水夏希 水夏希の概要

水夏希

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/22 00:53 UTC 版)

みず なつき
水 夏希
本名 増田 千佳(ますだ ちか)
生年月日 (1972-08-16) 1972年8月16日(51歳)
出生地 日本千葉県千葉市
国籍 日本
身長 169cm
血液型 A型
職業 女優
ジャンル 舞台ミュージカル
活動期間 1993年 -
活動内容 1993年宝塚歌劇団入団
1994年月組に配属
1998年花組に異動
2000年宙組に異動
2004年:宝塚90周年の一環として雪組・花組に特別出演する
2005年:雪組に異動
2006年:雪組トップスター就任
2007年AQUA5を結成
2010年:宝塚歌劇団を退団、芸能活動を開始。
主な作品
宝塚歌劇
エリザベート』(2007年)
マリポーサの花』(2008年)
カラマーゾフの兄弟』(2008年)
受賞

宝塚歌劇団年度賞』 2001年度努力賞,団体賞(2002年) 2004年度努力賞(2005年) 2005年度特別団体賞(2006年) 2007年度優秀賞(2008年)

愛宝会 2006年度さくら舞踊賞(2007年)

阪急すみれ会パンジー賞』2007年度男役賞
備考
宝塚歌劇団卒業生
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千葉県千葉市出身、千葉市立登戸小学校[1]千葉大学教育学部附属中学校[1]千葉県立千葉女子高等学校卒。

血液型A型、公称身長169cm。愛称は「ミズ」「ちか」「ナツキ」。

略歴

1991年、2度目の受験に合格し、宝塚音楽学校に入学。同期生には大鳥れい(元花組トップ娘役)、越乃リュウ(元月組組長)、未来優希(元雪組副組長)などがいる。

1993年79期生として宝塚歌劇団に入団。入団時の成績は40人中3番[2]。月組公演『グランドホテル』/『BROADWAY BOYS:』で初舞台後、1994年1月7日[2]月組に配属。

1995年、 入団2年目で『ME AND MY GIRL』で新人公演初主役に抜擢される。

1998年花組に組替え。

1999年、『ロミオとジュリエット'99』でバウホール初主演を果たす。

2000年ベルリン公演参加後に、宙組に組替え。

2001年、『ベルサイユのばら2001』では、オスカルアンドレ彩輝直と役替わりで出演する。

2002年、『鳳凰伝』で初の二番手役、バラクを演じる。

2003年、宝塚大劇場公演『白昼の稲妻』にて初の悪役、ランブルーズ侯爵を演じる。

2004年、宝塚90周年記念企画により、雪組公演『スサノオ-創国の魁-』、花組公演『La Esperanza-いつか叶う-』へ特別出演。

2005年4月、雪組に組替え。

2006年1月、宝塚大劇場星組公演『ベルサイユのばら -フェルゼンとマリーアントワネット編-』にオスカル役で特別出演。1998年の5組化以降、全組への出演を果たす。

2006年2月、『ベルサイユのばら-オスカル編-』でアラン役、アンドレ役の二役を役替わりで演じる。

2006年7月、全国ツアー公演『ベルサイユのばら-オスカル編-』オスカル役で、全国ツアー初主演。

2006年12月26日付けで、雪組トップスターに就任。相手役には白羽ゆりを迎える。月組出身者のトップスターは1997年就任の轟悠以来、9年ぶりだった(水の後任である音月桂は生粋の雪組生え抜きである)。

2007年世界陸上大阪大会の開会式出演に伴い、水と彩吹真央音月桂彩那音凰稀かなめと雪組男役スターのユニット「AQUA5」が結成される。以降、公演の合間のスケジュールで、CDデビュー、CMやテレビの出演、ライブなどが精力的に行われる。

2009年、相手役の白羽が『風の錦絵』/『ZORRO 仮面のメサイア』の東京公演千秋楽をもって退団し、後任の相手役に愛原実花を迎える。

2010年9月12日[2]、『ロジェ』/『ロック・オン!』の東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団。

同年10月、ブルーミングエージェンシーに所属し、芸能活動を開始。

2011年、『スミレ刑事の花咲く事件簿』で、舞台とドラマに同時主演。ドラマでは、「Guys☆From The Earth(ガイズ・フロム・ジ・アース)」というユニットで主題歌と作詞を担当。

2013年、ブルーミングエージェンシーとの契約を終了し、株式会社AQUAを設立。

2015年、第一興商の社外取締役に就任[3]

宝塚歌劇団時代の主な舞台出演

月組時代

花組時代

宙組時代

雪組時代

雪組トップ時代


注釈

  1. ^ 第1部のみ主役。第2部の主役は成瀬こうき
  2. ^ 2000年5月9日以降は、ベルリン公演出演のため休演。代役は彩吹真央が務めた。
  3. ^ 彩輝直と交代で役替わりを務めた。
  4. ^ 東京宝塚劇場公演は、2004年1月13日まで出演し、1月14日から千秋楽までは安蘭けいが星組から特別出演した。

出典

  1. ^ a b 元宝塚トップスター:水夏希さんの表敬訪問(千葉市市長・熊谷俊人のBlog、2011年3月9日)
  2. ^ a b c 監修:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』、阪急コミュニケーションズ2014年4月1日、105頁。ISBN 9784484146010
  3. ^ 役員人事に関するお知らせ”. 第一興商 (2015年6月19日). 2015年6月22日閲覧。
  4. ^ “「RHYTHM RHYTHM RHYTHM」水夏希&東山義久が見どころ語る動画公開”. ステージナタリー. (2016年3月30日). https://natalie.mu/stage/news/181503 2016年4月1日閲覧。 
  5. ^ 緒月遠麻、初参加!DANCE LEGEND vol.3『FLAMENCO CAFE DEL GATO』開催決定”. エンタステージ (2016年2月2日). 2016年2月5日閲覧。
  6. ^ 鈴村健一、竹下景子、上川隆也らが出演する音楽朗読劇「VOICARION」”. ステージナタリー (2016年3月6日). 2016年3月6日閲覧。
  7. ^ “ギックリ腰から始まる物語…片岡愛之助×戸次重幸でフランス喜劇「奇人たちの晩餐会」”. ステージナタリー (ナターシャ). (2022年3月15日). https://natalie.mu/stage/news/469340 2022年3月25日閲覧。 
  8. ^ “上村聡史演出のフルオーディション公演「エンジェルス・イン・アメリカ」出演者決定”. ステージナタリー (ナターシャ). (2022年2月7日). https://natalie.mu/stage/news/464626 2022年3月26日閲覧。 
  9. ^ “越路吹雪37回忌、トリビュートアルバム&メモリアルコンサートに宝塚OGら”. ステージナタリー. (2016年10月26日). https://natalie.mu/stage/news/206881 2016年10月26日閲覧。 


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