潜水
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/11 08:09 UTC 版)
潜水の方法
- スキンダイビング : フリーダイビング
- スクーバダイビング : テクニカルダイビング・洞窟潜水
- 送気式潜水 : フーカー潜水・ヘルメット潜水
- 大気圧潜水 : 人が大気圧で潜水すること。大気圧潜水器と呼ばれる装置で潜水する。大気圧潜水器は水圧から人体を保護するため金属で出来ており、この装置が大きくなれば潜水艦で、より小型のものは潜水艇、個人用では大気圧潜水服である。減圧症や圧外傷、空気塞栓症等の潜水に伴う疾患がなく安全だが、他の潜水方法に比べ、身体の行動が著しく低下する。
- 飽和潜水 : 高圧環境への曝露下での大深度潜水を実現するための技術。
テクニック
- ナイトダイビング - 夜間の暗闇でのダイビング
- 道具
- 移動用
- Towboard ‐ 水中の人が捕まってボートなどから曳航できるボード。
- 水中スクーター
潜水作業者
- スピアフィッシング - 素潜りによって、銛を使用する漁法。
- 海人(海士)
- 海女
- フロッグマン - 軍隊の水中工作員
- スポンジダイビング ‐ スポンジを採取する潜水作業者。少なくとも古代ギリシア時代から行われている。
- パールハンティング ‐ 真珠の養殖技術確立まで、ダイビングによって採取が行われていた。
備考
- 日本における記述上の生身での潜水記録としては、『日本書紀』允恭天皇(5世紀代)の治世に、天皇の命で海底の真珠を取るため、阿波国長邑出身の海人・男狭磯(おさし、長国造族)という人物が60尋(100メートル以上)の縄を付けて潜水し、真珠を取って浮上するも、そのまま息絶えたと記述される。
関連項目
- 潜水泳法 - 競泳において、もぐったまま水中を進む泳ぎ方。
- 潜水反応
- 潜水服
- 潜水鐘
- 海難救助
- 片岡弓八
- 潜水艇、潜水艦、自律型無人潜水機、水中グライダー
- アラフラ海 - 日本人潜水夫数千人が出稼ぎした
- サマバジャウ(バジャウ族) - 潜水を生活の一部とする海洋民族。脾臓の大型化などの進化が見られる。
生体反応
- 潜水反射
- 冷水ショック(コールドショック)
- 減圧症
外部リンク
- 一般社団法人 日本潜水協会
- ダイビング医学
- 我が国における潜水技術の発展 - 山田稔、海洋研究開発機構(JAMSTEC)、2003年
- 1 潜水とは
- 2 潜水の概要
潜水と同じ種類の言葉
品詞の分類
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