氷床コアとは? わかりやすく解説

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氷床コア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/11 23:04 UTC 版)

氷床コア(ひょうしょうコア、英語: ice core)は氷河氷床から取り出された氷の試料のことで、古気候や古環境の研究に用いられる。氷コア雪氷コアとよばれることもある。氷床コアを用いることで、過去の季節変化や古気候・古環境、過去の気温や大気の成分などを推定・復元することができる[1]。氷床コアはここ80万年の地球規模の気候変化の分析において重視されている[2]。また氷床コアの氷は一般に下に向かうにつれて古くなる[1]




  1. ^ a b 亀田・高橋 2017, p. 135.
  2. ^ 町田ほか 2003, p. 88.
  3. ^ a b 亀田・高橋 2017, p. 138.
  4. ^ [1]が、基底部はおそらく基盤に近いため流動(氷の自重により、側方に流動している場合が多い)で乱されていて解釈が難しい[2]


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