碁盤 19路盤

碁盤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/20 16:15 UTC 版)

19路盤

使用される縦横19本の線を持つ盤を19路盤(じゅうきゅうろばん、連珠愛好家の間では19道盤(じゅうきゅうどうばん))という。碁盤といったとき特に断りがなければこの19路盤を指す。交点(目)の数は361、マス目の数は324。大きさは縦1尺5寸(45.5センチメートル)、横1尺4寸(42.4センチメートル)、厚さは足付き盤で2寸~9寸程度まである。連珠で代用されることもある。
また、広将棋にも用いられる。

15路盤

縦横15本の線を持つ盤を15路盤(じゅうごろばん、15道盤(じゅうごどうばん))という。囲碁では使われず、連珠で使われるため「連珠盤」と呼ばれている。交点(目)の数は225、マス目の数は196。大きさは縦1尺2寸、横1尺1寸と将棋盤とほぼ同じで、厚さは足付き盤で2寸~9寸程度まである。
ちなみに、15路盤を採用したのは昭和初期に連珠の第3世名人・高木楽山がルールとして規定したためとされており、これまでは19路の碁盤を使用していた。15路盤が採用されたのは、連珠は囲碁の付属物ではないという考え方と、黒に束縛を加えても17路盤や19路盤では先手が有利であるのに対し、13路盤より狭い盤では逆に後手が有利となるので、対等に勝負できるようにしたためとされている。

13路盤

縦横13本の線を持つ盤を13路盤(じゅうさんろばん)という。通常の19路盤に比べ大きさが小さく全体が把握しやすいため9路盤で基本をつかんだ初級者がより実戦に近い感覚を学ぶために使われることが多い。目の数は169、マス目の数は144。5分から2寸程度の薄い板で作られている。

9路盤

縦横9本の線を持つ盤を9路盤(きゅうろばん)という。主に囲碁の初心者が囲碁の実戦の感覚をつかむために用いられる。盤の大きさが小さいため通常の布石はあまり意味をなさないが、一定の棋力に達した者同士でも楽しむことができる。目の数は81、マス目の数は64。

歴史

漢景帝陽陵からは、代のものと思われる陶製碁盤が出土している。装飾の施された木画紫檀棊局(もくがしたんのききょく)という碁盤も著名。正倉院宝物となっている。

碁盤の大きさについては以下の記録が残っている。

  • 『囲碁式』(1199年頃)縦1尺4寸8分、厚さ3寸4分
  • 本因坊道悦の標準盤 縦1尺4寸5分、横1尺3寸5分、厚さ3寸9分
  • 『大江俊矩記』(1807年)縦1尺4寸8分、厚さ5寸3分

厚いほど高級とされているため、8寸・9寸などという盤も稀に存在する。

現代は囲碁が国際化し、東洋の生活環境も西洋化したことで卓上盤が世界的に主流となっている。

コンピュータ囲碁プログラムはパターン数の少ない小路盤から発展していった[2]




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