松嶋菜々子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/11 02:01 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動まつしま ななこ 松嶋 菜々子 | |||||||||||
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本名 |
野口 奈奈子(のぐち ななこ) (旧姓 : 松嶋) | ||||||||||
生年月日 | 1973年10月13日(47歳) | ||||||||||
出生地 |
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身長 | 173 cm[2] | ||||||||||
血液型 | A型 | ||||||||||
職業 | 女優、ファッションモデル | ||||||||||
ジャンル | 映画、テレビドラマ、ファッション雑誌 | ||||||||||
活動期間 | 1991年 - | ||||||||||
活動内容 | ViVi専属モデル | ||||||||||
配偶者 | 反町隆史(2001年[1] - ) | ||||||||||
事務所 | MISエステー企画[3]→セブンス・アヴェニュー | ||||||||||
公式サイト | 公式プロフィール | ||||||||||
主な作品 | |||||||||||
テレビドラマ 『ひまわり』[1] 『こんな恋のはなし』 『Sweet Season』 『GTO』 『救命病棟24時』シリーズ 『魔女の条件』 『氷の世界』 『百年の物語』 『やまとなでしこ』 『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』[1] 『美女か野獣』 『家政婦のミタ』 『ラッキーセブン』 『なつぞら』 映画 『リング』シリーズ 『ホワイトアウト』 『犬神家の一族』 『眉山 - びざん -』 『犬とあなたの物語 いぬのえいが』 『藁の楯』 『祈りの幕が下りる時』 | |||||||||||
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略歴
1980年代
高校1年の終わりごろ、モデルにスカウトされ、両親の反対を説得しデビュー。
1990年代
- 1991年 - マクドナルドの「てりやきバーガー」キャンペーンのCMに出演。
- 1991年11月 - 『なるほど!ザ・ワールド』の放送10周年とタイアップした旭化成水着マスコットガールに選ばれ、1992年度の第17代『旭化成せんいキャンペーンモデル』に選ばれる[4]。『なるほど!ザ・ワールド』に旭化成せんいキャンペーンモデルとして出演。
- 1991年、アサヒビールの飲料部門(アサヒ飲料)のイメージガールに選ばれ[4]、1992年度のイメージガールとなる[5]。
- 1992年 - 18歳から女性ファッション誌『ViVi』の専属モデルを務める。当時はバブル崩壊の時代を反映し、バブル期に流行ったボディコン(ボディ・コンシャス)に対抗したキャッチコピー「ハートコンシャス・サンプレイ」というものだった。同年、ドラマ『社長になった若大将』(TBS)で女優デビュー。
- 1994年〜1995年 - バラエティ『とんねるずのみなさんのおかげです』(フジテレビ)のコント「近未来警察072」にナナ隊員役として出演。
- 1995年 - CM「アベニール・サリュー」(日産)での「お~ま~た」の台詞とミニスカートの脚線美が話題を呼び、指名の仕事が急増。
- 1996年 - NHKの連続テレビ小説『ひまわり』のヒロイン役に抜擢。約2000人が参加したオーディションで、朝ドラが初主演作[2]。メジャー女優にステップアップし、以降はポスト・トレンディ女優の代表格となる[1]。
- 1997年 - 当時所属していた事務所から独立する。松下電工(現パナソニック)のCMイメージキャラクター「きれいなおねえさん」の2代目を務め、好感度No.1女優に選ばれた。水野真紀に続く「きれいなおねえさん」に扮して話題となった[3]。
- 1998年 - 映画『リング』で映画初主演。ドラマ『Sweet Season』(TBS)に出演。ドラマ『GTO』(関西テレビ)の冬月あずさ役で人気を博す。ドラマも大ヒットとなった。
- 1999年 - 3本の連続ドラマ(『救命病棟24時』(フジテレビ)、『魔女の条件』(TBS)、『氷の世界』(フジテレビ))に出演。
2000年代
- 2000年 - 8月に3夜連続で放送されたスペシャルドラマ『百年の物語』(TBS)に主演し、平均視聴率29.6%を獲得。『やまとなでしこ』(フジテレビ)でも30%越えを達成した。
- 2001年 - テレビドラマ『GTO』で共演した俳優、反町隆史と結婚。
- 2002年 - NHK大河ドラマ『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』[6]に唐沢寿明とダブル主演[1]。
- 2004年 - 2月に妊娠が公になり女児(第1子)を出産[7]。その後、8月には住友生命のCMで活動再開。
- 2005年 - 1月スタートのドラマ『救命病棟24時』で本格的に女優復帰。11月にドラマ・コンプレックス『火垂るの墓- ほたるのはか -』(日本テレビ)で冷酷な叔母役を演じ、ドラマ・コンプレックス史上最高視聴率21.2%を獲得。松嶋はテレビ誌[要出典]で、『火垂るの墓』の澤野久子役のオファーを聞いた時、当初やりたくないと思ったことを告白している。
- 2006年 - グローバルな貧困根絶キャンペーン『ほっとけない世界のまずしさキャンペーン』に参加。
- 2007年 - 女児(第2子)を出産[8]。
- 2008年 - 3月に住友生命のCMで復帰。
- 2009年 - 7月スタートのドラマ『救命病棟24時』で本格的に女優復帰。
2010年代
- 2011年 - 10月スタートのドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ)で2年ぶり(単独主演としては11年ぶり)の連ドラ主演。仕事は完璧にこなすも、無表情で機械的な家政婦を演じ、視聴率は平均視聴率25.2%、最高視聴率は日本のテレビドラマ史上歴代3位タイとなる40.0%という驚異の高視聴率を記録した[1]。このドラマは社会現象となり、困難な実社会で働く女性たちから共感と支持を集め、往年の「奈々子の神通力」を業界に改めて知らしめる結果となった[1]。
- 2012年 - 『ラッキーセブン』(フジテレビ)に2クール連続でドラマ出演(前述の『家政婦のミタ』から引き続き。松嶋の2クール連続出演は14年振り、月9枠の出演は11年振り)。
- 2015年 - 8月、TBSの終戦70年スペシャルドラマ『レッドクロス〜女たちの赤紙〜』で4年ぶりのドラマ主演[9]。
人物
神奈川県横浜市出身。小学生まで横浜市鶴見区、中学生からは座間市で過ごした。初主演作『ひまわり』出演が決まってから実家を出て、NHKの近くに引っ越した[2]。
横浜市立矢向小学校、相模女子大学中学部・高等部卒業。中学時代はソフトボール部、高校時代は書道部に所属していた。兄がいる。
小さいから目が悪く眼鏡をかけているが、コンタクトも使う[10]。運転免許は普通自動車と普通自動二輪車を所持。
歌手のMISIAのファンであり、ドラマやCMでのタイアップが多い。女優の深浦加奈子のことを姉のように慕っていた。
テレビドラマ『GTO』で共演した反町隆史とは、『GTO』撮影終了から約1年後の1999年11月に交際がスタートし、2001年2月21日ZEPP TOKYOでのライブ(国内最後のライブとなっている)を終えた後に結婚。2月22日に、反町自身の公式サイトでファンに報告し、フジテレビのスタジオで反町、松嶋2人揃って会見を開いた[11]。
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- ^ a b c d e f g h 別冊宝島2551『日本の女優 100人』p.119.
- ^ a b c “松嶋菜々子(1)「自信がないのでヒロインは無理」”. サンスポ (2019年3月31日). 2021年2月5日閲覧。
- ^ a b “松嶋菜々子”. www.tvdrama-db.com. 2020年5月14日閲覧。
- ^ a b “水着姿のキャンギャル 水着審査拒否し合格した後の女優K”. NEWSポストセブン (2016年5月28日). 2021年2月5日閲覧。
- ^ “ニュースリリース 2001年アサヒビールイメージガール決定のお知らせ 第15代イメージガールに「出川 紗織(でがわ さおり)」を起用”. アサヒビール株式会社 (2000年11月30日). 2021年2月5日閲覧。
- ^ 番組エピソード 大河ドラマ『利家とまつ〜加賀百万石物語』 - NHKアーカイブス
- ^ “松嶋菜々子さん女児出産 ファクスに喜びつづる”. 47NEWS (2004年6月1日). 2012年9月8日閲覧。
- ^ “松嶋菜々子さん、二女出産 11月30日”. 47NEWS (2007年12月10日). 2012年9月8日閲覧。
- ^ “松嶋菜々子×チーム半沢で終戦70年ドラマ 視聴率40%超えコラボ!”. スポーツ報知 (2015年5月16日). 2015年5月16日閲覧。
- ^ “松嶋菜々子(2)感激した川島なお美さんからのワイン”. サンスポ (2019年4月7日). 2021年2月5日閲覧。
- ^ 坂口友香 (20200501T113000+0900). “最強夫婦「反町&松嶋」VS 「木村&工藤」 家庭円満、娘2人…共通する理想の家庭像 〈dot.〉” (日本語). AERA dot. (アエラドット). 2020年5月2日閲覧。
- ^ “2019年度前期 連続テレビ小説「なつぞら」キャスト発表!”. NHKドラマトピックス (日本放送協会). (2018年4月26日) 2020年10月20日閲覧。
- ^ “西島秀俊、松嶋菜々子の夫に!満州で出会い恋に落ちる…”. シネマトゥデイ (2015年7月3日). 2015年7月3日閲覧。
- ^ “松嶋菜々子“職場復帰”3年ぶり連ドラ主演 低迷フジ救う!?”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2016年5月20日) 2016年5月20日閲覧。
- ^ “松嶋菜々子3年ぶり連ドラ主演で「働く女性」に!”. ニュースウォーカー. (2016年5月20日) 2016年5月20日閲覧。
- ^ “松嶋菜々子が山崎豊子作品に初出演 劇中衣装デザイン公募も”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2016年12月12日) 2016年12月12日閲覧。
- ^ “織田裕二と松嶋菜々子、17年ぶりに共演キター!揃って「楽しみ」”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2017年10月24日) 2017年10月24日閲覧。
- ^ “松嶋菜々子:テレ朝ドラマ初主演 一人娘を誘拐された弁護士役で「緊迫感を私なりに演じたい」”. まんたんウェブ. (2018年8月27日) 2018年9月13日閲覧。
- ^ “阿部寛「新参者」シリーズ完結へ 最大の謎が明らかに”. シネマトゥデイ (株式会社シネマトゥデイ). (2017年6月26日) 2017年6月26日閲覧。
- ^ “町田くんの世界:実写映画主演に新人2人抜てき 岩田剛典、高畑充希、戸田恵梨香ら豪華キャストも”. まんたんウェブ (MANTAN). (2019年1月22日) 2019年1月23日閲覧。
- ^ “『第24回日本ジュエリーベストドレッサー』に剛力彩芽、松嶋菜々子ら選出”. ORICON NEWS (oricon ME). (2013年1月24日) 2018年4月26日閲覧。
固有名詞の分類
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