検索エンジンスパム 対策

検索エンジンスパム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/08 09:13 UTC 版)

対策

検索エンジン運営者

このようなページはグーグル八分とされ、特定のウェブサイトが検索用のインデックスから完全に削除されてしまい、GoogleやYahoo!などにおいて一切検索結果から出なくなる。しかし、文章による方法ではどれが検索エンジンスパムなのかの区別が付きにくく、付いたとしてもGoogleやYahoo!などにおいても全てを把握するのは困難であり完全な対策は出来ていない。

しかし中には違法性のある商品・サービスを提供するサイトなどがこの手法を導入することで検索サイトに働き掛けるケースもあることから、先に挙げたグーグル八分のみならず、他の検索サイトでも定期的に問題のあるサイトのキャッシュ(検索サイト側が持つ検索情報)を検索して削除する活動が行われている。

過去にはGoogleで「(東京都)○×区の歴史」と検索すると23区の何処の区名で検索してもポルノサイトが上位に来る事態が発生し、2004年5月12日警視庁より連絡を受けたGoogleがこれを強制的に排除している[4]

また、MSNでは2004年11月8日爆弾の製造方法や自殺系サイトのキャッシュを携帯電話向けのサービスから除外するなど、従来では検索品質(情報の精度)以外には責任を持たなかったロボット検索エンジンでも、その検索結果の内容に責任を持ってあたる傾向が生まれている。

検索エンジン利用者

検索に際して検索キーワードを工夫する(除外キーワードの利用など)。例えばGoogleやYahoo!などの主要検索サイトでは“-”記号(ハイフン)に続けてキーワードを入力すると、そのキーワードを含むページを除外して検索してくれる。年齢や住所などアラビア数字を含むキーワードの場合はキーワードが分解(例:「20歳」→「20」と「歳」に分解)してしまうので、半角“""”記号の中にキーワードを入れることによってフレーズとして分解を阻止させることも出来る。

他の検索サイトでも、「検索オプション」などから複数のキーワード入力欄に、それぞれ「含まれる」・「含まれない」・「双方が含まれる」等の細かい指定を行う事が可能となっており、そのような仕組みを利用することが奨められる。

Google Chrome拡張機能

以上のように利用者にとって取れる具体的な対策は、検索時に、利用者が不適切と考える発信元サイトについて「-(マイナス)」、「-site:」等の検索演算子を利用すると言った事がせいぜい可能なことであり、後は利用者の判断力に任されているのが現状であった。

Googleは2011年、コンテンツファーム対策の一環として、Google Chrome上での検索結果から、個別のユーザーが不適切と考える検索結果をドメイン単位で排除できる拡張機能「Personal Blocklist(by Google)」をリリースした[6][7][8]

この機能はPC上のGoogle Chromeだけで動作する。スマートフォン版は2017年現在もリリースされていない。


  1. ^ 渡辺隆広 (2011年1月31日). “Googleが指摘する"コンテンツファーム"とは? Demand Mediaのコンテンツミル問題 (中編)”. SEMリサーチ. 2016年12月10日閲覧。
  2. ^ 福田直之 藤崎麻里 (2016年12月6日). “まとめサイト閉鎖、大手に飛び火 背景に収益優先の構図”. 朝日新聞. 2016年12月10日閲覧。
  3. ^ 渡辺隆広 (2016年12月1日). “DeNA WELQ と検索技術の課題”. SEMリサーチ. 2016年12月10日閲覧。
  4. ^ 藤崎麻里 (2016年12月8日). “DeNA問題でクラウドソーシング大手が新指針”. 朝日新聞. 2016年12月10日閲覧。
  5. ^ よっぴー (2016年12月9日). “炎上中のDeNAにサイバーエージェント、その根底に流れるモラル無きDNAとは”. Yahoo!ニュース 個人. 2016年12月10日閲覧。
  6. ^ [1]
  7. ^ [2]
  8. ^ [3]


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