棚卸資産
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/02 04:50 UTC 版)
棚卸資産(たなおろししさん、英: inventory)は、会計用語の一つで、販売目的と何らかの形で結びついている財、またはサービスを指す。有形のものもあり、無形のもの(サービスなど)もある。販売を意図して保有しているものも、そうでないものもある。正常営業循環基準により、必ず流動資産となる。
- ^ 連続意見書四(1962年8月7日)大蔵省企業会計審議会
- ^ “棚卸資産とは?棚卸資産の評価方法と実地棚卸の実務”. 経理プラス (2017年12月27日). 2022年3月10日閲覧。
- ^ "3. ... 棚卸資産は ... 所有し、かつ、売却を予定する資産 ... 売却には ... 活発な市場が存在することを前提として、棚卸資産の保有者が単に市場価格の変動により利益を得ることを目的とするトレーディングを含む。 ... 当初から加工や販売の努力を行うことなく単に市場価格の変動により利益を得るトレーディング目的で保有する棚卸資産" 企業会計基準委員会. (2020). 企業会計基準第 9 号 棚卸資産の評価に関する会計基準.
- ^ このほか、かつては後入先出法(last-in, first-out method, LIFO)があったが、2008年9月26日に「棚卸資産の評価に関する会計基準」が改正され、適用が廃止されることとなった。後入先出法の項も参照。
- ^ 300社より多くなるのは複数の方式を採用している会社があるため。
- ^ 日本公認会計士協会 『決算開示トレンド平成17年版』 中央経済社、 桜井久勝著 『財務会計・入門』 有斐閣 2008年3月31日第5版第1刷発行 ISBN 978-4-641-12358-8
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