水谷八重子 (2代目)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/10 07:27 UTC 版)
主な受賞歴
- NHK映画賞最優秀助演女優賞(1961年)[3]:東映映画『妖刀物語 花の吉原百人斬り』での演技に対して
- 芸術選奨新人賞(1972年):『春風物語』『深川不動』での演技に対して
- 文化庁芸術祭賞優秀賞(1973年):『佃の渡し』でのおきよ・お咲の演技に対して
- 菊田一夫演劇賞(1978年):『滝の白糸』『祇園の女』での演技に対して
- 松尾芸能賞大賞(1988年):『佃の渡し』『京舞』での演技に対して
- 芸術選奨文部大臣賞(1993年):『佃の渡し』でのおきよ・お咲の演技に対して
- 文化庁芸術祭賞(1993年):『佃の渡し』でのおきよ・お咲の演技に対して
- 東京都都民文化栄誉章(1993年):「新派の伝統を支える代表的な女優」として
- 文化庁芸術祭賞優秀賞(2001年):『義血侠血』(作:泉鏡花)の朗読に対して
- 紫綬褒章(2001年)
- 坪内逍遙大賞(2002年)
- 旭日小綬章(2009年)[6]
NHK紅白歌合戦出場歴
水谷は1958年(昭和33年)の第9回に東郷たまみ、沢たまきとのトリオで初出場。翌1959年(昭和34年)の第10回からはソロで、1961年(昭和36年)の第12回まで計4回連続出場。その後、2代目水谷八重子を襲名した1995年(平成7年)の第46回に審査員として出演しており、歌手・審査員双方で出演経験があるという珍しい記録を持っている[独自研究?]。
年度/放送回 | 回 | 曲目 | 出演順 | 対戦相手 |
---|---|---|---|---|
1958年(昭和33年)/第9回 | 初 | アレキサンダーズ・ラグタイム・バンド | 22/25 | ダークダックス |
1959年(昭和34年)/第10回 | 2 | キサス・キサス・キサス | 11/25 | 水原弘 |
1960年(昭和35年)/第11回 | 3 | イッツ・ナウ・オァ・ネバー | 9/27 | 水原弘(2) |
1961年(昭和36年)/第12回 | 4 | ペピート | 4/25 | 守屋浩 |
- 対戦相手の歌手名の()内の数字はその歌手との対戦回数を表す。
- 曲名の後の(○回目)は紅白で披露された回数を表す。
- 出演順は「(出演順)/(出場者数)」で表す。
出演作品
テレビドラマ
- 松本清張シリーズ・黒い断層 第10 - 12回 「坂道の家」(1960年、KR) - 杉田りえ子 役
- 若い季節(1961 - 1964年、NHK)
- 東芝日曜劇場
- 子をつれた女(1961年)
- 霧の音(1978年)
- 当節結婚の条件(1979年)
- 松本清張おんなシリーズ7・指(1979年、TBS) - 生方恒子 役
- 妻のしあわせ(1982年)
- 春の希い(1982年)
- ああめぐり逢い(1982年)
- 真夏の約束(1983年)
- 恋愛ゲーム(1984年)
- 縁(1984年)
- どこにいたの!鮭より(1984年)
- 同乗者(1986年)
- マイ・ブルー・ヘブン(1986年)
- コミュニケーション(1987年)
- 身許不明の女(1988年)
- 南の家族(1988年)
- 妻の離婚届(1989年)
- 濡れ落ち葉はいやよ(1990年)
- 愛きらきら(1992年)
- 松本清張シリーズ・黒の組曲 第46回「偶発」(1963年、NHK)
- 近鉄金曜劇場 / 婦系図(1965年、TBS)
- 竜馬がゆく(1968年、NHK)
- 赤ひげ 第31話「向う横丁のお稲荷さん」(1973年、NHK) - おぶん 役
- 鬼平犯科帳 第2シリーズ 第2話「五年目の客」(1981年、テレビ朝日 / 東宝) - お吉
- おはよう24時間(1982年、TBS) - 袴田円役
- 月曜ワイド劇場 / 悪女の診断書(1982年、ANB)
- 出逢い・めぐり逢い(1983年、TBS)
- 夏樹静子サスペンス / 一億円は安すぎる(1987年、KTV)
- 乱歩賞作家サスペンス(KTV)
- 「不吉な福の神」(1988年)
- 「騒々しい悪魔」(1989年)
- 京都サスペンス / 残酷な旅路(1989年、KTV)
- 源氏物語 上の巻・下の巻(1991年、TBS)
- 必要のない人(1998年、NHK) - 藤 蘭子 役
- 想いでかくれんぼ(2000年、テレビ朝日)
- はぐれ刑事純情派(2002年) ‐ 田本淑子
- 夢みる葡萄(2003年、NHK)
- 水戸黄門(TBS)
- 四十九日のレシピ(2011年、NHK) - 奥津珠子 役
映画
- 青い山脈(1957年、東宝) ※映画デビュー作
- 煙突娘(1958年、松竹) ※初主演映画
- 未婚(1959年、松竹) ※主演
- 夜の配役(1959年、松竹) ※主演
- 銭形平次捕物控 美人蜘蛛(1960年、大映)
- 夜の流れ(1960年、東宝)
- からっ風野郎(1960年、大映)
- 妖刀物語 花の吉原百人斬り(1960年、東映)
- 「悪名」シリーズ(1961‐69年、大映) ※4作品に出演
- 「漫画横丁 アトミックのおぼん」シリーズ(1961年、東宝) ※主演
- ヒマラヤ無宿 心臓破りの野郎ども(1961年、ニュー東映)
- 新源氏物語(1961年、大映) - 末摘花 役
- 風と雲と砦(1961年、大映)
- 続・座頭市物語(1962年、大映)
- 青年の椅子(1962年、日活)
- 雲に向かって起つ(1962年、日活)
- さくら判官(1962年、東映)
- 爛(1962年、大映)
- 喜劇 とんかつ一代(1963年、東宝)
- 赤い靴とろくでなし(1963年、日活)
- 台所太平記(1963年、東宝)
- 踊りたい夜(1963年、松竹)
- 人生劇場(1964年、日活)
- ごろつき犬(1965年、大映)
- 続・兵隊やくざ(1965年、大映)
- あばれ騎士道(1965年、日活)
- 眠狂四郎多情剣(1966年、大映)
- 日本一の男の中の男(1967年、東宝)
- 眠狂四郎女地獄(1968年、大映)
- 現代やくざ 与太者仁義(1969年、東映)
- 関東おんな悪名(1969年、大映)
その他のテレビ番組
- あなたとよしえ(日本テレビ、1961年 - 1962年)
- 午後は○○おもいッきりテレビ(日本テレビ、1987年 - 2007年)
- クイズ地球まるかじり(テレビ東京、不定期出演)
- いのちの響
- THAT'S ENKA TAINMENT〜ちょっと唄っていいかしら?〜(ABCテレビ、2017年) - 水谷八重子と似た名前の演歌歌手「水谷千重子」の友人とされている友近と共演。
舞台
ラジオ
- ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です(ABCラジオ、2017年9月5日) - 新派公演『華岡青洲の妻』(9月22日から30日に大阪松竹座にて上演)の宣伝目的で「今日のスペッシャル!」コーナーにゲスト出演(事前収録)。
- ^ 「テーマ大特集 身長物語 背の高さのお話 ノッポさんのユカイな考察 スタアのノッポさん」『スタア』、平凡出版、1975年7月、176–179頁。
- ^ “組織概要”. 日本俳優連合. 2020年12月20日閲覧。
- ^ a b 「Projectionist's news」『映写』第155号、全日本映写技術者連盟、18頁。
- ^ “「上を向いて歩こう」の録音の際…”. 毎日新聞 (2016年7月12日). 2021年6月28日閲覧。
- ^ “SHOWA プレイバック - 坂本九『上を向いて歩こう』”. 2021年6月28日閲覧。
- ^ “もったいなくない マータイさん旭日大綬章 春の叙勲”. 朝日新聞デジタル (2009年4月29日). 2023年4月8日閲覧。
- ^ “水谷八重子・波乃久里子らが勢ぞろい、初春新派公演「東京物語」本チラシが到着”. ステージナタリー. ナターシャ (2023年10月11日). 2023年10月11日閲覧。
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