福岡ドーム 福岡ドームの概要

福岡ドーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/04 14:22 UTC 版)

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福岡ドーム
(福岡PayPayドーム)
施設データ
所在地 福岡県福岡市中央区地行浜2丁目2番2号
座標 北緯33度35分43.2秒 東経130度21分43.2秒 / 北緯33.595333度 東経130.362000度 / 33.595333; 130.362000座標: 北緯33度35分43.2秒 東経130度21分43.2秒 / 北緯33.595333度 東経130.362000度 / 33.595333; 130.362000
起工 1991年4月1日[1]
開場 1993年4月2日 [2]
所有者 福岡ソフトバンクホークス株式会社
グラウンド ロングパイル人工芝(フィールドターフHD)
ダグアウト ホーム - 一塁側
ビジター - 三塁側
照明 照明灯 - 528灯
照度 - バッテリー間:2,500ルクス、
内外野:2,000ルクス
建設費 760億円(総事業費)
設計者 竹中工務店前田建設工業
共同企業体
建設者 竹中工務店、前田建設工業
共同企業体
旧称
福岡 Yahoo! JAPANドーム(2005年 - 2013年1月31日)
福岡 ヤフオク!ドーム(2013年2月1日 - 2020年2月28日)
使用チーム • 開催試合
福岡ソフトバンクホークス(開場 - 現在)
収容人員
40,062人[3]
グラウンドデータ
球場規模 両翼 - 100 m (約328.1 ft)
中堅 - 122 m (約400.3 ft)
左右中間 - 約110 m[4]
屋根の高さ - 68 m (約223.1 ft)
フェンス 4.2 m (約13.8 ft)

建築面積は69,130m2、最高所は83.96mと地上7階建てとなっており、立体駐車場を兼ねる広大な外周デッキを持つこともありドーム球場の建築面積では日本一。「第35回BCS賞」受賞[5]

2020年2月29日よりPayPay命名権を取得しており、名称を「福岡PayPayドーム」(ふくおかペイペイドーム)としている[6]


注釈

  1. ^ ホークスも2004年オフにソフトバンクへ売却された。
  2. ^ なおヤフオクドームが厳密な意味でソフトバンクの所有物になった日時は2015年7月1日。
  3. ^ 2023年現在、日本国内で開閉式屋根としているのは本球場とエスコンフィールドHOKKAIDO(2023年開場)の2球場のみである。
  4. ^ 神宮はブリヂストン(1983年~2013年オープン戦まで)→マルハン(2013年シーズン)→ヤクルト本社(2014年シーズンより)、横浜スタジアムは日産自動車1980年代前半~1991年)→リョービ(1992年~1993年)→パロマ(1994年~2005年)、2006年からはファンケルのLED式に更新。ナゴヤドームは開場以来トヨタ自動車
  5. ^ ただしその後、神宮に関しては2015年よりヤクルト本社と神宮記念館の複数社広告となっている。
  6. ^ 2009年までは、「ザ・ビッグライフ」というスポーツバーが設けられていた。グラウンド側はガラス張りで、ガラスに沿って世界最長のカウンター席が設置してあった。チケットにはカウンター指定席と自由(立見)があり、カウンター指定席以外の客はカウンターに近寄れず、バー内に約70台あるモニターで観戦することになっていた。
  7. ^ 2013年までは、2打席目以降及び、代打の場合は苗字のみ。
  8. ^ 他に長崎ビッグNスタジアムで開催された2000年の第3戦、リブワーク藤崎台球場で開催された2018年の第2戦がホークス主管相当試合として行われている。
  9. ^ この当時は阪神の本来の本拠地・阪神甲子園球場では第82回選抜高等学校野球大会が行われており、それを優先するため甲子園は使用不可だった。また、福岡市での阪神主催試合は、公式戦として1988年9月に行われた大洋戦以来だった。
  10. ^ 2018年の全国高等学校野球選手権大会は第100回記念として、福岡県から北福岡・南福岡の2代表が出場することになっていた。
  11. ^ ただし、2004年に井口資仁がファウルゾーン内の天井に打球を当て、骨組みにひっかけたことはある。しかし、フェアゾーン内では無かったため、打球はファウルとして記録された。
  12. ^ 槇原は、完全試合を記念して他球団の選手で唯一「暖手(だんて)の広場」に手形が設置されている。
  13. ^ この日、先発投手の八木智哉(日本ハム)は10回裏までソフトバンク打線を無安打・無得点に抑えた。
  14. ^ 11月1日の試合、2019年の日本シリーズのホームゲーム2試合、2020年の日本シリーズのホームゲーム2試合も勝利し、本拠地連勝記録(16連勝・2020年度シーズン終了時点)を継続させている。

出典

  1. ^ 松尾健次郎,宮川治雄,荒巻利男 ほか、「開閉式屋根をもつ大規模スタジアムの建設 福岡ドーム」 コンクリート工学 1993年 31巻 6号 p.33-44. doi:10.3151/coj1975.31.6_33
  2. ^ [1]
  3. ^ "2023年度 福岡PayPayドームの定員について". 公式サイト. 福岡ソフトバンクホークス. 30 January 2023. 2023年6月23日閲覧
  4. ^ a b c d 2015年ヤフオクドームに、新しいシートが続々登場!
  5. ^ BCS賞受賞作品”. BCS賞. 一般社団法人 日本建設業連合会. 2014年9月4日閲覧。
  6. ^ “「ペイペイドーム」に名称変更…ソフトバンク本拠地”. 読売新聞オンライン (読売新聞社). (2019年10月30日). https://www.yomiuri.co.jp/sports/npb/20191030-OYT1T50266/ 2019年10月30日閲覧。 
  7. ^ ヤフードーム:ソフトバンクが870億円で買収」『毎日新聞』毎日新聞社、2012年3月24日。2014年5月1日閲覧。オリジナルの2012年3月26日時点におけるアーカイブ。
  8. ^ “福岡 Yahoo! JAPANドーム、「福岡 ヤフオク!ドーム」に名称変更”. RBB TODAY. (2013年1月25日). https://www.rbbtoday.com/article/2013/01/25/101843.html 2013年1月25日閲覧。 
  9. ^ 福岡 Yahoo! JAPANドームの名称を 「福岡 ヤフオク!ドーム(略称:ヤフオクドーム)」に変更』(プレスリリース)福岡ソフトバンクホークス、2013年1月25日http://www.softbankhawks.co.jp/news/detail/9418.html2013年1月25日閲覧 
  10. ^ 「福岡PayPayドーム」について”. PayPay (2019年11月1日). 2020年2月29日閲覧。
  11. ^ 施設概要”. 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト. 2020年3月17日閲覧。
  12. ^ a b 福岡 ヤフオク!ドーム グラウンド照明の全面LED化について
  13. ^ パ・リーグ/球場”. パシフック野球連盟. 2014年9月4日閲覧。
  14. ^ 沢柳政義「最新野球場大事典」大空社、1999年4月発行[要ページ番号]
  15. ^ Yahoo! JAPAN が福岡ドームのネーミング・ライツ(命名権)を取得』(プレスリリース)ヤフー、2005年2月25日http://pr.yahoo.co.jp/release/2005/0225b.html2014年9月4日閲覧 
  16. ^ 福岡ヤフオク!ドーム”. yakyujo.com. 2016年7月13日閲覧。
  17. ^ a b c d 【ソフトバンク】日本初! ファウルポールとネーミングライツ 直撃で味のマルタイから棒ラーメン1年分贈呈”. スポーツ報知 (2022年3月1日). 2022年3月1日閲覧。
  18. ^ ヤフオクドームに新名所「やまや めんたいこBOX」誕生
  19. ^ ソフトB 本拠地ヤフオクDの収容人数が減少に
  20. ^ ソフトB本拠地、新ヤフオクドームお披露目 王会長「素晴らしい変化」
  21. ^ 新・ホークスビジョン 設置について』(プレスリリース)福岡ソフトバンクホークスマーケティング、2010年2月25日http://www.softbankhawks.co.jp/news/detail/5066.html2014年9月3日閲覧 
  22. ^ 合計表示面積は世界最大級。超!迫力満点の映像演出にこうご期待! ホークスビジョンが5画面構成へ拡大』(プレスリリース)福岡ソフトバンクホークスマーケティング、2013年1月26日http://www.softbankhawks.co.jp/news/detail/9422.html2014年9月4日閲覧 
  23. ^ ヤフオクDのビジョン「スカイスクリーン」運用延期、部品の不具合 - スポーツニッポン、2016年5月6日
  24. ^ 2018年 「ホークス球団創設80周年記念」企画の実施について
  25. ^ 大型ビジョンなどお披露目=大規模改修のヤフオクドーム-プロ野球
  26. ^ 西日本スポーツ、2008年6月6日「異例のヤフD全開 屋外対策」
  27. ^ サンケイスポーツ、2008年9月11日「王ソフト、屋根開けたら白星キラリ!」
  28. ^ ヤフードームにカラス“侵入”…追い払い費用は100万円
  29. ^ “今回も先発は新垣!26日、4年ぶりにヤフーDの屋根開放”. スポーツニッポン. (2012年4月24日). https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/04/24/kiji/K20120424003109170.html 2012年4月26日閲覧。 
  30. ^ “5/24~26は開放感あふれるルーフオープンシリーズを実施!”. 福岡ソフトバンクホークス公式サイト. (2016年3月22日). http://www.softbankhawks.co.jp/news/detail/13078.html 2016年5月25日閲覧。 
  31. ^ “ドームの屋根を開けての試合!ルーフオープンシリーズを5/30~6/1で開催!”. 福岡ソフトバンクホークス公式サイト. (2017年3月5日). http://www.softbankhawks.co.jp/news/detail/00000229.html 2017年5月14日閲覧。 
  32. ^ 屋根開けたペイペイドームに雨「ペッパー君軍団」濡れて応援できず」『日刊スポーツ』日刊スポーツ新聞社、2021年5月11日。2021年5月11日閲覧。
  33. ^ 5/11-12「ルーフオープンシリーズ」開催(2021年4月23日)
  34. ^ グルメ | 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト”. 福岡ソフトバンクホークス. 2014年9月4日閲覧。
  35. ^ ヤフオクドームでnimocaが使える! - nimoca公式サイト、2015年3月31日閲覧
  36. ^ ソフトバンク総額2億円の「ペッパー応援団」ロボット100体が踊る舞台裏(日刊スポーツ)
  37. ^ PayPayドームのレフトスタンドで100体のPepperがホークスを応援(マイナビニュース)
  38. ^ 「マイナビオールスターゲーム2022」開催について』(プレスリリース)日本野球機構、2021年9月16日https://npb.jp/news/detail/20210916_02.html2021年10月10日閲覧 
  39. ^ 2006年3月4日 (土)”. npb. 2021年6月22日閲覧。
  40. ^ a b 西武が日本シリーズ進出していたら、西鉄時代以来58年ぶり福岡開催だった”. 日刊スポーツ (2021年11月22日). 2021年11月27日閲覧。
  41. ^ シーズン延長でまた「日本シリーズ日程問題」勃発 巨人進出なら2年連続“間借り”か”. 夕刊フジ (2021年7月6日). 2021年11月27日閲覧。
  42. ^ 西武CS消滅、迫る42年ぶり最下位危機 語気強める辻監督「選手がどういう気持ちでやるかが問題」”. 西日本スポーツ (2021年10月13日). 2021年11月27日閲覧。
  43. ^ “甲子園出場経験がない「福高」が逆転サヨナラで夏の王者に 九州大志望の背番号13が代打でプロ注目の剛腕沈める”. 西日本スポーツ. (2020年8月4日). https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/632293/ 2020年9月7日閲覧。 
  44. ^ “福岡)開会式は2年連続中止 高校野球南・北福岡大会”. 朝日新聞. (2018年7月7日). https://www.asahi.com/articles/ASL763RCYL76TGPB003.html 2020年9月7日閲覧。 
  45. ^ 福岡カスタムショー”. 2014年9月4日閲覧。
  46. ^ 赤ブーブー通信社 | 総合トップ”. ケイ・コーポレーション. 2014年9月4日閲覧。
  47. ^ 福岡蘭会 展示会案内”. 福岡蘭会. 2014年9月4日閲覧。
  48. ^ ラブコレ福岡「LOVE & CAFE」特集”. CAFE@TRIBE. 2014年9月4日閲覧。
  49. ^ 史上最大のワンピースイベント 「ワンピースドームツアー福岡公演」をヤフードームで開催”. 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト. 福岡ソフトバンクホークス (2011年4月25日). 2014年8月31日閲覧。
  50. ^ リアル脱出ゲーム OFFICIAL WEB SITE”. SCRAP. 2014年9月4日閲覧。
  51. ^ 進撃の巨人×リアル脱出ゲーム ある城塞都市からの脱出”. SCRAP. 2014年9月4日閲覧。
  52. ^ 「急之壱 『ゴジラVSスペースゴジラ』」『平成ゴジラ大全 1984-1995』編著 白石雅彦、スーパーバイザー 富山省吾双葉社〈双葉社の大全シリーズ〉、2003年1月20日、256 - 257頁。ISBN 4-575-29505-1 
  53. ^ コロナ中止の体育祭・文化祭 タカ本拠地でまとめて開催”. 朝日新聞 (2020年11月3日). 2020年11月3日閲覧。
  54. ^ 無安打無得点試合(ノーヒットノーラン)”. 日本野球機構(NPB). 2014年9月1日閲覧。
  55. ^ 日本での継投によるノーヒットノーランは3度”. スポーツニッポン (2012年6月10日). 2014年7月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年9月4日閲覧。
  56. ^ ソフトB松田「M3」弾で球団4000勝”. 日刊スポーツ. 日刊スポーツ新聞社 (2009年6月14日). 2010年2月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年9月4日閲覧。
  57. ^ 小久保選手2000本安打記念ページ”. 福岡ソフトバックホークス. 2014年9月4日閲覧。
  58. ^ 小久保の最終打席で迷いも…西 ノーヒッター「どうしようかと」”. スポーツニッポン (2012年10月9日). 2013年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年9月1日閲覧。
  59. ^ "東浜ノーヒットノーラン!球団3人目の快挙 今季は佐々木朗に続き2人目". 西日本スポーツ. 西日本新聞社. 11 May 2022. 2022年5月11日閲覧
  60. ^ アクセスマップ福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト”. 福岡ソフトバンクホークス. 2022年12月22日閲覧。
  61. ^ 西鉄グループ臨時バス情報”. 西鉄グループ. 2022年12月22日閲覧。






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