田中裕二 (お笑い芸人)
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競馬
- 大の競馬ファンでも有名で過去にも『うまなりクン』にレギュラー出演し、フジテレビ『トリビュート』にも日本ダービー特集などに出演した。好きな馬は、オグリキャップとグラスワンダー、スペシャルウィーク、ミホノブルボン。1998年の有馬記念が印象に残る。
- 2003年、『FNS27時間テレビみんなのうた』は宝塚記念を同番組内で中継した。その時にはみのもんた、爆笑問題、高島彩が司会をした。「爆笑田中が選ぶ名レース」と題しレースを紹介した。1位は1998年の有馬記念である。このレースは自ら馬券を当てたレースでもあった。
- 2005年11月から東京スポーツでJRA中央競馬予想コラム『爆笑問題田中裕二の爆勝予想』を連載している。連載初回に予想馬券を当て、東京スポーツの1面を飾った。2005年以前には、太田と共に日刊スポーツで不定期に予想を掲載しており、1面を飾ったことがある。
- 『爆笑問題田中裕二の爆勝予想』では、真面目な予想が多いものの、時折時事的な話題を絡めたサイン馬券を披露することがある。サイン馬券による的中も少なくない(具体例はサイン理論#田中裕二(爆笑問題)のサイン予想を参照)。
- ちなみに太田の予想は、その多くが自分の好きなもの・名前になぞらえたサイン馬券であった。例えば、1999年の桜花賞では、太田が好きな作家のトルーマン・カポーティになぞらえ、カポウティを父に持つフォルナリーナを本命にしたが18着(最下位)に終わった。対抗もカポーティの代表作『ティファニーで朝食を』からステファニーチャンを推したが17着であり、完全に逆的中となった。
- 2007年6月30日2回福島5日目第7レースの馬券をPATで購入し、馬連83,570円(購入額1,000円)と3連複119,000円(購入額500円)を的中させ、計1,430,700円の払戻(口座振込)を受けた。2007年に前述コラムで第43回新潟記念の予想を的中させた(トウショウヴォイス3連単軸1頭マルチ)。実際に馬券もPATで購入しており、3連単277,430円(購入額200円)を的中させ、計554,860円の払戻(口座振込)を受けた。
- 一方で『日曜サンデー』の競馬コーナー「田中裕二のサンデー競馬小僧」では、馬連限定で「穴狙い」の予想を行っているが、当たったのは番組開始当初の2008年4月13日のみでその後は4年以上まったく当たらず、2012年4月1日に行われた第44回ダービー卿チャレンジトロフィーにおいて200連敗を達成した[注 11]。しかし、2013年11月3日に行われた第51回アルゼンチン共和国杯において、単勝7番人気のアスカクリチャンを本命として予想した馬券が的中し、長い連敗記録に終止符を打った。
- 2021年9月、以前から競馬予想記事を執筆してきた東京スポーツ新聞社が運営する競馬の会員制ウェブサイト「東スポ競馬」の開設に伴い、東スポから「東スポ競馬客員編集長」[42]を委嘱された。
第67回皐月賞大万馬券的中騒動
- 2007年、前述コラムの第67回皐月賞予想で7番人気のヴィクトリーに本命印を打ち、予想を的中させた。実際に馬券も購入しており、馬連94,630円(購入額5,000円)と3連単1,623,250円(購入額200円)を的中させ、計7,978,000円を手にした。
- 2007年4月17日の記者会見(同年4月18日『日刊スポーツ』27面等掲載)にて数々のエピソードが語られた。
- 田中の買い方として、GIはいつも2万円分位しか買わないが、この日別のレースでも万馬券を当ててゆとりがあったため、いつもより増額して買った(計43,000円分)とのこと。別レースでの万馬券的中後、フジテレビアナウンサーの福原直英に報告の電話を入れている(『めざましテレビ』で福原本人も発言)。
- 皐月賞は友人数人とウインズ渋谷近くの飲食店でテレビ観戦(当日太田は仕事で原稿書きとテレビ番組収録があった)。
- レース後、即換金。的中馬券は携帯電話で記念撮影はしてあるが、コピーは行っていない。換金は田中の安全を考え、実際に行ったのは一緒に観戦した中の1人(田中の友人の友人)であった。
- 小遣い(祝儀)として一緒にいた友人数人には1人2万円、事務所の仲間やスタッフには1人10万円(計20人)を渡した。ただし全員分すぐには行き渡らなかったようで、『ラジかるッ』(日本テレビ系、2007年4月18日)で山中秀樹が、『カンニング竹山 生はダメラジオ』(TBSラジオ、同年4月19日)で長井秀和が、その放送時点では共々「もらっていない」と発言していた(その後きちんと行き渡った)。
- その後うなぎ屋にて食事をした(放送内で「もうしばらくうなぎは食べたくない」と語る)。
- 乗ったタクシーの運転手が競馬好きで今回の皐月賞などについて話す。降りる際、ご祝儀として「釣りは要らない」と言って運転手に1万円を渡した。ただ太田には「それじゃ普通の“釣りはいらない”と変わんねーだろ」と突っ込まれていた。後日放送の『検索ちゃん』(放送日は後述)でも同様の話をする。
- 自身はこれらの事柄は話したい性分であるが、勝手にそうすると誰かに迷惑が掛かる可能性もあり得ると、田中は事務所の社長である太田光代に確認の電話を入れたが、なかなか繋がらず、その確認が済むまで太田に「黙っていてくれ」と口止めした。しかし太田は仕事で一緒になった明石家さんまにすぐに話した(ただし、さんまは自分の馬券を気にするだけであった)。
- 税理士に税金(一時所得による所得税)の相談をしたが、その時は「半分位は覚悟してくれ」と言われた。
- 出費予定が多いため「赤字になりそう」や「残っているうちに自転車でも買おうかと」と発言。
- 2007年4月20日の『検索ちゃん』にて、「買い物をした際には全部領収書をもらっていたが(以前の同放送にて)、今は安い金額の時は領収書をもらっていない」ことをクイズのネタにされた。
- 『検索ちゃん』では、当たった瞬間のリアクションを再現する件があり、度々披露している。
注釈
- ^ 「ウーチャカ」とは最初のあだ名「裕くん」から子音を取って「ウー君」となり、「ウー君」がパンを食べているところを見た友達が「ウー君」がパンを食べているから「ウーパン」と呼んだことによって「ウーパン」に変化し、最終的に「ウーチャカ」に定着したとされる。
- ^ 2023年4月10日放送分のフジテレビ『ネプリーグSP』に出演した際、月9ドラマ『風間公親-教場0-』チームとして出演した元SMAPの木村拓哉から「ウーチャカ」と呼ばれている。
- ^ しかし表彰式は極少数で行われたため当時の在校生の間でも「ミスター井草=田中」の認識度は低く、太田が当時の在校生にそれを質問しても「知らない」と答える人ばかりだった。
- ^ ちなみに田中は早生まれで太田より1学年上になるが、一浪したため太田とは同級生となった。
- ^ 2月2日の放送では、茨城県の結婚式場を見学するロケに行き、当時、番組アシスタントで、ウエディングドレス姿の山口もえとツーショット写真を撮った。この模様は、2015年10月5日放送のスッキリ!!で流された[8]。
- ^ 詳細については離婚後300日問題を参照のこと。
- ^ この日は、事務所の後輩・ウエストランド、翌週は、日本エレキテル連合とツインタワーが代役を務めた。ウエストランドは告知でエンディングの5分程度の出演予定だったが、急遽、丸々2時間出演することになった。
- ^ そのため、かつては「平成のビートきよし」の名を持っていた。
- ^ 場所はミニストップ南阿佐ヶ谷店。田中が働いていた頃の店舗は2017年にビル建て替えのため一時閉店し、3年後の2020年6月1日に新しい店舗として再開。
- ^ このことを山口もえは、田中との食事の後、このWikipediaで調べて知った[38]。
- ^ このコーナーでは太田(単勝)や江藤愛(複勝)らアシスタントも予想するが、その予想はたびたび当たっている。
- ^ 『爆笑問題カーボーイ』で、親戚ではあるが面識がないためどのような人物であるのか分からず、年齢は自分より上という事しか知らない、と語る。
- ^ 2000年4月から2012年3月までは太田とともに水曜レギュラーで出演していた。
出典
- ^ “出川哲朗のプロフィールに爆問田中、ナイナイ岡村総ツッコミ『嘘ついてるじゃん!』”. ザテレビジョン (KADOKAWA). (2018年12月23日) 2018年12月24日閲覧。
- ^ a b c d e f g 週刊文春 2008, p. 90.
- ^ “吉田豪インタビュー企画:爆笑問題・太田光「逆に言うと、いまネットがなくなったら俺は生きていけない」(2)”. デイリーニュースオンライン (2015年5月26日). 2017年1月9日閲覧。
- ^ “爆問・田中 生島ヒロシにあこがれアナ目指していた”. スポーツニッポン (2014年11月2日). 2014年11月6日閲覧。
- ^ 月刊ラジオパラダイス 1990年5月号 p.9「春の新番組大特集 '90年度のLFの顔は爆笑問題」
- ^ 田中裕二 『田中裕二(爆笑問題)の「ザ・ガール」』 宝島社、2009年6月、110頁。
- ^ a b c d “田中裕二(3)「自分でアクションを起こさないといけない時期かな」”. WebR25 (2010年2月4日). 2015年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年11月6日閲覧。
- ^ “スッキリ!! 2015年10月5日放送回”. gooテレビ (2015年10月5日). 2017年1月9日閲覧。
- ^ 父にさえ伏せた「がん」も自虐ネタで笑いに 爆笑問題・田中が語る優しくない漫才(Yahoo!ニュース、2020年4月4日)
- ^ 田中 前妻は離婚前に別男性の子を妊娠
- ^ 田中裕二 元妻と柴田英嗣の不倫説を否定「信じてるバカがいっぱいいる」
- ^ “爆笑問題の田中さんが入院 肝機能障害 - 47NEWS(よんななニュース)”. 47NEWS. (2012年11月14日). オリジナルの2015年10月6日時点におけるアーカイブ。
- ^ 爆問田中、復帰会見も退院日未定「キス心当たりない」 12月に太田も一緒にのど手術 - ORICON STYLE 2012年11月22日
- ^ W手術の爆笑問題、23日サンジャポでW復帰 手術の順番は「田中が先、直後に太田」 - ORICON STYLE 2012年12月08日
- ^ “田中裕二&山口もえ再婚報道 太田光代社長「なんの騒ぎじゃ!誰も結婚してません!」”. ORICON NEWS (2015年7月28日). 2021年1月25日閲覧。
- ^ “爆問田中&山口もえ4日結婚!同居2カ月、「サンジャポ」で生報告へ”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2015年10月3日) 2015年10月3日閲覧。
- ^ "爆問・太田光、相方・田中に愛のイジり 結婚会見に続きおめでたも…".ORICON STYLE(2017年1月8日).2017年1月10日閲覧。
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- ^ “爆笑問題の田中裕二さん、くも膜下出血・脳梗塞で救急搬送され入院”. 毎日新聞. (2021年1月20日) 2021年1月20日閲覧。
- ^ “爆問・田中裕二、くも膜下出血・脳梗塞で入院 大事に至らず手術も必要なし「1ヶ月程度休養」”. ORICON NEWS (2021年1月20日). 2021年1月20日閲覧。
- ^ “田中裕二入院のご報告”. 株式会社タイタン (2020年1月20日). 2020年1月20日閲覧。
- ^ “爆笑問題・田中、退院発表 妻の山口もえに付き添われ自宅戻る 元気な様子で「アイスが食べたい」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2021年1月27日) 2021年1月27日閲覧。
- ^ “爆笑問題・田中裕二「サンデー・ジャポン」で1か月ぶりに仕事復帰…発症は「『ぐにゃん』と引っ張られる感じ」”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2021年2月21日) 2021年2月21日閲覧。
- ^ 爆問・田中「意外にアイツのこと好きなのよ」に相方・太田が照れ笑いスポニチアネックス 2022年3月27日配信 2023年11月19日閲覧。
- ^ 爆問・田中、謎多き素顔に周囲が困惑 密着した『情熱大陸』も「音を上げた」Sirabeeエンタメ 2023年2月25日配信 2023年11月19日閲覧。
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- ^ THEわれめDEポン番組公式サイト『THEわれめDEポン戦績表』より。
- ^ “2011年11月3日放送「爆笑問題のニッポンの教養」”. TVでた蔵 (2011年11月3日). 2014年11月6日閲覧。
- ^ “競馬の東スポ”が送る競馬情報サイト「東スポ競馬」9月24日(金)にオープン!
- ^ NHK『ファミリーヒストリー 』#170「爆笑問題 田中裕二~福岡小郡・田中一族の450年~」2020年10月26日放送
- ^ 週刊文春 2008, p. 93.
- ^ a b 2020年4月9日、『秘密のケンミンSHOW 極』
- ^ “お笑い芸人の知られざる血縁関係”. リアルライブ. フェイツ (2014年8月13日). 2014年8月18日閲覧。
- ^ a b c d e 田中裕二 - オリコンTV出演情報
- ^ “NHK音楽特番「我が心の大滝詠一」。“ロンバケ”誕生40周年に、小林旭や島津亜矢、氷川きよしらが大滝作品を。小泉今日子は大滝とデュエット”. オトカゼ (2021年3月18日). 2021年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月29日閲覧。
- ^ “「ゴジラvsコング」日本語版に芦田愛菜、田中裕二、尾上松也、田中圭、田中みな実ら”. 映画ナタリー. ナターシャ (2021年4月15日). 2021年4月15日閲覧。
- ^ 爆笑問題・田中、映画『プリキュア』最新作でゲスト声優 シリーズ初出演でフクロウ姿の大統領役,ORICON NEWS,2019年1月30日
- ^ “爆笑田中&ハライチ岩井が猫について話す「ニャンコロトーク」無料配信”. お笑いナタリー. ナターシャ (2017年10月5日). 2017年10月7日閲覧。
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