槍 関連項目

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/21 15:59 UTC 版)

(やり、: spear)は、長い(え)の先に鋭利な刃物を着装した道具。刺突を主目的とする猟具、武器武具の一種。先史時代から人類が使用し続け、軍によって戦場で主要な兵器のひとつとして使われ続け、槍と銃の双方の機能を備えた銃剣にその機能は受け継がれた。とも書く。


注釈

  1. ^ 『雑々拾遺』(元和3年(1617年))6巻10丁「暦応年中手鉾の中より鑓を工夫し。始て作り出す。是短兵を討つに利あるとの義也。賢秀鑓にて大いに軍利を得たり。その後楠正儀京軍のとき鑓を以て敵を討事おびただし。これより諸家にならひておほくこしらえ、遂に武道の宝具となれり」[17]
  2. ^ 『日本刀大百科事典』[19]は顕家側が「矢利」を使用したとしているが、原史料を見る限り、負傷したのは顕家側の武士である。

出典

  1. ^ a b c d 中西豪 大山格. カラー版 戦国武器甲冑事典. 誠文堂新光社 
  2. ^ a b c 戦略戦術兵器大全 日本戦国編. 学研 
  3. ^ 山北篤. ゲームシナリオのための戦闘・戦略事典. SBクリエイティブ 
  4. ^ 近代化産業遺産「豊川油田」におけるジオパークの魅力[1]
  5. ^ シンポジウム「えっ!縄文時代にアスファルト」-縄文の生産と流通~東北日本のアスファルト-参加記[2]
  6. ^ 武器屋. 新紀元文庫 
  7. ^ マーティン・J・ドアティ. 図説中世ヨーロッパ武器防具戦術百科. 原書房 
  8. ^ 『神祭具便覧40巻』民俗工芸平成28年9月発行全438頁219頁
  9. ^ 『発見!いわんだ宿逸品』2004年11月逸品会発行全30頁中15頁
  10. ^ 又鬼用具(熊槍・玉造り器) - 鹿角市
  11. ^ 岐阜県公式ホームページ>鉄蛭巻手鉾[てつひるまきてぼこ]
  12. ^ 藤氏家伝
  13. ^ a b c d e f g h i 金子常規. 兵器と戦術の日本史. 中公文庫 
  14. ^ 近藤好和. 弓矢と刀剣. 吉川弘文館 
  15. ^ a b 近藤好和. 騎兵と歩兵の中世史. 吉川弘文館 
  16. ^ a b c 戸田藤成. 武器と防具 日本編. 新紀元社 
  17. ^ 『雑々拾遺』(早稲田大学図書館古典籍総合データベース:文庫30 E0159)
  18. ^ 樋口隆晴. 歴史群像 武器と甲冑. 歴史群像 
  19. ^ a b c 福永, vol. 5, pp. 239–241.
  20. ^ 戸部民夫. 日本武器・武具事典. ワニ文庫 
  21. ^ 福永 1993, pp. 239–241.
  22. ^ 『大日本史料』6編1冊376頁
  23. ^ a b c d e トマス・D・コンラン. 図説 戦国時代武器防具戦術百科. 原書房 
  24. ^ 近藤好和. 武具の日本史. 平凡社新書 
  25. ^ 東郷隆. 絵解き 戦国武士の合戦心得. 講談社文庫 





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