森山眞弓 エピソード

森山眞弓

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/18 02:28 UTC 版)

エピソード

  • 夫の欽司との間に1男2女を授かったが、長男は昭和48年(1973年)に、柔道の試合中に事故で死去。森山の公式ウェブサイトでは、この時のことについて、悲しみを紛らわすため(労働省の)仕事に打ち込んだと記述している。
  • 孫が生まれた時、昔妹が使った呼び名を思い出して、「まあもちゃん」と呼んでもらうことにした[15]
  • 趣味は、カメラ、ゴルフ、スポーツ観戦など[16]
  • 日中国会議員書画展へ書画を提供している[17]
  • 日本相撲協会に対し、大相撲の神事としての不文律(女人禁制)についての問題提起をたびたび行っていた。労働省婦人少年局長時代の1978年(昭和53年)には、わんぱく相撲大会の予選で上位入賞した女児が蔵前国技館で行われる本大会に出場できない問題について、協会理事を労働省に呼び「土俵は神聖というのは、どういう意味で?」「みなさんは女性を不浄だと思っていらっしゃるのかしら」と問い詰めた[18][注釈 2]。官房長官時代に、内閣総理大臣杯土俵に上がって授与しようとして日本相撲協会に拒否された際には、森山やその支持者らがこの事態を女性差別問題であると問題提起を行い、その後の女人禁制反対派の活動により各地で様々な伝統行事のあり方に議論を呼びかけることになった[19]

栄典

主な所属議員連盟

略歴


注釈

  1. ^ なお、このうち婚外子問題に関しては、2013年9月4日に最高裁判所が、相続において婚外子を差別する民法の規定が違憲であるとの判断を下している。
  2. ^ 1978年の婦人週間スローガンが「慣習を見直そう」だったことが背景にあったと森山は述べている。この席には当時総理府審議官だった赤松良子も同席している。

出典

  1. ^ 森山真弓・元官房長官が死去共同通信、2021年10月18日配信
  2. ^ 工藤幸雄『ぼくの翻訳人生』p.38(中公新書2004年
  3. ^ a b c 森山欽司 ─反骨のヒューマニスト─ 第四章” (PDF). 2013年8月17日閲覧。
  4. ^ 森山欽司 ─反骨のヒューマニスト─ 第二十章” (PDF). 2013年8月17日閲覧。
  5. ^ 『中日新聞』2001年12月27日夕刊1面「××死刑囚の刑執行 愛知、京都の保険金殺人 東京でも1人」
  6. ^ 『読売新聞』2001年12月27日東京夕刊1面「2人に死刑執行 東京、練馬の一家殺害犯ら、昨年11月以来/法務省」
  7. ^ a b “森山真弓元官房長官が死去”. 産經新聞. (2021年10月18日). https://www.sankei.com/article/20211018-SFBWK2APZJPEXFWDFRI3F7XZNI/ 2021年10月18日閲覧。 
  8. ^ “官房長官や法務大臣など歴任 森山眞弓氏 死去”. NHK NEWSWEB. NHK. (2021年10月18日). https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211018/k10013311851000.html 2021年10月18日閲覧。 
  9. ^ 『官報』第621号7頁 令和3年11月22日号
  10. ^ 文藝春秋編 日本の論点2009
  11. ^ ITmedia News「アニメ、漫画、ゲームも「準児童ポルノ」として違法化訴えるキャンペーン」
  12. ^ 女提協(女性議員政策提言協議会)の会長に
  13. ^ 別姓通信63
  14. ^ 第166回国会 衆議院 法務委員会 25号
  15. ^ 岩波フォト絵本「わたしの呼び名は《まあもちゃん》」 岩波書店
  16. ^ 法務大臣時のプロフィール
  17. ^ [1] NPO法人日中国会議員書画展実行委員会
  18. ^ 朝日新聞1978年5月23日付夕刊社会面
  19. ^ 「女人禁制」壁越えるには声を上げ続けて 森山真弓さん朝日新聞デジタル2018年5月5日付
  20. ^ 秋の叙勲、川淵氏ら4024人に/旭日大綬章に張氏”. 四国新聞社 (2009年11月3日). 2023年4月14日閲覧。


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