田辺聖子 受賞など

田辺聖子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/09 03:36 UTC 版)

受賞など

文学賞

栄典

名誉市民

  • 2009年 - 伊丹市名誉市民

主な作品

小説

長編

  • 『花狩』東都書房 1958年 のち中公文庫
  • 『甘い関係』三一書房 1968年 のち文春文庫
  • 『女の食卓』春陽文庫 1968年 のち講談社文庫
  • 『猫も杓子も』ポケット文春 1969年 のち文庫
  • 女の日時計』読売新聞社 1970年 のち角川文庫
  • 窓を開けますか?』新潮社 1972年 のち文庫
  • 『求婚旅行』サンケイ新聞社出版局 1973年-1974年 のち文春文庫
  • 『すべってころんで』朝日新聞社 1973年 のち中公文庫
  • 『言い寄る』文藝春秋 1974年 のち文庫、講談社文庫
  • 『夜あけのさよなら』新潮社 1974年 のち文庫
  • 『花婿読本』番町書房 1974年
  • 『夕ごはんたべた?』新潮社 1975年 のち文庫
  • 『休暇は終った』新潮社 1976年 のち文庫
  • 『朝ごはんぬき?』実業之日本社 1976年 のち新潮文庫
  • 『私的生活』講談社、1976年 のち文庫
  • 隼別王子の叛乱』中央公論社 1977年 のち文庫
  • 『浜辺先生町を行く』文藝春秋 1977年 のち文庫
  • 『お聖どん・アドベンチャー』徳間書店 1977年 のち集英社文庫
  • 『まごつき一家』ポプラ社文庫 1977年 のち角川文庫
  • 『愛の幻滅』光文社 1978年 のち講談社文庫
  • 『中年ちゃらんぽらん』講談社 1978年 のち文庫
  • 『愛してよろしいですか?』集英社 1979年 のち文庫
  • 『魚は水に女は家に』新潮社 1979年 のち角川文庫
  • 『スヌー物語 - 浜辺先生ぶーらぶら』文藝春秋 1979年 のち文庫
  • 『日毎の美女 - 新・醜女の日記』講談社 1979年 のち文庫
  • 『蝶花嬉遊図』講談社 1980年 のち文庫、ちくま文庫
  • 姥ざかり』新潮社 1981年 のち文庫
  • 『しんこ細工の猿や雉』(田辺聖子長篇全集 18)文藝春秋、1981年 のち文庫(自伝小説)」
  • 『お目にかかれて満足です』中央公論社 1982年 のち集英社文庫
  • 『苺をつぶしながら - 新・私的生活 -』講談社 1982年 のち文庫
  • 『風をください』集英社 1982年 のち文庫
  • 『返事はあした』集英社 1983年 のち文庫
  • 『ダンスと空想』文藝春秋 1984年 のち文庫
  • 『姥ときめき』新潮社 1984年 のち文庫
  • 『恋にあっぷあっぷ』光文社 1984年 のち集英社文庫
  • 『ベッドの思惑』実業之日本社 1985年 のち集英社文庫
  • 『どんぐりのリボン』講談社 1986年 のち文庫
  • 『姥うかれ』新潮社 1987年 のち文庫
  • 『九時まで待って』集英社 1988年 のち文庫
  • 『不機嫌な恋人』角川書店 1988年 のち文庫、講談社文庫
  • 『お気に入りの孤独』集英社 1991年 のち文庫
  • 『おかあさん疲れたよ』講談社 1992年 のち文庫
  • 『ひねくれ一茶』講談社 1992年 のち文庫
  • 『姥勝手』新潮社 1993年 のち文庫
  • 『王朝懶夢譚』文藝春秋 1995年 のち文庫
  • 『鏡をみてはいけません』集英社 1996年 のち文庫

短編集・作品選集

  • 『感傷旅行(センチメンタル・ジャーニィ)』文藝春秋新社 1964年 のち春陽文庫、角川文庫
    • 収録作品(角川文庫版):感傷旅行 / 大阪無宿 / 女運長久 / 鬼たちの声 / 山家鳥虫歌 / 喪服記 / 容色 / とうちゃんと争議
  • 『私の大阪八景』文藝春秋新社 1965年 のち角川文庫、岩波現代文庫
    • 収録作品:その1 民のカマド<福島界隈> / その2 陛下と豆の木<淀川> / その3 神々のしっぽ<馬場町・教育塔> / その4 われら御楯<鶴橋の闇市> / その5 文明開化<梅田新道>
  • 『わが敵』徳間書店 1967年
    • 収録作品:わが敵 / うたかた / おんな商売 / 女運長久
  • 『鬼たちの声』文藝春秋 1968年 のち文庫
    • 収録作品:鬼たちの声 / 山家鳥虫歌 / 花の主婦連 / 男ともだち / 喪服記 / 容色 / 鬼と夕顔 / 花婿読本 / とうちゃんと争議
  • 『ここだけの女の話』新潮社 1970年 のち文庫
    • 収録作品:シーソー夫婦 / 下町 / びっくりハウス / 火気厳禁 / 帽子と求婚 / 旅行者はみな駅へ行く / 金箔の街 / 巴里の泣き黒子 / ろばと夢のなかの海 / ここだけの女の話
  • 『浮舟寺』毎日新聞社 1971年 のち角川文庫
    • 収録作品:浮舟寺 / さくらんぼ / 書き屋一代 / 虚説・気晴亭 / 出ばやし一代 / 中年 / 雪のめぐりあい
  • 『貞女の日記』中央公論社 1971年 のち文庫
    • 収録作品:武門の意気地 / うるさがた / 女と女房 / 貞女の日記 / 縁の切れ目 / 正義の味方 / たのしきわが家
  • 『もと夫婦』講談社 1971年 のち文庫
    • 収録作品:もと夫婦 / 求婚 / あじさい娘 / あめりか・じゃがたら文 / 金蒔絵の雲 / 蒸発旅行 / 暗い花 / 首くくり上人 / 壇の浦
  • 『あかん男』読売新聞社 1971年 のち角川文庫
    • 収録作品:あかん男 / プレハブ・パーティ / ことづて / へらへら / さびしがりや / 狸と霊感 / かげろうの女
  • 『おせいさんの落語』筑摩書房 1974年 のち角川文庫、ちくま文庫
    • 収録作品:貸ホーム屋 / 愛のロボット / ツチノコ女房 / いまどきの年寄り / すずめ女房 / 草ひき / 鬼神 / 新・モモタロー / 一寸法師とお姫さま / 舌切婆 / ずくずく
  • 『中年の眼にも涙』文藝春秋 1974年 のち文庫
    • 収録作品:中年の眼にも涙 / 外づら内づら / おちょろ舟 / ああ紅の血は燃ゆる / 中年ざかり / 花の中年 / 廃村
  • 『無常ソング - 小説・冠婚葬祭』講談社 1974年 のち文庫
    • 収録作品:略式結婚 / 無常ソング / 赤ちゃん狼 / 正月からくり / いいたい放題 / 嘆きの仲人 / 子を作る法
  • 『ほとけの心は妻ごころ』実業之日本社 1974年 のち角川文庫
    • 収録作品:もう長うない / かんこま / 美男と野獣 / オシドリ / 気になる男 / 復古調亭主 / 坂の家の奥さん / まぶたの姑 / クワタサンとマリ
  • 『うたかた』講談社 1975年 のち文庫
    • 収録作品:うたかた / 大阪の水 / 虹 / 突然の到着 / 私の愛したマリリン・モンロウ
  • 『愛の風見鶏』大和出版販売 1975年 のち集英社文庫
    • 収録作品:愛の手紙 / 蝶のような女 / キイ・パーティ / トモ子の初恋 / 借りたヘアドレス / 麻美子の出発 / 加奈子の失敗 / 妻のある男 / 恋の組合わせ / 心がわり / 狂ったスケジュール / フランス人の青年 / にえきらない男 / エレベーターの恋 / めぐりあい / 再会 / 晴着 / 婚約 / わかれ
  • 『妾宅・本宅 - 小説・人生相談』講談社 1976年 のち文庫
    • 収録作品:天からふんどし / こわいおとな / どこがわるい / 六十の手習い / 一身上の都合 / 浮気のすすめ / 妾宅・本宅
  • 『秋のわかれ』ポプラ社文庫 1977年 のち角川文庫
    • 収録作品:秋のわかれ / 私の姉ちゃん / ぼくの心は風船玉 / 姉妹は他人のはじまり
  • 『鬼の女房』角川書店 1977年 のち文庫
    • 収録作品:鬼の女房 / 鬼の語らい / 水に溶ける鬼 / 樹の上の鬼 / 鬼の歌よみ / 恋やつれの鬼
  • 『世間知らず』講談社 1977年 のち文庫
    • 収録作品:比翼 / 世間知らず / 鉄の規律 / 老嬢日記 / 独身ぶとり / わが敵
  • 『人間ぎらい』新潮社 1978年 のち文庫
    • 収録作品:壺坂 / 紐 / ムジナ鍋 / 夢野町はるあき / ねじり飴 / どさくさまぎれ / ツチノコをたべる / 人間ぎらい / 達人大勝負
  • 『三十すぎのぼたん雪』実業之日本社 1978年 のち新潮文庫
    • 収録作品:いま何時? / ちびんこにへらんこ / るみ子の部屋 / 母と恋人 / ぎっちょんちょん / おやすみ / 三十すぎのぼたん雪 / 風穴 / 偕老同穴
  • 『孤独な夜のココア』新潮社 1978年 のち文庫
    • 収録作品:春つげ鳥 / りちぎな恋人 / 雨の降ってた残業の夜 / エープリルフール / 春と男のチョッキ / おそすぎますか? / ひなげしの家 / 愛の罐詰 / ちさという女 / 石のアイツ / 怒りんぼ / 中京区・押小路上ル
  • 『男の城』講談社 1979年 のち文庫
    • 収録作品:ぼてれん / ミルクと庖丁 / 天井の男 / 酒と女房 / 花の記憶喪失 / 女運長久 / 男の城
  • 『オムライスはお好き?』光文社 1980年 のち集英社文庫
    • 収録作品:かたつむり / 結婚しない男 / わすれ貝 / ノコギリ足 / 渡り鳥おやじ / 種貸さん / オムライスはお好き?
  • 『おんな商売』講談社 1981年 のち文庫
    • 収録作品:おんな商売 / お七夜 / 三人家族 / 祝い屁 / 野茶坊 / 神をにくんで人をにくまず / コンニャク八兵衛 / 犬女房 / 宝くらべ
  • 『はじめに慈悲ありき』文藝春秋 1984 のち文庫
    • 収録作品:夢とぼとぼ / 神サマの肩叩き / 切る / 幽難 / 九官婆 / 無芸大食 / はじめに慈悲ありき
  • 『宮本武蔵をくどく法』講談社 1985年 のち文庫
    • 収録作品:女流作家をくどく法 / ツナギの男をくどく法 / 忍びの者をくどく法 / 女探偵をくどく法 / 鞍馬天狗をくどく法 / 家つき男をくどく法 / 女闘士をくどく法 / 宮本武蔵をくどく法 / 年下男をくどく法 / タカラジェンヌをくどく法 / 二十五の女をくどく法 / 女帝をくどく法
  • ジョゼと虎と魚たち』角川書店 1985年 のち文庫
  • 『嫌妻権』光文社 1986年 のち文庫、ちくま文庫
    • 収録作品:嫌妻権について / 刺身はタマリで / おすすめ気晴らし / ボケの花 / ルンルン離婚 / たそがれの天神ひげ / たすかる関係
  • 『春情蛸の足』講談社 1987年 のち文庫、ちくま文庫
    • 収録作品:春情蛸の足 / 慕情きつねうどん / 人情すきやき譚 / お好み焼き無情 / 薄情くじら / たこやき多情 / 当世てっちり事情 / 味噌と同情
  • 『私本・いそっぷ物語 - おせいさんのイソップ噺』講談社 1988年 のち「私本・イソップ物語」文庫
    • 収録作品:狐がキマらないことについて / 犬の高潔なる品性の害について / 狼、すべてこの世は段取りと恰好つけであると悟ることについて / 動物村の新人類について / 狼、底には底がないと知ることについて / 狐、はじめて考えこむことについて / 獅子、女の沽券を考えることについて / 狼、楽して儲けようと思うことについて / 狼の所有する「無」について / 狼、ゼウスと対話することについて / 象、動物村の文化水準を上げることについて / 狼、女の洞察力を考えることについて / 狼、ペットを持って発見したことについて / キリンの自殺騒ぎについて / 狼、大僧正となることについて / 動物村の人間汚染公害について
  • 『ブス愚痴録』文藝春秋 1989年 のち文庫
    • 収録作品:泣き上戸の天女 / ブス愚痴録 / 開き直り / 忠女ハチ公 / 波の上の自転車 / 日本常民パーティ事情 / 恋捨人 / よごれ猫 / あんたが大将―日本女性解放小史
  • 『うつつを抜かして - オトナの関係 -』文藝春秋 1989年 のち文庫
    • 収録作品:すんだこと / うつつを抜かして / 制限速度 / 宇宙人のイモ / ついふらふらと / おとこ商売 / デボチン / 二階のおっちゃん
  • 『不倫は家庭の常備薬』講談社 1989年 のち文庫
    • 収録作品:フリンは家庭の常備薬 / 隣の奥さん / 手づくり不倫 / JISマーク不倫 / 正しいよそ見の仕方 / 不倫をすくすく育てる方法 / 好きでんねん
  • 『結婚ぎらい』光文社 1989年 のち文庫
    • 収録作品:オカルトぎらい / 結婚ぎらい / 人妻ぎらい / 家庭ぎらい / 処女ぎらい / 魚ぎらい / サムライぎらい
  • 『薔薇の雨』中央公論社 1989年 のち文庫、新潮文庫
    • 収録作品:鼠の浄土 / お手紙下さい / 良妻の害について / 君や来し / 薔薇の雨
  • 『どこ吹く風 - 男と女の新フレンド事情 -』実業之日本社 1989年 のち集英社文庫
    • 収録作品:事務引きつぎの巻 / 「不倫はパス」の巻 / 友を背にしての巻 / 恋と忍術の巻 / 家庭地獄の巻 / 予期せぬトラブルの巻 / 金属疲労の巻 / どこ吹く風の巻
  • 『夢のように日は過ぎて』新潮社 1990年 のち文庫
    • 収録作品:深追いして / 夢のように日は過ぎて / かしこすぎて / 恋の掛金はずれて / フィフティ・フィフティして / 手ぶらで愛して / うしろめたくて
  • 『よかった、会えて ユーモア小説集』実業之日本社 1992年 のち集英社文庫
    • 収録作品:よかった、会えて / 火筒のひびき遠ざかる / 正しい愛想のつかしかた / はじめまして、お父さん / 田舎の薔薇 / コテコテのあほ / 山歌村笛譜
  • 『金魚のうろこ』集英社 1992年 のち文庫
    • 収録作品:金魚のうろこ / 見さかいもなく / 魚座少年 / ぬるっ / やさしくしないで / カクテルのチェリーの味は / 愛のそば
  • 『愛のレンタル』文藝春秋 1993年 のち文庫
    • 収録作品:愛の周り / そういう訳にもいかへん / うずうず / このへんで… / ハートにたこ焼き / ラストオーダー
  • 『週末の鬱金香(チューリップ)』中央公論社 1994年 のち文庫
    • 収録作品:冬の音匣 / 夜の香雪蘭 / 卯月鳥のゆくえ / 篝火草の窓 / 雨の草珊瑚 / 週末の鬱金香
  • 『夢渦巻』集英社 1994年 のち文庫
    • 収録作品:夢笛 / 夢吟醸 / 夢煙突(チムニー) / 夢渦巻 / 夢すみれ / 夢雁
  • 『ずぼら』光文社 1995年 のち文庫
    • 収録作品:ずぼら / 鬼が餅つく / りんりん / 四人め / ベッドと家霊 / 古文の犬
  • 『薄荷草の恋』講談社 1995年 のち文庫
    • 収録作品:百合と腹巻 / そらあかん / 食いにげ / 卵に目鼻 / デートのメニュー / 追いかけて / いわしのてんぷら / 薄荷草の恋
  • 『お聖さんの短篇 男と女』角川書店 1997年
    • 収録作品:本来さん / ほどらい / 舌ざわり / 百合と腹巻 / 薄荷草の恋 / 夢渦巻 / 古文の犬 / 鬼が餅つく / 愛の周り / このへんで… / ラストオーダー / 篝火草の窓 / 週末の鬱金香
  • 『恋する罪びと』PHP研究所 2000年 のち文庫
    • 収録作品:つくも髪 / ゆらぐ玉の緒 / 焦がれる舎人 / お通純情 / 露とこたえて / 黒骨の扇 / 銀盆に黄金橘 / 月冴の妻 / 天の沼琴 / 美しい女武者 / 恋は式部の昔から / 忍ぶれど / 定家かずら / 恋する罪びと / 霧立ちわたる / 小春とおさん / 巨人の恋 / あかざりし昔 / 山へよする / 我が恋は行雲のうはの空 / 死の恋 / 不知火の恋 / 恋という真珠
  • 『ほどらいの恋 お聖さんの短篇』角川文庫 2000年
    • 収録作品:本来さん / ほどらいの恋 / 舌ざわり / 古文の犬 / 鬼が餅つく / 愛の周り / このへんで… / ラストオーダー / 篝火草の窓 / 週末の鬱金香

随筆・日記

  • 『女の目くじら』実業之日本社 1972年 のち角川文庫
  • カモカ・シリーズ(文藝春秋)
    • 『女の長風呂』1973年 のち文庫
    • 『続・女の長風呂』1974年 のち文庫
    • 『イブのおくれ毛』1975年 のち文庫
    • 『続・イブのおくれ毛』1976年 のち文庫
    • 『ああカモカのおっちゃん』Ⅰ・Ⅱ 1977年 のち文庫
    • 『カモカのおっちゃん興味しんしん』Ⅰ・Ⅱ 1978年-1979年
    • 『芋たこ長電話』1980年 のち文庫
    • 『女の居酒屋』1981年 のち文庫
    • 『女の口髭』1983年 のち文庫
    • 『女の幕ノ内弁当』1984年 のち文庫
    • 『女の中年かるた』1985年 のち文庫
    • 『浪花ままごと』1986年 のち文庫
    • 『女のとおせんぼ』1987年 のち文庫
  • 『言うたらなんやけど』筑摩書房 1973年 のち角川文庫
  • 『女が愛に生きるとき』講談社 1973年 のち文庫
  • 『籠にりんご テーブルにお茶…』主婦の友社 1975年 のち角川文庫
  • 『ラーメン煮えたもご存じない』新潮社 1977年 のち文庫
  • 『男はころり女はごろり』青春出版社 1977年 のち文春文庫
  • 『おセイさんのほろ酔い対談』講談社 1977年 のち文庫
  • 『人物日本の女性史』(共著)集英社、1977年『炎の女たち わたしの日本女性史』集英社文庫 1984年
  • 欲しがりません勝つまでは 私の終戦まで』ポプラ社(のびのび人生論) 1977年 のち新潮文庫、ポプラ文庫
  • 『大阪弁ちゃらんぽらん』筑摩書房 1978年 のち中公文庫
  • 『おせいカモカの対談集』海竜社 1981年 のち新潮文庫
  • 『歳月切符』筑摩書房 1982年 のち集英社文庫
  • 『苦味を少々 399のアフォリズム』文化出版局 1982年 のち集英社文庫
  • 『いっしょにお茶を』角川書店 1983年 のち文庫
  • 『夢の菓子をたべて - わが愛の宝塚』講談社 1983年 のち文庫
  • 『おせいさんの団子鼻』講談社 1984年 のち文庫
  • 『大阪弁おもしろ草子』講談社現代新書 1985年
  • 『死なないで』筑摩書房 1985年 のち文庫
  • 『川柳でんでん太鼓』講談社 1985年 のち文庫
  • 『星を撒く』角川書店 1986年 のち文庫
  • 『ほのかに白粉の匂い - 新・女が愛に生きるとき』講談社 1986年 のち文庫
  • 『猫なで日記 私の創作ノート』集英社 1987年 のち文庫
  • 『ぼちぼち草子』岩波書店 1988年 のち講談社文庫
  • 『性分でんねん』筑摩書房 1989年 のち文庫
  • 『天窓に雀のあしあと』中央公論社 1990年 のち文庫
  • 『乗り換えの多い旅』暮しの手帖社 1992年 のち集英社文庫
  • 『ほととぎすを待ちながら - 好きな本とのめぐりあい -』中央公論社 1992年 のち文庫
  • 『ウキウキした気分』大和書房 1994年 のちハルキ文庫
  • 『かるく一杯』筑摩書房 1995年 のち文庫
  • 『ベスト・オブ・女の長風呂』全3 文藝春秋 1995年
  • 『手のなかの虹 私の身辺愛玩』文化出版局 1996年
  • 『ナンギやけれど… わたしの震災記』集英社 1996年 のち文庫
  • 『楽天少女通ります 私の履歴書』日本経済新聞社 1998年 のちハルキ文庫
  • 『セピア色の映画館』文化出版局 1999年 のち集英社文庫
  • 『楽老抄 ゆめのしずく』集英社 1999年 のち文庫
    • 『楽老抄 2(あめんぼに夕立)』集英社 2007年 のち文庫
    • 『楽老抄 3(ふわふわ玉人生)』集英社 2008年 のち文庫
    • 『楽老抄 4 (そのときはそのとき)』集英社 2009年
  • 『iめぇ〜る』世界文化社 2002年
  • 『小町・中町浮世をゆく』実業之日本社 2000年 のちちくま文庫
  • 『人生の甘美なしたたり』角川文庫 2002年
  • 『夢の櫂こぎどんぶらこ』集英社 2002年 のち文庫
  • 『女のおっさん箴言集』PHP研究所 2003年 のち文庫
  • 『人生は、だましだまし』角川書店 2003年 のち文庫
  • 『なにわの夕なぎ』朝日新聞社 2003年 のち文庫
  • 『残花亭日歴』角川書店 2004年 のち文庫
  • 『田辺写真館が見た"昭和"』文藝春秋 2005年 のち文庫
  • 『おせい&カモカの昭和愛惜』文春新書 2006年
  • 『ひよこのひとりごと 残るたのしみ』中央公論新社 2006年 のち文庫
  • 『まいにち薔薇いろ 田辺聖子A to Z』『田辺聖子全集』編集室編 集英社 2006年
  • 『愛を謳う』集英社文庫(エッセイ集)2008年
  • 『田辺聖子の人生あまから川柳』 2008年 集英社新書
  • 『上機嫌な言葉366日』海竜社 2009年
    • 『老いてこそ上機嫌』海竜社 2010年
    • 『上機嫌の才能』海竜社 2011年
  • 『一生、女の子』講談社 2011年
  • 『われにやさしき人多かりき わたしの文学人生』集英社 2011年
  • 『田辺聖子 十八歳の日の記録』文藝春秋 2021年

古典翻訳・翻案

  • 舞え舞え蝸牛 新・落窪物語』文藝春秋 1977年 のち文庫
  • 新源氏物語』新潮社 1978年-1979年 のち文庫
  • 『絵草紙源氏物語』岡田嘉夫絵 角川書店 1979年 のち文庫
  • 『おちくぼ姫 落窪物語』岡田嘉夫絵 平凡社名作文庫 1979年 のち角川文庫
  • 『私本・源氏物語』実業之日本社 1980年 のち文春文庫
  • 『竹取物語・伊勢物語』学習研究社・日本の古典ノベルス 1982年 のち集英社文庫
  • 『春のめざめは紫の巻 新・私本源氏』実業之日本社 1983年 のち集英社文庫
  • 『むかし・あけぼの 小説枕草子』角川書店 1983年 のち文庫
  • 『田辺聖子の小倉百人一首』岡田嘉夫絵 角川書店 1986年 のち文庫
  • 『田辺聖子の古事記』集英社・わたしの古典 1986年 のち文庫
  • 『恋のからたち垣の巻 異本源氏物語』実業之日本社 1987年 のち集英社文庫
  • 『ときがたりデカメロン』講談社文庫、1987年
  • 『霧ふかき宇治の恋 新源氏物語』新潮社1990年 のち文庫
  • 『今昔物語絵双紙』岡田嘉夫絵 角川書店 1990年 のち文庫「今昔まんだら」
  • 『源氏たまゆら』岡田嘉夫絵 講談社 1991年
  • 『うたかた絵双紙 古典まんだら』岡田嘉夫絵 文化出版局 1993年
  • とりかえばや物語』(1993年、講談社、少年少女古典文学館 8)(21世紀版 少年少女古典文学館、2009年)のち文春文庫

古典随筆

  • 『文車日記 私の古典散歩』新潮社 1974年 のち文庫
  • 『小町盛衰抄 歴史散歩私記』文藝春秋 1975年 のち文庫
  • 『古川柳おちぼひろい』講談社 1976年 のち文庫
  • 『源氏紙風船』新潮社 1981年 のち文庫
  • 『田辺聖子と読む蜻蛉日記』創元社 1988年 「蜻蛉日記をご一緒に」講談社文庫
  • 『おくのほそ道 古典の旅』講談社 1989年 のち文庫「「おくのほそ道」を旅しよう」
  • 『『源氏物語』の男たち ミスター・ゲンジの生活と意見』岩波書店 1990年 のち講談社文庫、岩波現代文庫
  • 東海道中膝栗毛 古典の旅』講談社 1990年 のち文庫
  • 『『源氏物語』男の世界』岩波書店 1991年 のち講談社文庫
  • 『花はらはら人ちりぢり 私の古典摘み草』長谷川青澄画 角川書店 1993年 のち文庫
  • 『古典の文箱』世界文化社 1999年
  • 『田辺聖子の源氏がたり』新潮社 2000年 のち文庫
  • 『武玉川・とくとく清水 古川柳の世界』岩波新書 2002年
  • 『姥ざかり花の旅笠 小田宅子の「東路日記」』集英社 2001年 のち文庫
  • 『田辺聖子の古典まんだら』新潮社 2011年
  • 『続・田辺聖子の古典まんだら (一葉、晶子、芙美子)』新潮社 2013年

評伝

  • 『千すじの黒髪 - わが愛の与謝野晶子』文藝春秋 1972年 のち文庫
  • 『花衣ぬぐやまつわる…-わが愛の杉田久女』集英社 1987年 のち文庫
  • 『道頓堀の雨に別れて以来なり 川柳作家・岸本水府とその時代』中央公論社 1998年 のち文庫
  • 『ゆめはるか吉屋信子 秋灯机の上の幾山河』朝日新聞社 1999年 のち文庫
  • 『一葉の恋』世界文化社 2004年

紀行

  • 『ヨーロッパ横丁たべあるき』日本交通公社出版事業局 1979年 のち文春文庫
  • 『ほっこりぽくぽく上方さんぽ』文藝春秋 1999年 のち文庫

共編著

  • 『男の結び目』佐藤愛子共著 大和書房、1975年 のち集英社文庫
  • 『おんながつづるおんなのくらし』全7巻 中山あい子共編 筑摩書房 1979年-1980年
  • 『花源氏物語』相馬大共著 浅野喜市写真 光村推古書院 1980年
  • 『お聖千夏の往復書簡』中山千夏共著 話の特集、1980年 のち集英社文庫
  • 『ヒトみな神の主食 食の文化誌講義』石毛直道対談 朝日出版社 Lecture books 1981年
  • 『花まんだら京都』相馬大共著 浅野喜市写真 光村推古書院 1984年
  • 『古典の森へ 田辺聖子の誘う』工藤直子共著 集英社 1988年 のち文庫
  • 『乾杯!女と男 聖子・新子の幸福論』時実新子共著 PHP研究所 1997年
  • 『源氏・拾花春秋 源氏物語をいける』桑原仙溪共著 文英堂 1998年 のち文春文庫
  • 『小説一途 ふたりの「源氏物語」』瀬戸内寂聴共著 角川学芸出版 2010年

作品集

  • 『田辺聖子長篇全集』全18巻 文藝春秋 1981年-1982年
  1. 『花狩 / 感傷旅行 / 私の大阪八景』 1981年 解説 - 野坂昭如
  2. 『求婚旅行(上)』 1981年
  3. 『求婚旅行(下)』 1981年 解説 - 虫明亜呂無
  4. 『猫も杓子も / 女の食卓』 1982年 解説 - 小松左京
  5. 『夕ごはんたべた?』 1982年 解説 - 長部日出雄
  6. 『すべってころんで / 休暇は終った』 1982年 解説 - 吉行理恵
  7. 『言い寄る / 私的生活』 1982年 解説 - 阿部牧郎
  8. 『隼別王子の叛乱 / 文車日記―私の古典散歩』 1982年 解説 - 清水好子
  9. 『おせいさんの落語 / お聖どん・アドベンチャー / 私本・源氏物語』 1982年 解説 - 筒井康隆
  10. 『千すじの黒髪 わが愛の与謝野晶子 / 鬼の女房』 1982年 解説 - 落合恵子
  11. 『舞え舞え蝸牛 新・落窪物語 / 小町盛衰抄 歴史散歩私記』 1982年 解説 - 眉村卓
  12. 『夜あけのさよなら / 魚は水に 女は家に』 1982年 解説 - 三国一朗
  13. 『女の日時計 / 愛の幻滅』 1982年 解説 - 中山あい子
  14. 『浜辺先生 町を行く / スヌー物語 浜辺先生ぶーらぶら』 1982年 解説 - 鴨居羊子
  15. 『窓を開けますか? / 日毎の美女 新・醜女の日記』 1982年 解説 - 高橋章子
  16. 『中年ちゃらんぽらん / 蝶花嬉遊図』 1982年 解説 - 藤本義一
  17. 『ダンスと空想』 1981年 解説 - 中山千夏
  18. 『しんこ細工の猿や雉 / 朝ごはんぬき?』 1981年 解説 - 沢木耕太郎
  • 『田辺聖子珠玉短篇集』全6巻 角川書店 1993年 全巻解説 - 池内紀
  • 『田辺聖子全集』全24巻 集英社 2004年-2006年
  • 『Tanabe Seiko Collection』ポプラ文庫(全8巻、2008年 - 2010年) - 各巻作者インタビューを収録
  1. 『百合と腹巻』 2008年
    収録作品:四人め / 母と恋人 / 大阪無宿 / 百合と腹巻 / 薔薇の雨
  2. 『おそすぎますか?』 2008年
    収録作品:夢とぼとぼ / あんたが大将 / おそすぎますか? / ぎっちょんちょん / 友を背にして
  3. 『感傷旅行』 2009年
    収録作品:恋の棺 / いま何時? / 田舎の薔薇 / 感傷旅行 / 「旅」は小説の強い力
  4. 『お茶が熱くてのめません』 2009年
    収録作品: お茶が熱くてのめません / もと夫婦 / 下町 / よかった、会えて / 夢のように日は過ぎて
  5. 『うすうす知ってた』 2009年
    収録作品:うすうす知ってた / 色気もへちまも / 君や来し / グイチグイチ / クワタサンとマリ
  6. 『無芸大食』 2009年
    収録作品:いわしのてんぷら / うつつを抜かして / オムライスはお好き? / 無芸大食 / はじめに慈悲ありき
  7. 『鼠の浄土』 2009年
    収録作品:当世てっちり事情 / 鼠の浄土 / 種貸さん / びっくりハウス / 書き屋一代 / 神様は意地悪じゃない
  8. 『お手紙下さい』 2010年
    収録作品:週末の鬱金香 / このへんで… / 篝火草の窓 / へらへら / お手紙下さい

演じた俳優


  1. ^ a b 『官報』第50号12ページ 令和元年7月16日号
  2. ^ 作家の田辺聖子さん死去 91歳 文化勲章受章,朝日新聞デジタル,2019年6月10日
  3. ^ 『私の父、私の母』中央公論社、1994年、113-120頁
  4. ^ 田辺聖子『出身県別 現代人物事典 西日本版』p919 サン・データ・システム 1980年
  5. ^ 作家の故田辺聖子氏に従三位 - 時事ドットコム 2019年7月2日
  6. ^ 連載時のタイトルは「女の長風呂」「イブのおくれ毛」「ああカモカのおっちゃん」「カモカのおっちゃん興味しんしん」「芋たこ長電話」「女の口髭」「女の幕ノ内弁当」「浪花ままごと」。『田辺聖子全集』第9巻(集英社、2005年)にそのうち150編が収録されている。
  7. ^ 「女の長風呂」第2回(1971年11月1日)に初登場。
  8. ^ 「[時代を開いた女性たち]田辺聖子さん(2) 『おっちゃん』」読売新聞2001年10月3日朝刊17頁。高橋は「ああカモカのおっちゃん」(1975年10月9日号より連載)以降、田辺の随筆にイラストを描き続けた。
  9. ^ 週刊文春1977年8月25日号、1984年8月30日号など。
  10. ^ ことば蔵 あす開館/伊丹市の新図書館朝日新聞、2012年6月30日)
  11. ^ 隼別王子の叛乱』:1978年8月月組公演;阿古健/脚本・演出、『舞え舞え蝸牛』:1979年11月花組公演;阿古健/脚本・演出、『新源氏物語』:1981年1月月組公演(初演)、1989年5月月組公演(再演);柴田侑宏/脚本・演出、2015年10月花組公演(再演);柴田侑宏/脚本・大野拓史/演出
  12. ^ 朝日賞 2001-2018年度”. 朝日新聞社. 2023年1月6日閲覧。


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