機動戦士Vガンダム 放送局

機動戦士Vガンダム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/31 08:22 UTC 版)

放送局

放送局は名古屋テレビからキー局のテレビ朝日に変更された。

放送地域 放送局 放送日時 系列 ネット形態 備考
関東広域圏 テレビ朝日 テレビ朝日系列 金曜 17:00 - 17:30 制作局
北海道 北海道テレビ 同時ネット
静岡県 静岡朝日テレビ [注 4]
石川県 北陸朝日放送
中京広域圏 名古屋テレビ
広島県 広島ホームテレビ
瀬戸内海放送 [注 5]
福岡県 九州朝日放送
長崎県 長崎文化放送 [注 6]
熊本県 熊本朝日放送
大分県 大分朝日放送 [注 7]
鹿児島県 鹿児島放送
近畿広域圏 朝日放送 金曜 16:24 - 16:54 先行放送
青森県 青森朝日放送 木曜 17:00 - 17:30 遅れネット
宮城県 東日本放送 水曜 17:00 - 17:30
秋田県 秋田朝日放送 金曜 16:30 - 17:00
山形県 山形テレビ
福島県 福島放送 木曜 16:30 - 17:00
新潟県 新潟テレビ21 木曜 17:00 - 17:30 [注 8][21]
長野県 長野朝日放送
沖縄県 琉球放送 TBS系列 金曜 16:00 - 16:30

関連作品

映像ソフト化

放送終了後の1994年9月24日にVHS、10月21日にLDが発売。また、音声がモノラルからステレオに変更されている。VTR・LD合わせて各巻平均1万5千本を販売した。

2004年1月23日に全話を収録したDVDが発売された。

2010年9月24日に初回限定生産で価格を下げた『G-SELECTION 機動戦士Vガンダム DVD-BOX』が発売された。

2015年にはBlu-rayボックスが発売。ボックス1(第1話から第26話まで収録)は7月24日に、ボックス2(第27話から最終話まで収録)は9月25日にリリースされた[6]

VHS最終巻及びDVDボックスには映像特典としてアイキャッチを全て繋げた『アイキャッチャーの実態』が収録されている。

小説

富野由悠季により著述された全5巻の小説が角川スニーカー文庫より刊行されている。アニメ版と大まかな設定は一緒だがストーリーは異なる部分が多く、性的なシーンやセリフが多数見られる。一例としては、カテジナがザンスカールの科学者から強化は受けるものの、精神が比較的安定しており、TV版の狂気が鳴りを潜めている。代わりにファラの出番が大幅に増え、ウッソとは互いに恋愛感情に近い台詞を話している。ラストに、エンジェルハイロゥが暴走して戦場の全てのMSと戦艦を取り込もうとするなど、TV版とは異なる結末である。こちらにはV2ガンダムが登場せず、それに相当するものとしてVガンダムのミノフスキードライブ装着タイプであるセカンドVが登場している。

漫画

コミカライズ
講談社の『コミックボンボン』に掲載された作品。作画は岩村俊哉。アニメ版でのシリアスな雰囲気は極力排除されており、ギャグやスーパーロボット的なアクション展開、型破りな行動を取るウッソや他のキャラクター(性格がかなり異なった者もいる)など、本誌の読者の年齢層に沿った内容に変更されている。その一方、ウッソを守って死んでしまうオデロの言葉やハンゲルグとウッソの父子の絆など、アニメ版には無い場面も存在する。具体的な違いとして以下のものがある。
  • カテジナが登場せず、最後の敵は姉・マリアを殺されて復讐の鬼と化したクロノクル。
  • ナイトガンダムをイメージした装甲やビームサーベルを束ねたオリジナル兵器、実在のF1ドライバーをモデルにしたパイロットなどのオリジナル要素。
  • 「ジン・ジャハナム」が一貫して「ジン・ジャナハム」と表記されている。
機動戦士Vガンダム外伝
角川書店の『少年キッズ』に掲載された作品。作画は長谷川裕一。宇宙世紀0153年4月29日から5月4日の間の2日間ほどで起きた出来事であり[22]、本作でのウッソは「木星じいさん」ことグレイ・ストークと名乗る老人と遭遇する。ジオングに似た金色のMSが敵として登場し、オリジナルキャラクターの少女が青いV2ガンダムに搭乗する。
なお、雑誌掲載時のタイトルは『機動戦士Vガンダム外伝 脱出計画編』であったが、単行本化の際には『機動戦士Vガンダム外伝』(1995年)、『機動戦士Vガンダム プロジェクト・エクソダス』(2012年)にそれぞれ改題されている。単行本には『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』が併録された。「機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス#書誌情報」も参照。
登場人物
ウッソ・エヴィン
本作品の主人公。金色に塗装されたMS群を駆る特殊部隊に襲われ、遭難していたところを木星船「ハインライン」に拾われる。
グレイ・ストーク
木星より水素を運ぶ輸送船「ハインライン」の船長にして「木星帰り」たちのリーダー。場当たり的な修理と改造を重ね、原形が不明なMS「ガンプ」を駆る。16歳より木星船で働き60年以上のキャリアを誇る。ニュータイプの資質を持っており、ウッソの夢を通じて彼の故郷であるカサレリアを知る。戦乱続きの地球圏に嫌気がさしており、同志を募って恒星間航行船「ダンディ・ライオン」を造り、地球圏脱出を目論んでいる。
カムイ・ギアン
ザンスカール特殊部隊ゾロアットのパイロット。ウッソと同年代の少女。ニュータイプの高い資質を持っており、それゆえにスケイルから嫌われている。スケイルに背後から撃たれ、ウッソと一緒にハインラインに拾われたことでストークの思想に共感していく。
スケイル・サープリス
ザンスカール特殊部隊ジョングのパイロット。ニュータイプを揃えた特殊部隊の中でも群を抜いて高い能力を持っているが、それゆえに他者を見下し、不信感が強い。「相手の心にウソを投影させる」能力(より発達したニュータイプ能力)によってウッソらを再び窮地に陥れるものの、ウッソとカムイ、ストークの連携によって撃破される。
いけ!いけ!ぼくらのVガンダム!!
バンダイの『MS SAGA』に掲載されたことぶきつかさの作品。原作のエピソードをパロディにしたギャグ仕立てとなっている。

ゲーム

スーパーロボット大戦シリーズ」を筆頭に本作が登場するゲーム作品は無数にあるため、ここでは本作を題材に単独商品化された作品のみ記述する。

機動戦士Vガンダム
1994年3月11日にスーパーファミコンでバンダイより8,800円で発売された。ジャンルはアクション

プラモデル・玩具

1/144、1/100、1/60の3スケールで展開。『機動戦士ガンダムF91』でモビルスーツが小型化されて初の1/144サイズモデルが発売された。1/144では、Vフレームという独自の内部構造を採用し、初心者でも大変作りやすいモデルとなっている。また、同スケールでΖガンダム以来久々となる武器セットが発売され、HQ(ハイ・クオリティー)という独自のグレードも一部見られる(V2バスターガンダムとゾリディアの2種のみ)。ガンプラでは珍しく台座(後のアクションベース)が付属しており、可動範囲の広さも相まって、躍動感あふれるポージングで飾ることが出来る。1/100はHG(ハイグレード)モデルとして数種展開しているが、本編では同時装着で登場したアサルト及びバスターユニットは分割装着した状態でそれぞれ発売されている。1/60はHGExと銘打たれているが、V2ガンダムのみというラインナップ。また、MSinPocket(モビルスーツインポケット)という1/144サイズの完成品も発売され、1/144、1/100ともに未キット化のゾロがクロノクル専用機の赤とともに商品化されている。

ヴィクトリーガンダムとV2ガンダムは長らく完全変形するキットがなかったが[注 9]、2009年12月には1/100マスターグレードで完全変形[注 10]するヴィクトリーガンダムVer.Ka。翌年の7月ではコア・ブースターVer.Kaが発売され、この2機を組み合わせることでVダッシュガンダムも再現出来るようになっている[注 11]。またHGにおいても2013年から2015年にかけてヴィクトリー・Vダッシュ・V2・V2アサルトバスターがHGUC名義で発売され、プレミアムバンダイではV2ガンダム用の光の翼(ピンクと青の2枚セット)が販売された。

全日本模型ホビーショー2015にてV2ガンダムVer.Kaが2015年12月に発売されることが発表され、予定通り発売された。その後、専用の光の翼も2016年1月プレミアムバンダイで販売され[23]。V2ガンダムの追加装備であるアサルトバスターも2018年12月にV2アサルトバスターガンダムと同時に発売された。

舞台

テレビ放送を記念し、三井グリーンランドにて『三井グリーンランド決戦! VガンダムVSボーリアン』のタイトルで行われた。

巨大Vガンダムを除いてはオリジナルストーリーで、Vガンダムと敵ロボットのボーリアンが戦う内容となっている。この舞台のために製作されたVガンダムは10メートル前後と、実際の設定よりも小さい。当時のグリーンランドの広報担当によれば、わざとVガンダムが見えるようにトレーラー輸送で日本縦断し、口コミによる宣伝効果を狙った広報活動も行われていた。敵役のボーリアンは、アメリカのスタジアムショー用のメカをレンタルしたものである。


注釈

  1. ^ a b クレジットではメカニカルデザイン協力となっている。アニメーターが描きやすいように元のメカデザインを作画参考用に描き直した[1]
  2. ^ アニメ作品以外では、実写ドラマ『G-SAVIOR』は宇宙世紀0223年と設定されている。また、『ガンダム Gのレコンギスタ』は宇宙世紀が改暦された後の世界、『∀ガンダム』は(非宇宙世紀を含めた)全てのガンダム作品の遠い未来と設定されている。
  3. ^ 当初『Vガンダム』の後続作品案は、それまでのガンダムシリーズらしさを踏襲する企画で決まりかけていた。内容は火星に移住した人類が、母なる星、地球に戻ろうとすることによって起こる「地球住民」と「火星移民」との摩擦を描いた大河ドラマで、企画名は『ポルカガンダム』だった[13]
  4. ^ 1993年9月までの社名は『静岡県民放送』(通称:静岡けんみんテレビ)で、同年10月に現社名に変更された。
  5. ^ 本作品終了後、次回作である『Gガンダム』の予告はされたが、翌週は『特捜ロボ ジャンパーソン』(再放送)に差し替えられた。
  6. ^ 本作品終了後、次回作『Gガンダム』の予告がされたにもかかわらず、翌週は『しましまとらのしまじろう』(テレビせとうち制作)を放送した。
  7. ^ 1993年10月開局から
  8. ^ 1993年4月8日よりネット開始。
  9. ^ HGExであるV2は設定通りの変形を実現していたが、頭部を収納する関係から胴体の造形のプロポーションが大きく崩れていた。
  10. ^ 変形時に手首は取り外す。
  11. ^ ヴィクトリーガンダムとコア・ブースターが同梱されたセット発売された。

出典

  1. ^ アニメ業界ウォッチング第33回:吉田健一が語る「キャラクターデザイン」に求められる能力”. アキバ総研. 株式会社カカクコム (2017年5月28日). 2021年8月11日閲覧。
  2. ^ 『月刊トイジャーナル』1993年3月号、東京玩具人形協同組合、 [要ページ番号]
  3. ^ 月刊ニュータイプ』1993年4月号、角川書店[要ページ番号]インタビューでの富野由悠季のコメントより。
  4. ^ 『月刊ニュータイプ』1993年2月号、角川書店。
  5. ^ 富野由悠季の世界 2019, pp. 310-313.
  6. ^ a b PRODUCT(商品情報)”. 機動戦士Vガンダム公式サイト. 2015年3月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月14日閲覧。
  7. ^ 『機動戦士Vガンダム大事典』ラポート〈ラポートデラックス〉、1994年、[要ページ番号]ASIN B00A8W7U7Q
  8. ^ 『GREAT MECHANICS. DX7』、双葉社、2008年12月15日、 [要ページ番号]ISBN 978-4-575-46443-6
  9. ^ a b c 【Style of the PRINCE】第12回ゲスト:阪口 大助さん Vol.2”. Girls Style. 2012年1月5日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2018年2月15日閲覧。
  10. ^ a b 沖本茂義 (2015年9月25日). “「機動戦士Vガンダム」ウッソ役・阪口大助インタビュー “本当に乗りたかったのはズゴックです”(2ページ目)”. アニメ!アニメ!. イード. 2018年7月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月15日閲覧。
  11. ^ a b c 阪口大助&渡辺久美子の間「教えて!マイブーム」”. V-Storage. バンダイビジュアル (2015年6月10日). 2018年7月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月15日閲覧。
  12. ^ 石垣純哉 雑誌インタビュー[要文献特定詳細情報]
  13. ^ a b ガンダム神話Zeta 1997, p. 96
  14. ^ 日経キャラクターズ!, ed (2004). 大人のガンダム. 日経BPムック. 日経BP社. p. 45. ISBN 4-8222-1705-1 
  15. ^ a b アニメージュ』1994年5月号、徳間書店、 66頁。
  16. ^ 猪俣謙次『ガンダム神話』ダイヤモンド社、1995年6月9日、58-59頁。ISBN 4-478-95007-5。「ガンダムグッズ(プラモデル&玩具)売上推移データ 媒体(TV映画・映画・OVA)リスト」
  17. ^ 『ガンダム 無限のリアル ◇進化重ねてプラモデル発売30年◇』(2010年9月15日 日本経済新聞)にて、川口克己は本作の商品展開に苦戦したと述べている。
  18. ^ ガンダム神話Zeta 1997, pp. 25, 96, 108
  19. ^ 僕たちに出来ることは何があるのだろうか? 今こそ「今、そこにいる僕」を語る - ウェイバックマシン(2004年8月11日アーカイブ分)
  20. ^ ササキバラ・ゴウ「第3部 Vガンダムという戦い 富野由悠季インタビュー」『それがVガンダムだ ―機動戦士Vガンダム徹底ガイドブック―』銀河出版、2004年2月7日、164-170頁。ISBN 4-87777-054-2
  21. ^ 『UX新潟テレビ21 30年史』(2014年3月、新潟テレビ21発行)102ページ。
  22. ^ 長谷川裕一『機動戦士Vガンダム外伝』原案:矢立肇富野由悠季角川書店〈角川コミックス・エース〉、1995年、259頁。ISBN 4-04-713119-9
  23. ^ MGV2ガンダム HGUCキュベレイ等【2015全日本模型ホビーショー レポ1】バンダイ編その1”. 2015年9月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年9月30日閲覧。






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