年」の誤記。)
- (引用元論文(未検証):立花, 正一「讃岐丸亀地方の伝承」『郷土研究』第5巻第7号、郷土研究社、1931年12月1日、45-47頁。)
- ^ 四国四県町村会、四国四県町村議会議長会 編「3. 四国アラカルト(1)四国のお話から 狸と狐とお大師さん」『笑顔満開ふるさと四国 : 四国57町村共同情報誌』(pdf)四国四県町村会、2012年1月3日、2頁。NDLJP:11338759 。2021年6月10日閲覧。
- ^ 小学館『精選版 日本国語大辞典』. “『護摩の灰』”. コトバンク経由. 2020年4月1日閲覧。
- ^ “染谷将太がチェン・カイコー監督作「空海―KU-KAI―」で主演”. 映画ナタリー. (2016年10月17日) 2016年10月17日閲覧。
- ^ “空海の旅”. NHK (2020年6月25日). 2021年6月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月27日閲覧。
- ^ 中国の交響曲「空海」、甘粛省蘭州市で初演 日本公演も予定、AFPBB News、2023年8月7日。
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