横井軍平 その他伝説、逸話

横井軍平

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/30 01:55 UTC 版)

その他伝説、逸話

  • 任天堂開発部長の時期には、筐体やパッケージのデザインにも携わっていた。これは、デザイン費用を軽減させるためでもあったが印刷や筐体の発注をしていた当時の協力会社との取引を保つためでもあった。筐体のデザインは、手触りなどの使いやすさ、安全性などの他に、蒔絵の筆箱など日本の伝統工芸品も参考にしており、独自性を取り入れることを忘れなかった。横井軍平がデザインに携わったのは、初代『ゲームボーイ』から『NINTENDO64』までである。
  • コンピューター嫌いではあったが、初代『ゲームボーイ』や『バーチャルボーイ』の試作機を自宅に持ち帰り、自ら分解や調整、確認を行っていた。
  • 当時の任天堂本社(京都市東山区福稲上高松町、現:京都リサーチセンター)の屋上にあるテニスコートで宮本茂と試合をしたことがある。これは、実際の経験での感覚や感じたことをソフト開発、制作にも生かしてほしいという思いからであった。試合結果は、横井の圧勝だった。
  • 任天堂開発部長の頃に、鳥羽街道沿いにあるアパートの一階に二人で住んでいたソフト制作の社員の部屋を大掃除したこともある。
  • 『バーチャルボーイ』開発中も自身の志との葛藤や任天堂開発部長としての苦悩をしており、一時的に不眠症にもなっていた。
  • 横井軍平が『ゲームボーイポケット』のシルバーを持った写真は退社の当日、任天堂東京支社内で撮影されたものである。
  • 任天堂の開発部長、株式会社コトの社長の時期ともにソフト制作会社、取引会社など、自ら現場に出向き交渉や調整を行うことも多かった。(MOTHER2ポケットモンスター 赤・緑の製作など多数)

関与した作品

関連書籍

  • 「なぜ私は任天堂を辞めたのか」『文藝春秋』1996年11月号 Web版
  • 横井軍平/牧野武文『横井軍平ゲーム館』1996年、アスペクト、ISBN 4893666967
  • 木村立哉「競争のない世界、枯れた技術の水平思考 -- 指と手のひらから世界へ」『ユリイカ』2006年6月号、ISBN 479170147X
  • 横井軍平/牧野武文『横井軍平ゲーム館 RETURNS ─ゲームボーイを生んだ発想力』2010年6月25日、フィルムアート社 ISBN 4845910500
  • 牧野武文『ゲームの父・横井軍平伝 任天堂のDNAを創造した男』2010年6月10日、角川書店(角川グループパブリッシング)ISBN 404885058X
  • 『決定版・ゲームの神様 横井軍平のことば (P-Vine Books) 』2012年9月28日、スペースシャワーネットワーク ISBN 4906700470
  • 牧野武文『任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代 (角川新書)』(上記の2010年刊『ゲームの父・横井軍平伝 任天堂のDNAを創造した男』の文庫版、追加文章あり)2015年6月9日、KADOKAWA/角川書店 ISBN 4041023742
  • 横井軍平/牧野武文『横井軍平ゲーム館 :「世界の任天堂」を築いた発想力 』(上記の1996年刊『横井軍平ゲーム館』の文庫版)2015年8月6日、ちくま文庫 ISBN 4480432930



  1. ^ 武田亨「It’s The NINTENDO」(2000年、ティーツー出版)p.80
  2. ^ 当時の任天堂のアーケードゲームは上村雅之らを初めとしたハード技術者がソフトも手掛けていた。
  3. ^ ただし、技術面では全くかかわっておらず、更に当時非常に多忙だったため、特許関連の作業で無駄な時間を使いたくないという理由で、特許出願の際に名前を出していない。
  4. ^ ゲーム開発コト 横井軍平氏死去」『ゲームマシン』(PDF)、第554号(アミューズメント通信社)、1997年12月1日、7面。2021年3月14日閲覧。
  5. ^ なお、この賞を受賞した他の日本人は「小島秀夫」「宮本茂」「中裕司」などがいる(『ゲームの父・横井軍平伝 任天堂のDNAを創造した男(牧野武文 著、角川書店)』 19ページ)。
  6. ^ PC Watch「後藤弘茂のWeekly海外ニュース 任天堂 岩田聡社長インタビュー(1) マンマシンインターフェイスを直感的にすることがカギ」
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 「横井軍平 ゲーム館」および「横井軍平 ゲーム館 RETURNS ゲームボーイを生んだ発想力」より。「ドライブゲーム」に関しては、自身もインタビューの最中に思い出すまで長いこと忘れていた。
  8. ^ 発売は1967年。
  9. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax 隔月刊 ゲーム批評1月号Vol.18 「追悼企画 横井軍平の時代を振り返る・横井軍平作品集」より。
  10. ^ Nintendo Entertainment System版のエンディングスタッフロールに「G・Yokoi」と記載。
  11. ^ 「GUNPEY」の前身にあたる作品。


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