油
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/22 00:16 UTC 版)
油(あぶら、ゆ、Oil)とは、動物や植物、鉱物などから採れる水と相分離する疎水性の化学物質で、通常は多数の化合物からなる混合物である。生体内では主に細胞膜の主要構成物質(脂質)として存在している。一般に可燃性であり、比重が小さく水に浮く。狭義には油脂を指すが、広義では炭化水素を主成分とする石油や、テルペノイドなどを主成分とする精油など油脂以外ものも油と呼ばれる。油脂については、常温で液体のものを油(または脂肪油)、固体のものを脂(または脂肪)と区別する[1]。高級一価アルコールと高級脂肪酸とのエステルは蝋と呼ばれる。
- ^ 『飲食事典』本山荻舟 平凡社 p11 昭和33年12月25日発行
- ^ 丸川久俊 「海洋学」 昭和七年十月十四日発行 p.150(Googlebook)
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