神道政治連盟 神道政治連盟の概要

神道政治連盟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/19 13:40 UTC 版)

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神道政治連盟[1]
正式名称 神道政治連盟[1]
英語名称 Shinto Association of Spiritual Leadership[1]
略称 神政連[1]
所在地 日本の旗 日本
東京都渋谷区代々木1-1-2[1]
北緯35度40分46秒 東経139度42分10秒 / 北緯35.67944度 東経139.70278度 / 35.67944; 139.70278座標: 北緯35度40分46秒 東経139度42分10秒 / 北緯35.67944度 東経139.70278度 / 35.67944; 139.70278
会長 打田文博[2]
目的 「世界に誇る日本の文化・ 伝統を後世に正しく伝えること」[1]
設立年月日 1969年[1]
拠点 47の都道府県本部[1]
ウェブサイト http://www.sinseiren.org/index.htm
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神道政治連盟国会議員懇談会(しんとうせいじれんめいこっかいぎいんこんだんかい)」についても述べるが、この組織は超党派議員による連盟組織であり、神道政治連盟と同一団体ではない[要出典]

概要

神社界を中心に構成される政治団体で「日本歴史文化伝統を後世に伝えること」を活動目的としている[1]。全国47各都道府県ごとに都道府県本部を持ち、東京都渋谷区代々木1-1-2に中央本部を置く。所在地は神社本庁と同一である。英語名は「Shinto Association of Spiritual Leadership」である。

昭和44年11月の神道政治連盟規約第四条によれば、連盟は事業として綱領の実現にむけて、政治に関する諸問題の研究調査並びに啓蒙普及・機関紙及び諸印刷物の発行・講演会の開催・選挙を通じて議員を国会その他に送ることを行う[4])。具体的な活動として各種フォーラム、「意」や「つばさ」などの冊子を発行している。会員は綱領に賛同し会費を納める満20歳以上の者及び法人から構成される。また神道政治連盟の趣旨に賛同する日本の国会議員からなる議員連盟として「神道政治連盟国会議員懇談会」が存在する(後述)。

1966年(昭和41年)の神社審議会の答申の後[5]1968年(昭和43年)の「神道政治連盟(仮称)準備委員会規則案」では神職の議員を参議院に送り込むことが謳われたが、1970年(昭和45年)の推薦の基準では「当分の間独自の候補を立てず、従来の神社関係議員を中心に推薦応援する」とされ、既存政党の議員や候補者を推薦する傾向にあった[5][6]

憲法の制定[1]靖国神社での国家儀礼の確立[1]道徳宗教教育の推進[7]夫婦別姓制度の危険性主張[8]皇室の尊厳護持[9]などの運動をしている。

国民の祝日には玄関に日本の国旗を掲げることを推奨しており、連盟のウェブサイトでは国旗の掲げ方などをイラスト付きで解説している[10]

綱領

神道政治連盟結成時の綱領は以下の5項目である[5]

  • 神道の精神を以て、日本国国政の基礎を確立せんことを期す。
  • 神意を奉じて経済繁栄、社会公共福祉の発展をはかり、安国の建設を期す。
  • 日本国固有の文化伝統を護持し、海外文化との交流を盛んにし、雄渾なる日本文化の創造発展につとめ、もつて健全なる国民教育の確立を期す。
  • 世界列国との友好親善を深めると共に、時代の幣風を一洗し、自主独立の民族意識の昂揚を期す。
  • 建国の精神を以て、無秩序なる社会的混乱の克服を期す。

選挙応援

国政選挙(主に参議院議員通常選挙)において神道政治連盟はこれまで複数の候補者を推薦・応援してきた。

2005年(平成17年)の推薦者の基準として以下を挙げた[5][11]

神道政治連盟は下記の候補者を国会議員選挙で推薦・応援した。

日本共産党の機関紙『しんぶん赤旗』は、神道政治連盟について「宗教界右派とされる」とした上で、自民党候補の推薦等に動きを見せていることを報じている[16]


  1. ^ a b c d e f g h i j k l 神政連とは?、神道政治連盟公式サイト
  2. ^ 打田 文博 氏 (うちだ ふみひろ) プロフィール”. 日本を知る会. 2017年12月19日閲覧。
  3. ^ a b 関係団体一覧、神社本庁公式サイト
  4. ^ 神道政治連盟『神政連十五年史』神道政治連盟、昭和59年、153-154
  5. ^ a b c d 塚田穂高 2015, pp. 36-49.
  6. ^ 塚田穂高, 2015, pp.36-49 によれば 神道政治連盟『神政連十年史』神道政治連盟、昭和54年、130ページ、4-5ページ、131-132ページ に記載
  7. ^ 教育基本法
  8. ^ 夫婦別姓
  9. ^ 皇室
  10. ^ 国旗の揚げ方
  11. ^ 塚田穂高, 2015, pp.36-49 によれば「第20回参議院通常選挙における候補者の推薦について」神道政治連盟編『神政連三十五年史』、2005年、153ページ に記載
  12. ^ a b c d e f 塚田穂高 2015, pp. 44-49.
  13. ^ a b c d e f g 塚田穂高 2015, pp. 68-69.
  14. ^ 2007年8月15日付朝日新聞
  15. ^ 「(日本会議研究)参院選編:上 神社界、改憲に向け奔走」朝日新聞、2016年8月5日。(2016年8月5日閲覧)
  16. ^ 「教団は下請けか」ぐるみ選挙 内部からも批判 日本宗平協「信者の自由侵害」。しんぶん赤旗、2010年6月27日
  17. ^ 「森首相「神の国」発言 憲法理念に逆行」毎日新聞2000年5月17日
  18. ^ 「Back to the future: Shinto’s growing influence in politics」、Japan Times、2013年11月23日。
  19. ^ 役員名簿 « 日本会議 平成28年2月20日
  20. ^ 神道政治連盟国会議員懇談会議員リスト
  21. ^ a b c 「トップは安倍晋三 神道政治連盟の結束」、週刊ダイヤモンド、2016年4月16日。
  22. ^ 神道政治連盟国会議員懇談会”. 神道政治連盟. 2017年12月19日閲覧。
  23. ^ 神道政治連盟『神政連十五年史』神道政治連盟、昭和59年、161-162
  24. ^ 安保強行で支持率低下、安倍内閣をウラで操る「日本会議」「神道政治連盟」の目的とは?」、NONEY VOICE, 2015年7月14日
  25. ^ 「戦後の神社・神道 歴史と課題」神社本庁総合研究所監修、神社新報社[要ページ番号]
  26. ^ “天皇会見に批判相次ぐ=自民”. 時事通信社. (2009年12月14日). http://jp.wsj.com/layout/set/article/content/view/full/11824 2016年5月14日閲覧。 
  27. ^ “超党派の議員懇、尖閣問題巡り内閣総辞職求める”. 読売新聞. (2009年9月27日). http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100927-OYT1T01195.htm 2010年9月28日閲覧。 [リンク切れ]
  28. ^ a b 第147回国会 法務委員会 第17号議事録


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