機動戦士Ζガンダム
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登場人物
- カミーユ・ビダン(声 - 飛田展男)
- クワトロ・バジーナ(声 - 池田秀一)[注 16]
- アムロ・レイ(声 - 古谷徹)
- ブライト・ノア(声 - 鈴置洋孝)
- エマ・シーン(声 - 岡本麻弥)
- ファ・ユイリィ(声 - 松岡ミユキ)
- カツ・コバヤシ(声 - 難波圭一)
- アストナージ・メドッソ(声 - 広森信吾)
- ベルトーチカ・イルマ(声 - 川村万梨阿)
- ヘンケン・ベッケナー、ナレーション(声 - 小杉十郎太)
- パプテマス・シロッコ(声 - 島田敏)
- ジェリド・メサ(声 - 井上和彦)
- レコア・ロンド(声 - 勝生真沙子)
- ヤザン・ゲーブル(声 - 大塚芳忠)
- サラ・ザビアロフ(声 - 水谷優子)
- ジャミトフ・ハイマン(声 - 西村知道)
- バスク・オム(声 - 郷里大輔)
- 地球連邦軍(連邦軍のうち、上記組織に所属していない者)
登場兵器
それ以外のものについては
スタッフ
(オープニングクレジットより)
- 企画 - 日本サンライズ
- 原案 - 矢立肇
- 原作 - 富野由悠季
- キャラクターデザイン - 安彦良和
- メカニカルデザイン - 大河原邦男、藤田一己
- 美術 - 東潤一
- デザインワークス - 永野護
- 音楽 - 三枝成章
- メカニカル作画監督 - 内田順久
- 撮影監督 - 斎藤秋男
- 音響監督 - 藤野貞義
- 音響制作 - 千田啓子
- プロデューサー - 森山涇(名古屋テレビ)、大西邦明(創通エージェンシー)、内田健二(日本サンライズ)
- 総監督 - 富野由悠季
- 制作 - 名古屋テレビ、創通エージェンシー、日本サンライズ
主題歌・挿入歌
- オープニングテーマ
-
- 「Ζ・刻をこえて」(原題:BETTER DAYS ARE COMING)(第1話 - 第23話)
- 原作詞[注 17]・作曲 - ニール・セダカ / 日本語版作詞 - 井荻麟 / 編曲 - 渡辺博也 / 歌 - 鮎川麻弥
- ※オリコン週間シングルチャート
- 20位(1985年3月4日付)、17位(3月11日・18日付)、15位(3月25日付)、20位(4月1日付)
- 「水の星へ愛をこめて」(英題:FOR US TO DECIDE)(第24話 - 第50話)
- 作詞 - 売野雅勇 / 作曲 - ニール・セダカ / 編曲 - 馬飼野康二 / 歌 - 森口博子
- ※オリコン週間シングルチャート
- 16位(1985年8月19日付)、17位(8月26日付)、18位(9月2日付)
- エンディングテーマ
- 挿入歌
差し替え事例
現在、日本国内で発売されている映像ソフトにおけるオープニング・エンディングパートは、上記に記載したテレビ放映時と同じ楽曲が使用されているが、一部のオンライン配信サイトおよび海外版映像ソフトでは、映像はそのままだが、楽曲のみサウンドトラック収録のBGM(オープニング曲は前期後期共に「Ζ GUNDAM」、エンディング曲は「新たな世界」)に差し替えられている事例がある(オープニング映像には、差し替えられたBGMに新たな効果音が追加されている)。これについてサンライズは「配信の『機動戦士Ζガンダム』オープニングとエンディングの楽曲がテレビ放送版と異なるのは、オンディマンド配信する際の権利上の理由によります。ご了承ください。現在の映像は富野監督に楽曲を監修いただき、インターネット配信の正式版として配信しております」と回答していた[27][注 18]。なお、2017年12月より、「元の主題歌で配信できるようになった」との報告が公式発表されている[28]。
注釈
- ^ キャスト欄での小杉のクレジット表記は登場人物のヘンケンではなく、ナレーターである。
- ^ 富野は「ガンダムはこれで終わりにする」という意味を込めたとインタビューで答えている[要出典]。さらにファーストガンダム続編としての数字の"2"の字形にも似ていることが指摘されている。
- ^ なお、前作のメインスポンサーであり、玩具を商品化したクローバーはすでに倒産していたため、バンダイはプラモデルだけでなく玩具も担当している。
- ^ Ζガンダムのメカデザインの複雑さは、それに加えて一つのメカが完成するまでに複数のデザイナーが関与していることが多いことにも原因がある[10]。
- ^ Ζガンダムではムーバブル・フレームが採用されているが、これは外装と内部フレームが別の部品となるものであり、ファーストガンダムのモノコック構造とは逆の構造といえる[13]。
- ^ コックピットには前作『重戦機エルガイム』に続き、それまでのボックス型コックピットに代わって富野のアイデアでデザインした全天周囲モニターと、新たにデザインされたリニアシートを採用。以後、この組み合わせがほとんどの富野作品で採用されている[14][15]。
- ^ ヤザン用の服をデザインしたところ、その絵を面白がった安彦が顔だけを描き直して決定稿とした。
- ^ 原曲は1972年のアルバム「Solitaire」に収録されている「Better Days Are Coming」。後に10ccとなるメンバーが全員参加している。「Solitaire」は永年CD化されていなかったが、「Emergence/Solitaire」として2008年10月にオリジナルの形でCD化された。
- ^ 原曲は1976年のアルバム「Steppin'Out」に収録されている「Bad And Beautiful」。
- ^ ただし、完全な新規書き下ろしではなく、「For Us to Decide」というセダカ自身の未発表曲を基にしている。
- ^ PS2版『エゥーゴvs.ティターンズ』のみ、ミッションモードクリア後のエンディングテーマとして『星空のBelieve』が収録されている。
- ^ 厳密にいえば、隠し要素として登場した『機動戦士ガンダム00』も主題歌が収録されていない。劇中のBGMによる代用もない。
- ^ 『ガンダム00』についてはファーストシーズン後期の主題歌が収録されており、主題歌が収録されていない作品はΖのみとなっている。ただしROMによっては『逆襲のシャア』の主題歌が収録されていないことがある(その場合はΖの劇中BGMで代用される)。
- ^ DVDはLDより普及率が高いので、このようなことは珍しいことではないが、オリコン調べによると『機動戦士ガンダムΖΖ』はDVD-BOXがLD-BOXを下回っており、本作と明暗が別れた。
- ^ あくまで休戦協定締結であって絶対的勝利ではない。
- ^ エンディングの役名テロップでは「シャア・アズナブル」名義。
- ^ a b アメリカでは作詞と作曲が分割されずに著作権登録されることもあり、ここでのセダカの原曲作品も作詞・作曲が分割されずに登録されているため、ここではレコードなどでのクレジットによらず実際の登録でのクレジットによる。
- ^ 2007年2月上旬から3月上旬までにおいて「バンダイチャンネル@ShowTime」で配信された5話限定無料視聴ラリーにおいて本来の形で視聴できていた。
- ^ 第24回終了時の予告編では「コロニーの落ちる日」と紹介されている。
- ^ a b c 「宇宙」のルビは「そら」であり、「うちゅう」ではない。
- ^ 一部の地方では11月1日の17:00に先行放送された。
- ^ a b 『I -星を継ぐ者-』『III -星の鼓動は愛-』
- ^ 『II -恋人たち-』のみ。
- ^ a b 『I -星を継ぐ者-』のみ。
- ^ 『II -恋人たち-』から。
- ^ テレビ版で使用されていたものと、展開に合わせて新たに編曲された、あるいは新規に作曲されて録音されたものもある。
- ^ E&Mプランニングセンターは1995年に活動を終結している。
- ^ 『機動戦士ΖガンダムIII -星の鼓動は愛-』に限り、クラウンレコードと表記されていた。
- ^ ただし、スタッフロールにおいてのクレジット上では「井上大輔」と表記。
- ^ 富野は本作のため、新たにFinal Cut Proによるノンリニア編集を習得している(Apple Japan「映画監督 富野由悠季」)
- ^ 旧作画は映像内の塵やホコリの除去や色、ズレの修正。新作画はワザと汚したりしたりするなどを行う処理法のこと、手塚治虫の実験映画『おんぼろフィルム』など特殊な例を除き、長丁場の映像作品としては本作で初めて行われた。
- ^ 皆川ゆか著『評伝シャア・アズナブル 《赤い彗星》の軌跡』では、テレビシリーズの描写を優先し、劇場版を「異説」としたスタンスで執筆している。
- ^ ただし、従来は2月2日とされているメールシュトローム作戦の日付が2月20日となっている年表は、劇場版以前の1999年発行の『機動戦士ガンダム エピソードガイド vol.3 ネオ・ジオン編』の5頁に存在している。
- ^ 各話の第1話は「ガンダムエース増刊 Ζガンダムエース」に掲載。
- ^ 「Ζガンダムエース」と「ガンダムエース」で読みきり掲載後に連載。
- ^ こちらは通称「藤田版」として知られており、ガンダムMk-IIやΖガンダムはガレージキット化もされている。
- ^ 当初は要望により動かしていたが、2014年現在では動かしていない。そのかわりに年に数回だが、コクピットに乗せてもらえる機会がある。[54]
出典
- ^ テレビ版『機動戦士Ζガンダム』第13話より。
- ^ a b c d GMG2018S, p. 12.
- ^ a b GMG2018S, pp. 21–23.
- ^ a b 猪俣謙次『ガンダム神話Ζ』50ページより。
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- ^ a b c d e f g h i j k l GMG2018W, p. 92.
- ^ a b GMG2018S, pp. 23–34.
- ^ a b c GMG2020W, p. 30.
- ^ 吉岡哲臣 編「G計画 PROJECT GUNDAM〜ガンダムができるまで〜機動戦士Zガンダム編」『GREAT MECHANICS 5』双葉社、2002年7月15日、66-67頁。ISBN 4-575-46408-2。
- ^ a b c d e f GMG2018W, p. 93.
- ^ “「アムロ・レイの演じ方〜古谷徹の演技・人物論〜」第7回(後編)”. Febri. 2022年12月21日閲覧。 アーカイブ 2022年12月22日 - ウェイバックマシン
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- ^ GMG2019A, p. 38.
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- ^ 『ZGUNDAM A (ゼータガンダムエース)』角川書店、2005年7月、82-85頁。
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- ^ 『機動戦士Ζガンダム大事典』より[要ページ番号]。
- ^ 上野五郎(編)「ジャーナル特集 プラモからホビーへ! Vol.1 転換の時を迎えた模型業界 ホビーの視点から新需要の開拓を!」『トイジャーナル』1985年4月号、東京玩具人形問屋協同組合、1985年4月1日、17頁。
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- ^ 松本悟・仲吉昭治「SCENE10 ―ロングヒットへ― ■『Ζガンダム』の登場とグレードアップ」『俺たちのガンダム・ビジネス』日本経済新聞出版社、2007年10月19日、ISBN 978-4-532-16598-7、161頁。
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- ^ 『機動戦士Ζガンダム ヒストリカ』第12巻、32頁。
- ^ 『機動戦士Ζガンダム ヒストリカ』第12巻、31-33頁。
- ^ 『機動戦士Ζガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのレポートより―』2巻、182頁。
- ^ 上映館の数については バンダイビジュアルの資料 アーカイブ 2020年10月29日 - ウェイバックマシン より抜粋。
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- ^ “機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者”. KADOKAWA. 2021年1月2日閲覧。 アーカイブ 2020年9月29日 - ウェイバックマシン
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- ^ “機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛”. KADOKAWA. 2021年1月2日閲覧。 アーカイブ 2021年6月19日 - ウェイバックマシン
- ^ “機動戦士Zガンダム Define”. 月刊ガンダムエース. 2021年1月2日閲覧。 アーカイブ 2020年12月30日 - ウェイバックマシン
- ^ 道の駅 久米の里ホームページ アーカイブ 2005年4月8日 - ウェイバックマシン
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