瀬戸内海 環境問題

瀬戸内海

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/20 16:27 UTC 版)

環境問題

赤潮

1970年(昭和45年)から1976年(昭和51年)にかけて赤潮の発生件数は約80件から約300件と上昇した。工場排水生活排水に汚染された瀬戸内海は一時「死の海」と呼ばれ、1973年には『瀬戸内海環境保全特別措置法』(瀬戸内法)が制定された[87]。その後徐々にではあるが減少傾向にあるものの2002年(平成14年)の発生件数は約100件が確認されている。同年の発生海域は大阪湾、紀伊水道、播磨灘の淡路島の対岸域、燧灘の愛媛県域、広島湾、防予諸島、周防灘等である。赤潮の発生に伴い養殖のハマチ、鯛、真ガキの他、天然魚介類の漁業被害が起きている。

1992年(平成4年)8月27日に環境庁告示第67号により、海水中の窒素(リン)が海洋プランクトンに対して影響を与え、著しく増殖を生ずる畏れのある海域として閉鎖性海域として指定され、赤潮を始めとして2004年(平成16年)と2005年(平成17年)には発生原因が不明の藻により底引き網漁などの漁獲に打撃を与えている。

瀬戸内海の栄養塩問題

瀬戸内海は1960年代から1970年代にかけて富栄養化による赤潮が発生しており、1973年瀬戸内海環境保全臨時措置法が制定され、2001年にはCODに加え窒素、リンの総量規制が導入された。これに伴い瀬戸内海の赤潮発生が減少するとともに海の透明度も増してきた。その一方で養殖海苔の色落ちが頻発。プランクトンを餌とするイワシやイナカゴ、それらを捕食するサワラなどの漁獲量も低迷している。これらの原因を「海が痩せた」こと、つまり栄養塩の過度な減少[87]、いわば富栄養化の逆の「貧栄養化」に求める研究者も存在する[88]。魚介類の餌となる動物プランクトンの下で基礎生産を担う藻類植物プランクトンは窒素やリンが必要なためである。ただし反論として、漁獲量減少は乱獲が主な原因であるという意見もある。瀬戸内海への栄養塩の減少や漁獲量の減少の原因になっている干潟の減少は、ダムの建設やコンクリートによる河川の整備による栄養塩や土砂の瀬戸内海への流出の減少が原因であるとも指摘されている[89]

2015年10月2日に瀬戸内海環境保全特別措置法が改正[90]され、同年2月に瀬戸内海環境保全基本計画が変更[91]され、従来の瀬戸内海の「水質を保全」する考え方から「水質を保全・管理(地域性や季節性に合わせて水質を管理)」する考え方に改め、干潟や藻場の再生を行っていくなど瀬戸内海を取り巻く環境を整備することで生物多様性・文化的に「豊かな海(里海[92])」へすべく調査・研究・対策が行われることになった。

2018年、兵庫県は県環境審議会の小委員会では、窒素濃度の下限を設定する新基準案を提示。窒素濃度の低減を目指してきた行政の転換点となった。藤原建紀(京都大学名誉教授)は、(下限として提示される)窒素濃度0.2 mg/l以下はダイビングに適するほどの透明度。瀬戸内海では海藻だけでなく、アサリや小魚などにも影響が出ているとコメントしている[93]

兵庫県は2019年、日本水産資源保護協会の基準を参考に窒素とリンの下限を設定した条例改正を行ない、政府も瀬戸内海環境保全特別措置法の2021年改正で「きれいな海」から「豊かな海」へ政策目標を変更した[94]。ただ、瀬戸内海へ流入する窒素やリンの量は陸域からの流入より太平洋との海水交換の影響が大きいとの見解もあるほか、赤潮の再発を懸念する地域もある[94]


注釈

  1. ^ 例えば、2007年5月に瀬戸内海を通過したハワイの航海カヌーホクレア」のクルーは、公式報告の中で次のように瀬戸内海の美を表現している。「瀬戸内海の風景はまるで夢の中のようでした。柔らかく丸みを帯び緑に覆われた島を、私たちは無数に通り過ぎました。島々を包むように波が立っています。こんな航海をこそ私は夢見ていたのです。もちろん私は福岡も楽しみましたが、この大自然の美は別格です。いや、今日のこの航海の感動は、単なる大自然の美という言葉では言い表せないでしょう。」[4]
  2. ^ 面積 1万9,700km2
  3. ^ 面積 2万1,827km2
  4. ^ a b 北緯33度52分55秒・東経135度3分40秒
  5. ^ a b 北緯33度50分3秒・東経134度44分58秒
  6. ^ a b 北緯33度20分35秒・東経132度54秒
  7. ^ a b 北緯33度16分・東経131度54分8秒
  8. ^ 北緯33度57分2秒・東経130度52分18秒
  9. ^ 北緯33度56分28秒・東経130度51分2秒
  10. ^ 近年は伊勢湾大村湾など、瀬戸内海以外にもスナメリの生息地として知られる諸々の海域に本種の再定着が確認されてきている。
  11. ^ 海棲哺乳類関連としては南西諸島ジュゴンと本例の二つのみである。
  12. ^ 空港のターミナルが人工環礁として機能している[10]
  13. ^ 鯨類ニホンアシカ
  14. ^ 外洋性とされることも多いが沿岸に棲息する事例も少なくなく、本種も瀬戸内海に回遊していた可能性があるとされる[25][26]
  15. ^ 瀬戸内海の各地に小規模な捕鯨会社が設立されたこともあった[24]
  16. ^ 瀬戸内海や豊後水道の周辺には多数の鯨類に関連する記録や昔話や鯨塚鯨墓が残されており[30]、小規模な捕鯨基地が複数存在したり、芸予諸島には『まんが日本昔ばなし』でも紹介された「くじらのお礼参り」という民話や[31]、豊後水道には「鯨の背比べ」と呼ばれる、鯨類の海面での繁殖行動を連想させる話が伝わっている。古記録上でも大型のナガスクジラ科と思わしき鯨類が、渡し船上から度々目撃されていたとされる[32]
  17. ^ 祝島小野田市の沿岸など。
  18. ^ 大鯨島および小鯨島
  19. ^ セミクジラコククジラナガスクジラ
  20. ^ 臼杵市にはシロナガスクジラと思わしい漂着記録も存在し[35]、日本国内で近代初のホッキョククジラの迷入例は大阪湾にて発生している。ツノシマクジラが新種として認定されたのは瀬戸内海の水域からほど近い角島にてであるだけでなく、新種として認定される1年前の2002年には香川県粟島に座礁している[36]。また、通常は深海性であるマッコウクジラの確認も特に東西両方の太平洋につながる海峡内部にてある。
  21. ^ 豊後水道には現在、少なくともハンドウイルカミナミハンドウイルカハセイルカの3種類が季節的または年間を通して定住していると考えられており、各々が時節瀬戸内海でも確認されている[40]
  22. ^ 2002年の確認は産卵との情報があるが、これまで日本で唯一の産卵の確認例は奄美大島のみである[53]
  23. ^ バショウカジキ[29]カジキマグロ[58]など。
  24. ^ ホオジロザメ[59][60]アオザメイタチザメシュモクザメクロトガリザメヨシキリザメニタリなど[61][62]
  25. ^ ホシエイマダラトビエイなど[63]
  26. ^ 周防灘伊予灘の境目に位置している[33][24]
  27. ^ 船の手前の二つの小島[24]岡山県玉野市無人島の「くじら島」とは異なる。
  28. ^ 所属は尾道市[66]
  29. ^ 岡山県水島港を拠点とする、JFEスチール西日本製鉄所倉敷地区で生産されるスチールコイル製品輸送に使われているために、新しく導入された直後の鉄道用12フィート型、5トン積みコンテナ2008年5月11日倉敷市東水島駅にて。
  30. ^ ただし、この時期の「瀬戸内海」は明石海峡から関門海峡までの海域を指していることが多く、現在のようなより広い海域に「瀬戸内海」の概念が拡張されるには、さらに時間を要した。
  31. ^ この概念についてはジョン・アーリを参照。
  32. ^ 多島海段々畑白砂青松、行き交う和船など。

出典

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