水ガラス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/06 23:16 UTC 版)
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水ガラスに塩酸などの強酸を加えると、弱酸の遊離が起こりゲル状のケイ酸が沈殿する。
また、水ガラスに金属塩や二酸化炭素を加えるとそのケイ酸塩が生成する。この現象をケミカルガーデンと言い、理科の実験で題材にされることもある[1][2]。
シリカゲル作成法
水ガラスが凝固した物を加熱乾燥させると、シリカゲルと呼ばれる二酸化ケイ素のキセロゲルとなり、多孔質で表面積が大きいため、乾燥剤や触媒などとして利用されている[1]。シリカゲル作成の際に、水分の指示薬として塩化コバルト(Ⅱ)を添加して、青から薄桃色に呈する変化が知られている[1]。
- ^ a b c “ガラッと固まる水ガラス”. 2016年11月21日閲覧。
- ^ a b “誰でも分かる鋳物基礎講座”. 2016年11月22日閲覧。
- ^ “中子製作の作業方法と中子の納め方”. 2016年11月22日閲覧。
- ^ 中日新聞福島原発、汚染水流出止まる 止水剤注入が効果_社会(CHUNICHI Web)[リンク切れ]
- ^ 福島第1原発事故 東京電力、水ガラス注入について「一定の効果はあった」
- ^ “青函トンネルのあゆみ(完成前)”. 2018年4月24日閲覧。
水ガラスと同じ種類の言葉
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