林真理子
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エピソード
- 江原啓之を1994年(平成6年)に雑誌『an・an』で対談して以来絶賛しており、江原の著書『幸運を引き寄せるスピリチュアルブック』(2001年)の帯に推薦文を書いた。
- 林のコピーライター時代にクライアントとして接した堤清二は、彼女の書くキャッチコピーが凡庸でダメ出しをしたことがあるが、ボディコピー(商品の説明文)には非常に光るものがあると感じたので、小説を書くように勧めたことがあるとインタビューで述べている[21]。
- 若い頃はアイドル作家と持て囃されていたが容姿に見合わない扱いを赤塚不二夫にネタにされてしまったことがある[22]。赤塚のアシスタントだった長谷邦夫は、林がその内容に激怒し出版社を恫喝して連載を打ち切りに追い込んだと述懐していたが、赤塚作品を研究する名和広によると、長谷の事実誤認[23]としている。また、作品自体は暫くして連載打ち切りとなっている[24]。
- 大学生時代、仲の良かった当時早稲田大学の学生の人から、ニッポン放送アナウンサー募集の話を聞いて「声がいいから」と勧められたが、試験当日風邪をひいたために断念したということがあった[25]。
- 1996年12月2日、藤岡信勝、西尾幹二らが中心となって「新しい歴史教科書をつくる会」の結成記者会見が開かれる。西尾は「この度、検定を通過した7社の中学教科書は、証拠不十分のまま従軍慰安婦の強制連行説をいっせいに採用した」との声明を発表。声明文には藤岡、西尾、小林よしのり、坂本多加雄、高橋史朗、深田祐介、山本夏彦、阿川佐和子、林の計9人が呼びかけ人として名を連ねた[26][27][28]。
- 横山秀夫の『半落ち』を巡る直木賞選考過程において、作品だけでなくその読者についてまで強い誹謗中傷を展開した。しかし、その作品講評の際に林が指摘した「物語の欠点」はこの作品の場合には必ずしも当てはまらないことが後に判明した。なお、この欠点に最初に気付いたのは北方謙三だったとされているが、北方自身はこれを大きな問題として指摘してはいない[29][30]。
- 自販機本『Jam』『HEAVEN』初代編集長の高杉弾とは大学時代の同級生で面識がある[31]。
- 2019年、「元号に関する懇談会」有識者委員となり、新元号「令和」制定に関わった[32]。
注釈
- ^ 戸籍上の誕生日であり、実際は3月末日という[要出典]。
- ^ これは、日本と米国の相互理解を政治・経済・教育・文化などあらゆる分野で促進し、人物交流を通じ広範な種々の課題について両国が共有することを目的としたプログラムである。内容は政治・経済・文化など、各分野のリーダーによる3週間の米国研修で、アメリカ合衆国国務省が実施した。
出典
- ^ “日本大学 林真理子氏「“マッチョな体質”改革したい」”. NHK. 2022年6月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月25日閲覧。
- ^ a b 林真理子; マキタスポーツ(インタビュー)「林真理子×マキタスポーツ 「山梨」発「野心」経由のふたり【前編】」『文藝春秋BOOKS』、2017年1月9日 。2018年11月8日閲覧。
- ^ “林真理子さんが日大理事長に内定 「初の女性理事長なら体制刷新のイメージが強まる」学内から声”. 日刊スポーツ (2022年6月2日). 2022年6月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月2日閲覧。
- ^ 斎藤美奈子『文壇アイドル論』(2002年、岩波書店)参考
- ^ “作家の林真理子氏がレジオン・ドヌール勲章を受章”. 駐日フランス大使館 (2012年1月10日). 2021年6月28日閲覧。
- ^ “「後世に残るもの書きたい」 紫綬褒章の作家、林真理子さん”. 日本経済新聞. (2018年11月2日) 2018年11月8日閲覧。
- ^ 「新理事長に林真理子さん」『読売新聞』2020年5月13日朝刊
- ^ 人事、文部科学省日本経済新聞(2020/8/28 20:49)
- ^ 第20期文化審議会委員文化庁
- ^ “菊池寛賞に林真理子氏、篠山紀信氏らが決定”. デイリースポーツ. (2020年10月13日) 2020年10月13日閲覧。
- ^ “林真理子さんエッセー、ギネス世界記録 連載1655回”. 朝日新聞. 2023年8月9日閲覧。
- ^ “日本大学、新理事長に作家の林真理子理事を正式承認”. 大学ジャーナルオンライン (2022年7月4日). 2022年7月4日閲覧。
- ^ “野間出版文化賞 : 講談社”. www.kodansha.co.jp. 2023年1月20日閲覧。
- ^ “アメフト部薬物事件、林真理子・理事長を「当事者意識を持たなかった」と批判…日大の第三者委員会の報告書を公表”. 読売新聞. (2023年10月31日) 2023年11月7日閲覧。
- ^ “日大の林真理子理事長、年2400万円から報酬半減を受け入れ意向…理事会が学長と副学長に辞任勧告”. 読売新聞. (2023年11月22日) 2023年11月23日閲覧。
- ^ “日大副学長が林真理子理事長提訴 薬物事件で「辞任強要」パワハラ被害主張”. 産経新聞. (2023年11月27日) 2023年11月27日閲覧。
- ^ T&Gーハウスウエディングー 著名人対談 秋元康VS林真理子参考。
- ^ 林真理子のあれもこれも日記 林真理子年譜 41歳〜45歳参考。
- ^ 松田哲夫『これを読まずして、編集を語るなかれ。』の秋山との対談より。なお、同雑誌には、のちに『ルンルンを買っておうちに帰ろう』の担当編集者となる、主婦の友社の松川邦生(渡辺和博の『金魂巻』の担当でもある)もかかわっていた。
- ^ “林真理子さんの軽井沢別荘。決して華美ではない、自然体の暮らしが心地いい家”. 家庭画報 (2021年8月2日). 2022年6月3日閲覧。
- ^ 堤清二 (2013-8-19). 構成:村上敬. ed. オトす三条件「愚直、尊重、たどたどしさ」. プレジデント 2013.9.19号別冊. pp. 34-35
- ^ 「お笑いはこれからだ」(「小説新潮」82年~84年)
- ^ 名和広のツイートより
- ^ 『封印漫画大全』坂茂樹著、鉄人文庫p34より
- ^ 『週刊朝日』2005年9月23日号「マリコのここまで聞いていいのかな」44頁
- ^ 『毎日新聞』1996年12月3日付大阪朝刊、社会、27面、「『従軍慰安婦強制連行』削除を 歴史教科書でもゴーマニズム宣言 書き直しを陳情」。
- ^ 「会創設にあたっての声明を出した同会呼びかけ人(一九九六年十二月二日)声明文」 『西尾幹二全集 第17巻』国書刊行会、2018年12月25日。
- ^ 西尾幹二「なぜ私は行動に立ち上がったか―新しい歴史教科書の戦い」 『西尾幹二全集 第17巻』国書刊行会、2018年12月25日。
- ^ 大森望・豊崎由美『文学賞メッタ斬り!』(2004年、株式会社パルコ)エンターテインメント対決! 直木賞vs山本賞
- ^ “世相百断・第49話「直木賞候補作『半落ち』の評判」” (2003年5月9日). 2017年4月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年8月15日閲覧。
- ^ エディトリアル・デパートメント/幻冬舎『スペクテイター』39号「パンクマガジン『Jam』の神話」2017年6月、88-89頁。
- ^ “有識者懇で新元号案を提示 メンバーに山中教授ら”. 日本経済新聞. (2019年4月1日) 2019年4月20日閲覧。
- ^ “2018年の大河ドラマは「西郷どん」!”. NHKドラマトピックス. (2016年9月8日). オリジナルの2016年9月8日時点におけるアーカイブ。 2016年9月8日閲覧。
- ^ “お正月は美輪明宏と「金色の時間」をご一緒に”. NHK. 2021年3月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月19日閲覧。
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