機動戦士ガンダムの登場人物 地球連邦軍 タ行

機動戦士ガンダムの登場人物 地球連邦軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/05 04:16 UTC 版)

タ行

タムラ

Tamura

声 - 永井一郎(テレビ版)/ 屋良有作(劇場版III) / 石丸純(特別版)

ホワイトベースのコック長[9]。ホワイトベース艦内における逼迫した食糧事情の中にあって、乗員が活躍できたのはタムラの栄養管理のおかげであるとも言われる[10]。しかし当人だけ恰幅・顔色とも良いと見られ、カイに自分だけ美味いものを食べているのではないかと疑われた事もある。リュウとアムロだけは正規パイロット並の食事を用意するようブライトに指示されていた。また、備蓄の塩が(敵の艦体への攻撃による被害で)底をついているとブライトに訴え、塩湖へ進路を向けさせたこともある。サイド6に立ち寄った際、フラウやアムロとエレカに乗って食料の買出しに出かけ、買い物の袋を大量に抱え店を出る姿が見られた。これ以後は登場しない。劇場版での階級は中尉。

ちなみにホワイトベースでの食事は豚肉の胡麻和え、リンゴ2切れ、サラダ、厚手のパン、タマゴ、蜂蜜入りミルクが基本とされる[10]

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ティアンム

Tianem

声 - 永井一郎(テレビ版)/ 藤城裕士(劇場版III)/ 大山高男(特別版)/ 大川透高塚正也THE ORIGIN

初期の資料では「テアンム」と表記されることも多いが、設定画では「ティアンム」[11]。メキシコ系[11]。ソロモン攻略戦における階級は中将で[11]「提督」と呼ばれ、かつては海軍士官であったともいわれる[12]

一年戦争開戦時、コロニー落としを阻止するべく艦隊を率いて出撃、ジオン軍と交戦。しかし敵の新型兵器「モビルスーツ」の性能、機動力の前に艦隊は苦戦し、コロニーのジャブロー直撃だけは免れたものの大損害を被ってしまう。その直後のルウム戦役の時は予備の戦力と共に後方で待機している。この二つの戦いでほぼ壊滅状態となった連邦軍宇宙艦隊を建て直すため、ビンソン計画を立案しその実現に努力する。この戦力強化が後に、オデッサ作戦・ジャブロー防衛戦後の迅速な反攻と早期のジオン本土防衛線陥落へ繋がる伏線となる。

それから時を経て一年戦争末期、地球連邦軍がチェンバロ作戦を実行、ソロモン攻略戦の際(TV版第35、36話)には第2連合艦隊の指揮官として、マゼラン級戦艦「タイタン」に座乗し、ソーラ・システムの展開作業を指揮。ソロモンに対して大ダメージを与える事に成功する。迎撃に現れたグワラン艦隊を撃破し、MS隊を発進させてソロモンへの攻撃に参加する。さらに破損したソーラ・システムを再編集し、集結して突破を図るソロモン残存艦隊にもとどめを刺す。しかしその後、特攻をかけるビグ・ザムにビーム兵器が無効化されるなか、ミサイル攻撃に転換する指示を出すも間に合わず、大型メガ粒子砲によって乗艦タイタンを撃沈され戦死。

レビルの陰に隠れて目立たないティアンムだが、連邦軍の再建と勝利に貢献したという意味では偉大な提督である。漫画『機動戦士ガンダムF90』では、のちにその功績を讚えて「アドミラル・ティアンム(ティアンム提督)」と名付けられたラー・カイラム級戦艦が登場する。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN』でも有能な軍人として描写される。ただ艦隊総司令のレビルを呼び捨てにするなど右腕という感はなく、戦力的には当然ではあるがジオンを侮る発言が多い。コロニー落としには艦隊移動中に偶発的に遭遇、砲撃を行う。損害は全く無かったが分割に留まり落下を阻止できなかったのは同じ。 ルウム戦役ではティアンムが率いる艦隊はギレン・ザビからも連邦宇宙軍最強と明言されており、ジオン側にもその名を知られている事が窺える。しかし同戦闘では、ドズル率いるジオン軍の正面艦隊を圧倒するが、ドズル艦隊の転身後をロスト。それを知らせることを躊躇したことなどから、レビルの主力艦隊がドズル艦隊とMS部隊の奇襲により壊滅。自身の戦力は無事でデギン艦撃沈もサイド3攻略も可能だったが、撤退しレビル艦隊の残存を回収した。しかしそこまで全てギレンの読み通りであった。 ソロモン攻略戦の戦闘経緯は映像版と大差がないが、連邦軍艦隊の攻撃が通じないビグ・ザムが急接近した際には、ノーマルスーツ着用を薦める兵士に対して「もう、遅い」と返答し原作版と同様に戦死。

漫画『MSV-R 虹霓のシン・マツナガ』では、宇宙世紀0079年2月にはルナツーにおり、ジオン軍の月から地球へのマス・ドライバー攻撃に対し、ジャブローゴップからルナツーに戦果を求められた際には、将校たちに月面への艦隊特攻をもいとわない考えを示す。

なお漫画『アウターガンダム』では、フルネームをマクファティ・ティアンムとしている。これはあくまでこの漫画独自の設定だが、ゲーム『エンブレム オブ ガンダム』『ガンダムバトルユニバース』や『ギレンの野望』シリーズの一部で、この名前が使用されている。

w:en:Admiral Tianem

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  1. ^ サデスパー堀野 「史上最強 ガンダム声優紳士録」 『ガンダム・エイジ ガンプラ世代のためのガンダム読本』洋泉社、1999年4月9日、ISBN 4-89691-379-5、245頁 - 252頁。
  2. ^ 『劇場版 機動戦士ガンダム II 哀・戦士』で、新型メガ粒子砲の設定が新しく描きおこされた 『テレビマガジン』1981年3月号付録「機動戦士ガンダム大事典下巻」(講談社)79頁。
  3. ^ 『別冊GoodsPress 『機動戦士ガンダム』全43話の裏側』徳間書店、2011年3月、43-44頁。
  4. ^ 『証言「機動戦士ガンダム」文藝春秋が見た宇宙世紀100年』文藝春秋、2021年4月8日、26-27頁。ISBN 978-4-16-007021-9
  5. ^ 劇中で無能と思われる描写は、『THE ORIGIN』でせいぜいミライがゴップの口の軽さによる機密の漏洩に言及している程度である。
  6. ^ ただし肩章は大将の三つ星のままで、胸章に元帥章を表すと考えられる四つ星を新たに付けている。
  7. ^ 21話で負傷したリュウのかわりに操縦を務めたが、操縦テクニックに馴染めず、ガンタンクにトラブルを起こさせた。
  8. ^ 『機動戦士ガンダム デイアフタートゥモロー カイ・シデンのメモリーより』2巻100ページより。
  9. ^ 設定画より。『機動戦士ガンダム ガンダムアーカイブ』メディアワークス、1999年6月、235頁で確認。
  10. ^ a b 『機動戦士ガンダム超百科』立風書房、1980年3月、213頁。
  11. ^ a b c 設定画より。『機動戦士ガンダム ガンダムアーカイブ』メディアワークス、1999年6月、355頁で確認)。
  12. ^ 機動戦士ガンダム 戦略戦術大図鑑』22頁。
  13. ^ 『TVマガジン』1981年3月号付録『機動戦士ガンダム大事典』下巻、講談社、82頁。
  14. ^ 『TVマガジン』1981年3月号付録『機動戦士ガンダム大事典』下巻、講談社、85頁。
  15. ^ 35話以降、描かれる襟首や肩の階級章の星が三つになっている。






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