煎茶
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/08 18:44 UTC 版)
100 gあたりの栄養価 | |
---|---|
エネルギー | 8 kJ (1.9 kcal) |
0.2 g | |
0.2 g | |
ビタミン | |
リボフラビン (B2) |
(4%) 0.05 mg |
ナイアシン (B3) |
(1%) 0.2 mg |
パントテン酸 (B5) |
(1%) 0.04 mg |
ビタミンB6 |
(1%) 0.01 mg |
葉酸 (B9) |
(4%) 16 µg |
ビタミンC |
(7%) 6 mg |
ミネラル | |
ナトリウム |
(0%) 3 mg |
カリウム |
(1%) 27 mg |
カルシウム |
(0%) 3 mg |
マグネシウム |
(1%) 2 mg |
リン |
(0%) 2 mg |
鉄分 |
(2%) 0.2 mg |
銅 |
(1%) 0.01 mg |
他の成分 | |
水分 | 99.4 g |
ビオチン(B7) | 0.8 µg |
カフェイン | 0.02 g |
タンニン | 0.07 g |
浸出法:茶 10 g/90 °C 430 mL、1分 | |
| |
%はアメリカ合衆国における 成人栄養摂取目標 (RDI) の割合。 |
広義には深蒸し煎茶を含み[3]、深蒸し煎茶を含まない狭義の煎茶を区別のため普通煎茶と呼ぶ事もある[3]。
さらに広義には抹茶のような挽いて作る茶の対義語として用い[4]、玉露(高級品)と番茶(低級品)を含み[4]、これら2つの間に挟まる中級のものが通常の意味での煎茶である[4]。
煎茶は中国の同種の茶種が江戸時代前期に明から日本に伝わって発展したものである。
日本の煎茶と中国緑茶は茶葉の発酵を止める(殺青)方法が異なり、日本では蒸熱(蒸す事)により茶葉の酵素を失活させて製造するのに対し、中国では釜で炒って加熱する方法が一般に用いられる。
なお少数ではあるが日本にも釜炒り茶が存在し、釜炒り製玉緑茶がこれに相当する。
注釈
出典
- ^ 文部科学省 「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」
- ^ “煎茶と緑茶の違いとは?用語の意味を知ってお茶をさらに楽しむ”. 煎茶堂東京. 2021年6月5日閲覧。
- ^ a b c d “茶ガイド-全国茶生産団体連合会・全国茶主産府県農協連連絡協議会”. www.zennoh.or.jp. 2024年3月26日閲覧。
- ^ a b c d e f “薬草園歳時記(16)チャノキ(茶の木)と茶 2022年4月 | 大学案内 | 静岡県公立大学法人 静岡県立大学”. www.u-shizuoka-ken.ac.jp. 2024年5月7日閲覧。
- ^ “緑茶の表示基準”. 公益社団法人日本茶業中央会. p. 21. 2024年3月19日閲覧。
- ^ “緑茶の表示基準”. 公益社団法人日本茶業中央会. p. 21. 2024年3月19日閲覧。
- ^ 消費者庁 食品表示企画課 (平成27年3月(最終改正 令和3年3月17日消食表第115号)). “食品表示基準Q&A”. p. 24. 2024年3月20日閲覧。
- ^ #改訂版 日本茶のすべてがわかる本 p.57.
- ^ a b c d #橋本 p.12.
- ^ “おいしい冷茶のつくり方 4つの方法”. All About. 2017年4月24日閲覧。
- ^ a b c “Japanese Green Tea”. 農林水産省. pp. 5-6. 2024年3月19日閲覧。
- ^ “荒茶と仕上げ茶について深く知る(その1)”. 日本茶専門店の組合【東京都茶協同組合】. 2024年3月20日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z #改訂版 日本茶のすべてがわかる本 p.100-108
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