油脂 油脂の概要

油脂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/21 09:23 UTC 版)

概要

一般に物性や原料の差で分類される。

温度:常温液体のものを脂肪油固体のものを脂肪と呼ぶ。脂肪油は、さらに酸化を受けて固まりやすい順に乾性油半乾性油不乾性油と分けられる。

原料:動物油脂植物油脂。それぞれがさらに脂肪油と脂肪に分けられる。

物性の差は不飽和脂肪酸が多いと常温で液状、飽和脂肪酸が多いと固体となるためである[1]。食用、工業用など様々な用途で利用されている。

歴史

日本では戦時色が強くなった1941年6月から食用油の配給制度が始まった。配給される油種はゴマ油と大豆油で、2-3人の世帯で3合(3ヶ月分)とされていた[2]

食用油脂

オリーブオイル
ラード

植物性脂肪油(常温で液体)

動物性脂肪油(常温で液体)

植物性脂肪(常温で固体)

動物性脂肪(常温で固体)

工業用油脂

脚注

[脚注の使い方]

関連項目


  1. ^ kotobank - 世界大百科事典 「植物油」
  2. ^ 食用油も切符で配給(昭和16年5月29日 朝日新聞)『昭和ニュース辞典第7巻 昭和14年-昭和16年』p121 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年


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