焼入れ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/04 03:55 UTC 版)
派生語
- 焼入れした刃(は)を「焼き刃(やきば)」と呼ぶ[177]。この「焼き刃」から転じて「刃(やいば)」と呼ぶ[178]。
- 俗語として、人に制裁を加える、日焼けをすることなどの意味で「焼きを入れる」と言う[179]。
歴史
アジアでは、中国の戦国時代中期から焼入れの技術が確認される[180]。
参考文献
※文献内の複数個所に亘って参照したものを示す。
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関連項目
注釈
- ^ 本記事では、日本工業規格[1]、学術用語集[3]に準じて「焼入れ」の表記で統一する
- ^ 加工品全体が焼入れ温度に達してから冷却するまでの時間を保持時間と呼ぶ場合もある[40]。
- ^ a b TTT図は、ある温度まで非常に急冷させた後に一定温度に保持し、変態の開始、進行割合、終了の時間とその一定温度の関係を示したもの[49]。CCT図は、一定速度で冷却させて、変態の開始、進行割合、終了の時間と温度の関係を示したもの[49]。実際の冷却はある速度を持っているので、CCT図の方が実際に近い[50]。ただし、等温焼入れを行う場合は、TTT図が条件設定に利用される[51]。また、連続冷却の場合でも実際の冷却は一定速度にはならないので、CCT図も実際の冷却とは異なっている[51]。このように、TTT図もCCT図も、実際の現象と離れた点を含む注意点がある。
- ^ 冷却方法ではなく、高周波焼入れのような表面焼入れなどと区別して普通焼入れとも呼ぶ
- ^ あるいは、ソルバイト組織を得る焼入焼戻しに限って調質と呼ぶ場合もある[77][79]。
- ^ 日本刀の特徴である刀身の反りは、この焼曲りによるものである[147]
出典
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