植木等 主なギャグ

植木等

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/02 10:27 UTC 版)

主なギャグ

  • 「お呼びでない?……お呼びでない、ね。こりゃまた失礼いたしました!」(『シャボン玉ホリデー』より)
植木は「当時(植木の)付き人をしていた小松政夫に呼ばれ、誤って出番以外のコーナーに登場した際に植木が発したアドリブが元ネタ」と紹介していたが、小松は植木の死後「私が運転手になる前からあったギャグだ」「親父さんはそんな間違えをする人ではない。私の名を売るために言っていたのを自分で信じ込んでしまったのだろう」[注釈 13] と述べている。
  • 「なんである?アイデアル」(「アイデアル傘」のCMで使われたギャグ)
  • 「これでイーヘラ?」(ヴィックスの鼻炎薬「インヘラー」のCMから生まれたギャグ。しかしインヘラーは覚醒剤成分が含まれていたため後年に日本での販売が中止になった。現在は同じ名称の吸入器がある)
  • この際カアちゃんと別れよう 」(1971年、大塚食品「ボンシチュー」(ボンカレーのシチュー版)のCMで使われたギャグ。CMのままのフレーズを挿れた楽曲がレコード化。同名のドラマまで制作された)
  • 「ハイ!それまでヨ」
  • 「分かっちゃいるけど、やめられねぇ」(『スーダラ節』より)

主な出演

映画

テレビドラマ

バラエティ番組

吹き替え

CM

舞台

ほか多数

ディスコグラフィー(ソロ名義)

シングル

  1. だまって俺について来い/無責任数え唄(1964年11月15日、東芝音楽工業、TP-1021)ハナ肇とクレージーキャッツ在籍時代のソロシングル。
  2. 万葉集/たそがれ忠治(1967年11月、東芝音楽工業、TP-1527)
  3. これで日本も安心だ!/スーダラ節'79(1979年4月20日、東芝EMI、TP-10569)
  4. ショボクレ人生/これが男の生きる道(1982年、東芝EMI、T06-1008)
  5. 毎度毎度のおさそいに/毎度毎度のおさそいに(カラオケ)(1983年11月21日[17]、東芝EMI、TP-17564)- 植木等&オフィスレディス名義、作詞:伊藤アキラ、作曲:はやしこば大正製薬「大正漢方胃腸薬」CMソング
  6. スーダラ伝説(1990年11月25日、ファンハウス、FHDF-1062)この曲で「ミュージックステーション」や「紅白歌合戦」に出演。オリコントップ10入り。
  7. 二十一世紀音頭/地球温暖化進行曲(1991年1月1日、ファンハウス)「二十一世紀音頭」は三波春夫作曲。アルバム『植木等的音楽』収録の「新二十一世紀音頭」では歌でも共演。
  8. 花と小父さん/笑えピエロ(1991年2月25日、ファンハウス)両曲ともオリジナルはクレージー時代に録音。浜口庫之助作詞・作曲。「花と小父さん」は植木をイメージして作られ、アルバム『ハイおよびです!!』に収録。伊東きよ子との競作もあった。
  9. 少年の日の夢/銀座イエスタディ(1991年5月25日、ファンハウス)
  10. 今日もやるぞやりぬくぞ/やせがまん節/無責任数え唄ハイカラ版(1991年11月25日、ファンハウス)
  11. 針切じいさんのロケン・ロール(1995年2月22日、ダブル・オーレコード)- アニメ『ちびまる子ちゃん』エンディングテーマ、シェブ・ウーリーの『ロックを踊る宇宙人』のカバー。
  12. サーフィン伝説/FUN×4(1995年8月21日、ファンハウス)

アルバム

  1. 植木等大いに唄う(1963年2月、東芝音楽工業)
  2. ハイおよびです!!(1967年5月5日、東芝音楽工業)
  3. 女の世界(1971年)
  4. スーダラ伝説(1990年11月25日、ファンハウス)[18]
  5. 植木等ザ・コンサート“いろいろあるよ、いろいろね”(1991年8月25日、ファンハウス)MCなども含むライブ録音盤。1991年6月9日・10日のコンサートより。
  6. スーダラ外伝(1991年11月25日、ファンハウス)[19]
  7. 植木等的音楽(1995年7月15日、ファンハウス)[20]

ソノシート


注釈

  1. ^ 実際の生年月日は1926年大正15年/昭和元年〉12月25日。詳細は植木等#来歴を参照。
  2. ^ 植木は周囲には2月25日を誕生日としていた。小松政夫著『昭和と師弟愛』P.49など
  3. ^ 身ぶり・手ぶりをまじえてする話。また、それを取り入れた落語。植木は勝手に設定を作って話を膨らますのが得意で、これは小松やその後輩であるタモリのトーク芸にも反映している。
  4. ^ 小松や中尾ミエの証言。
  5. ^ 小松政夫著『昭和と師弟愛』P49-53。
  6. ^ ドラマ『植木等とのぼせもん』製作発表時に伊東が植木の思い出として語ったもの。
  7. ^ 小松政夫著『昭和と師弟愛』P140。
  8. ^ 歌手としての著名な作品としては1971年の特撮ヒーロー作品『ミラーマン』(円谷プロ / フジテレビ)の主題歌がある。
  9. ^ 1990年に小堺一機関根勤のラジオ番組『コサキン増刊号』に植木がゲスト出演した際の発言。小松政夫著「昭和と師弟愛」P.168-170にも同様の記載あり。
  10. ^ なお、脚本の田波靖男によると、この「平均(たいらひとし)」にはモデルがおり、東宝の社員でもないのに会議に参加して発言する変な男で、後にハイジャックをして逮捕されたという[9]
  11. ^ NHK-BSハイビジョン特集『スーダラ伝説 植木等 夢を食べ続けた男』における植木の証言より。
  12. ^ NHK・ラジオビタミン「ときめきインタビュー」での小松の発言。
  13. ^ 小松政夫著「昭和と師弟愛」P.214など
  14. ^ 『ホンダラ行進曲』では、クレージーキャッツのメンバーもコーラス参加。
  15. ^ 『スーダラ節』『無責任一代男』『ドント節』『だまって俺について来い』『ハイそれまでョ』のメドレー。
  16. ^ 小松政夫著『昭和と師弟愛』P106-108。
  17. ^ 2017年には小松の著作である『のぼせもんやけん』を原作とする『植木等とのぼせもん』がテレビドラマ化された。

出典

  1. ^ 『植木等ショー! クレージーTV大全』p.185
  2. ^ 戸井十月『植木等伝「わかっちゃいるけど、やめられない!」』p.19
  3. ^ 『植木等伝「わかっちゃいるけど、やめられない!」』 戸井十月 小学館
  4. ^ 徹子の部屋1994年1月7日放送分より
  5. ^ a b “植木等さん死去、肺気腫10年延命拒む”. asahi.com. (2007年3月28日). オリジナルの2014年2月24日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/3A57T 2014年2月24日閲覧。 
  6. ^ 植木等さん幻の主演映画「本日ただいま誕生」35年ぶりにスクリーンに復活! : 映画ニュース”. 映画.com. 2021年1月18日閲覧。
  7. ^ 株式会社 渡辺プロダクション:グループ会社一覧:渡辺プロダクショングループ”. www.watanabe-group.com. 2021年1月18日閲覧。
  8. ^ 植木等『夢を食いつづけた男—おやじ徹誠一代記』朝日文庫、1987年(北畠清泰との共著、新版2008年)。初刊は朝日新聞社、1984年/ちくま文庫、2017年。ISBN 4480434992
  9. ^ a b c d 小林信彦『喜劇人に花束を』新潮文庫
  10. ^ “植木裕子さん、父・等さんDNAドイツバレエ界で開花”. ZAKZAK. (2007年3月29日). オリジナルの2014年2月24日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/QCbEu 2014年2月24日閲覧。 
  11. ^ 柴田浩一. “第7回「戦後のその後:モカンボ・セッション」”. YOKOHAMA JAZZ PROMENADE. 公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団. 2019年8月8日閲覧。
  12. ^ 毎日新聞のインタビュー記事(1977年6月)〜産経新聞2007年5月2日『植木等伝説(4)』より
  13. ^ 植木等さんとお別れする会(2011年1月4日時点のアーカイブ) - 東洋大学ニュース 2007年6月11日発信
  14. ^ 植木等 - オリコンTV出演情報
  15. ^ 『東京ガス 暮らしとデザインの40年 1955→1994』1996年2月1日発行、株式会社アーバン・コミュニケーションズ。 128頁~131頁
  16. ^ 植木等 - オリコンCM出演情報
  17. ^ 「ザ 宴会ソング」『読売新聞』1983年12月13日付夕刊、11面。
  18. ^ 植木等「スーダラ伝説」 | ドリーミュージック”. dreamusic.co.jp. 2021年12月19日閲覧。
  19. ^ 植木等「スーダラ外伝」 | ドリーミュージック”. dreamusic.co.jp. 2021年12月19日閲覧。
  20. ^ 植木等「植木等的音楽」 | ドリーミュージック”. dreamusic.co.jp. 2021年12月19日閲覧。
  21. ^ 桑田佳祐『ただの歌詩じゃねえかこんなもん』P11 - 12、新潮社、1984年。
  22. ^ 『ワンダ アフターショット』新TVCM 桑田 佳祐 氏 夢の共演 第2弾 「桑田+植木」篇 9月25日(火) 放映開始!アサヒ飲料 2007年9月21日配信 2020年10月17日閲覧
  23. ^ 青島幸男『わかっちゃいるけど…シャボン玉の頃』文春文庫
  24. ^ 小林信彦『日本の喜劇人』新潮文庫






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