盛岡市
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交通
狭い市街地の渋滞緩和を図るため、路線バスの利用促進を図る。国からオムニバスタウンに指定されており、ゾーンバスシステムを軸に、路線バスの高度利用を進めている。
鉄道
JR東日本の各路線と、いわて銀河鉄道線が市内を通る。東京都へのアクセスは、最寄の花巻空港(花巻市)に東京便がないこと、空港から盛岡市までのアクセスの問題から、空路より東北新幹線が圧倒的に優位である。
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
バス
市内の公共輸送は路線バスが主力。運行地域は市内のほぼ全域で、「支線バス」と「基幹バス」をバスセンターなどを通じて交通網を敷いている。
- バス運行事業者
高速バス・特急バス
盛岡市以北の都市との間の高速バスは、東北新幹線に接続する路線として発達したが、東北新幹線が新青森駅まで延伸(2010年(平成22年)12月4日)したことで利用客が大幅に減少している[注 22]。ただし、「大館線」は大きな影響を受けていない。「仙台線」も東北新幹線と競合するが、新幹線の半額に運賃が設定されているため利用客は多い。 ※2007年度の利用客数も付記 [1]。
- 昼行便
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- 盛岡市 - 仙台市:25.7万人(アーバン号)
- 盛岡市 - 大館市:20.9万人(みちのく号)
- 盛岡市 - 弘前市:16.5万人(ヨーデル号)
- 盛岡市 - 青森市:5.1万人(あすなろ号)
- 盛岡市 - 一関市:2.4万人(室根 - 盛岡線)
- 盛岡市 - 二戸市:2.2万人(すーぱー湯〜遊)
- 盛岡市 - 久慈市:1.2万人(久慈こはく号)+1.0万人(スーパー久慈)
- 盛岡市 - 八戸市:1.8万人(八盛号)
- 盛岡市 - 軽米町:1.9万人(ウィンディ)
- 盛岡市 - 十和田湖:0.2万人(とわだこ号)- 季節運行
- 盛岡市 - 宮古市:(106急行バス)-高速道路区間なし
- 盛岡市 - 大船渡市:(急行盛岡大船渡線)
- 夜行便
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- 盛岡市 - 東京駅:5.5万人(ドリーム盛岡 (らくちん) 号)
- 盛岡市 - 厚木市:1.2万人(盛岡 - 横浜線)
道路
高速道路
地域高規格道路
一般国道
主要地方道
一般県道
市道
- 寺町通り
- 北山地区の中心を南北に通る幹線通りで、北は県沿岸北部へと通じるその道は、過去には国道455号の一部にも指定されていた[27]。1987年(昭和62年)8月10日に、旧建設省と「道の日」実行委員会により制定された「日本の道100選」に選ばれている[28]。沿道には報恩寺、龍谷寺、本誓寺などの寺院が数多くあり、市の環境保護地区「北山寺院群地区」に指定されている[27]。都市計画街路事業で古都盛岡のイメージを損なわず、落ち着いた環境にあった道づくりが行われ、長さ400メートル、幅16メートルの築地塀に囲まれた寺町として再整備され、石畳のような白い歩道、ナツツバキなどの街路樹はそのときに整備されたものである[27]。
八幡平市 滝沢市 |
岩手町 | 葛巻町 岩泉町 |
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雫石町 | 宮古市 | |||
盛岡市 | ||||
雫石町 | 矢巾町 紫波町 |
遠野市 |
注釈
- ^ 30年平均(1976年 - 2005年)で夏日が68.6日、真夏日が17.7日ある。
- ^ 字川原町、鉈屋町、神子田、東中野、新穀町、穀町、大清水小路、上衆小路、鷹匠小路、馬場小路、川原小路、馬町、十三日町、呉服町、肴町
- ^ 字新庄、新庄加賀野新小路
- ^ 字加賀野
- ^ 字山岸、山岸町
- ^ 字下小路
- ^ 字上田、上田小路、上田新小路、与力小路、上田組町
- ^ 字仙北組町、仙北町、青物町
- ^ マルイチのフランチャイズ。
- ^ 城西店以外はマルイチ及び業務スーパーに併設。
- ^ マルイチのフランチャイズ。ベルジョイス運営の『ビッグハウス』とは異なる。
- ^ 元は、旧東北ケーズ店舗・「盛岡本店」だが、運営主体がデンコードーへ移管されたことに伴い、「盛岡北本店」に改称。後に本店が取れて、現在の「盛岡北店」となっている。
- ^ 旧MAX Denkodo盛岡西店からケーズブランドに転換したケーズデンキ盛岡西本店となったが、その後本店が取れた店舗。
- ^ 初代は、東北ケーズデンキが運営していたものをデンコードーが継承したもの。2代目は、初代店舗を閉鎖する形でデンコードー盛岡南店を「ケーズデンキ」に転換した店舗、3代目は、旧盛岡南サティ(初代・三本柳)の跡地に開業した現行の店舗。
- ^ 初代は、南イオンの向かい、現在のMORIOKA TSUTAYAの建物に入居していた
- ^ 旧・アルテマルカン盛岡店。
- ^ DCMホーマックスーパーデポ盛南店(初代)の跡地に開店。
- ^ その為、都道府県庁所在地で唯一農業協同組合の本所がないのは盛岡市だけである。
- ^ その為、都道府県庁所在地で唯一農業協同組合の本所がないのは盛岡市だけである。
- ^ ただし、020-01xx地域のうち盛岡市緑が丘・高松地区には盛岡中央郵便局が回収担当となっている郵便ポストが一部存在する(ただし、そちらへの郵便物配達はすべて盛岡北郵便局の担当)。
- ^ 小学部・中学部は、一関市に新設された統合校・岩手県立一関清明支援学校へ移管している。
- ^ この影響で、減便を強いられた路線(ヨーデル号など)がある。
出典
- ^ 盛岡市 市長公室 企画調整課 (2016年8月21日). “中核市”. 盛岡市 公式ウェブサイト. 盛岡市. 2017年1月10日閲覧。
- ^ “中枢中核都市一覧”. 2021年9月12日閲覧。
- ^ 国土地理院. “全国都道府県市区町村別面積調”. 2014年6月6日閲覧。
- ^ “日本の東西南北端点の経度緯度”. 国土地理院ホームページ. 2014年6月6日閲覧。
- ^ “岩手県 市区町村の役所・役場及び東西南北端点の経度緯度(世界測地系)”. 国土地理院ホームページ. 2014年6月6日閲覧。
- ^ “我が国の人口重心 -平成22年国勢調査結果から-”. 総務省統計局ホームページ. 2014年6月6日閲覧。
- ^ http://www.reigai.affrc.go.jp/zusetu/inasaku/jittai/nogyo.html
- ^ 盛岡市で年間熱帯夜最多日数は2019年で2回。
- ^ “平年値ダウンロード”. 気象庁. 2024年3月閲覧。
- ^ “観測史上1〜10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. 2024年3月閲覧。
- ^ “好摩 1991-2020年”. 気象庁. 2024年3月29日閲覧。
- ^ “藪川 1991-2020年”. 気象庁. 2023年3月30日閲覧。
- ^ レファレンスコーナー (PDF) (岩手県立図書館『としょかん いわて No.164』 2008年10月発行)
- ^ ““世界で行くべき2位”なぜ盛岡? “知られざる”魅力 記事を書いたライターが語る”. テレ朝news. 2023年1月17日閲覧。
- ^ “52 Places to Go in 2023” (英語). The New York Times. (2023年1月12日). ISSN 0362-4331 2023年1月17日閲覧。
- ^ 「市税納付猶予の申請 記載例に「滞納太郎」盛岡市が謝罪」 ― NHK2020年4月26日
- ^ 山車交換により友好交流
- ^ うるま市・盛岡市友好都市提携
- ^ 友好都市10年、絆これからも 盛岡市と沖縄・うるま市 岩手日報、2022年8月10日閲覧。
- ^ 文京区 協定等を締結している自治体
- ^ 毎日新聞集計、2005年(平成17年)7月1日時点、全国2375市区町村
- ^ 中心市街地の活性化について 岩手県商工労働観光部
- ^ 平成18年度盛岡地区広域消費購買動向調査の結果【概要】 岩手県産業振興課 平成18年12月
- ^ “農研機構について/組織概要”. 農研機構. 2020年2月3日閲覧。
- ^ ウェブもりおか:市のしくみと施策:玉山区地域協議会[リンク切れ]
- ^ 盛岡市の下水道 盛岡市下水道部[リンク切れ]
- ^ a b c 「日本の道100選」研究会 2002, pp. 30–31.
- ^ 「日本の道100選」研究会 2002, p. 8.
- ^ いわての文化情報大事典
- ^ コトバンク
- ^ 生出寿『不戦海相 米内光政』徳間書店、1989年。ISBN 4-19-813966-0。
- ^ “盛岡の先人たち 第67回:山田美妙(やまだびみょう)”. 盛岡市公式ホームページ. 2014年7月21日閲覧。
固有名詞の分類
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