東北本線 運行形態

東北本線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/26 17:58 UTC 版)

運行形態

現在、長距離都市間輸送およびビジネス輸送の多くを東北新幹線が担っている[† 9]宇都宮線区間は東京への通勤路線および大宮宇都宮の各都市圏路線として、その他の区間も郡山・福島・仙台・盛岡などの地域の中心都市の生活路線として運行体系が組まれており、寝台特急列車が臨時含め廃止された2016年以降、遠隔都市間を結ぶ在来線列車は臨時列車貨物列車のみとなっている。

東京駅から黒磯駅までは直流、高久駅以北はすべて交流でそれぞれ電化されており、黒磯駅と高久駅の間にデッドセクションが設けられている[18]。当該デッドセクションを挟み、直流電化区間と交流電化区間を直通する列車は、貨物列車のほか、旅客列車が臨時列車と黒磯駅 - 新白河駅・白河駅間において交直流電車で運行されている普通列車のみで、交流電化区間から宇都宮線区間である黒磯駅以南の直流電化区間への普通列車の乗り入れは行われていない。

電化前の最盛期には黒磯駅を跨ぐ直通普通列車が毎日15往復設定されていた(優等客車を連結した普通列車・夜行普通列車含む)が、1959年の黒磯駅以南の直流電化・同駅以北の交流電化後は毎日8往復へと減便され、代わって1965年1968年には当時最新鋭の特急・急行用電車(483系455系485系583系)が相次いで投入され、長距離特急・急行列車が増便された。それでもなお客車による普通列車の運用が残されていた時代には朝昼中心に毎日数本は直通普通列車(いずれも客車普通列車)が設定されていたが、1978年10月2日のダイヤ改正で特急・急行列車が大幅増便されたことに伴って、上野駅 - 黒磯駅間での客車普通列車の運行が消滅し、黒磯駅を跨いだ普通列車は、急行「なすの」の間合い運用の宇都宮駅 - 白河駅間の列車だけとなり、その後完全に消滅した。その後、1982年6月23日には東北新幹線が開業し、東北本線在来線を走る特急・急行列車は徐々に新幹線経由での運行に切り替えられ、空いた在来線には中距離普通列車が増発された。

現在、旅客が黒磯駅を跨いで普通列車を利用する場合は、同駅において同駅以南で運行される直流電車と同駅以北で運行される交直流電車との相互乗り換えが必要となっているが、普通列車の本数および所要時間に関しては、客車時代に比べて利便性が高くなっている。電化後も含め、客車による長距離普通列車が運行されていた時代の上野 - 仙台間の所要時間は9時間30分から10時間30分程度かかっていたが、2015年には途中駅で乗り換えが必要ではあるものの、同区間の所要時間は概ね6時間15分から40分程度、遅くても7時間30分以内に短縮された。しかし黒磯駅構内直流化に先立って行われた2017年10月の改正後は所要時間が増加した乗り継ぎ例もある[† 10]

優等列車

東北新幹線が開業した1982年以前は、東北本線在来線が東京対東北・北海道へのメインルートであったことや、沿線諸都市連絡のために多くの長距離優等列車が運行されていた。新幹線の部分開業後は、並行区間の長距離列車が新幹線経由での運行中心となり、当線を経由して会津若松や山形などの各都市へ向かっていた列車は一部が新幹線直行特急へと発展を遂げたのを除いて、郡山駅などの各新幹線停車駅から乗り継ぎを行なう運行形態へと変更になったが、新幹線の終点から青森・北海道方面への連絡特急列車は残されていた。やがて東北新幹線の全線開業により、盛岡駅以北がすべてJR東日本から経営分離されると、在来線経由で運行されている優等列車は当線経由で他路線沿線を目的地とする列車のみとなり、現在に至っている。

首都圏と北海道を結ぶ夜行列車は2016年3月の北海道新幹線の開業により全廃された。なお、前述のように経営分離された盛岡駅 - 青森駅間はIGRいわて銀河鉄道青い森鉄道の路線を走行するため、この区間を経由する場合の運賃・特急料金には両社の運賃と両社線内の特急料金が加算されるが、2016年3月改正時点では該当する定期旅客列車はない。

以下に東北本線で運行されている列車を挙げる。強調した区間が東北本線内を表す。東京駅 - 大宮駅間に乗り入れる高崎線直通列車については「高崎線」を、東京駅 - 日暮里駅間に乗り入れる常磐線の列車については「常磐線」を、過去の列車については「東北本線優等列車沿革」の各記事を参照。

地域輸送

東北本線の普通・快速列車は、主に宇都宮駅黒磯駅新白河駅郡山駅福島駅仙台駅小牛田駅一ノ関駅でそれぞれ運行系統が分かれており、各区間内の需要に応じた区間列車が運転されている。このうち黒磯駅と一ノ関駅は、その前後にまたがって運行される定期列車が2022年3月現在ない。

東京地区の電車特定区間

前述のように、東京近郊では多数の運転系統が東北本線を走行している。運行形態の詳細については各路線・運転系統の記事を参照。

また、宇都宮線・高崎線および常磐線快速電車・常磐線では、上野駅を発着する従来からの系統に加えて、JR発足後に次の運転形態が新設されている。

系統別停車駅比較表
  • 直通先は正式路線名である
  • ●:全列車停車、▲:快速は通過、▼:平日ダイヤの快速は通過、━:全列車通過、=:経由せず
  • 中央線と埼京線はここでは省略する。
系統 直通先 東京駅 神田駅 秋葉原駅 御徒町駅 上野駅 鶯谷駅 日暮里駅 西日暮里駅 田端駅 尾久駅 上中里駅 王子駅 東十条駅 赤羽駅 川口駅 西川口駅 蕨駅 南浦和駅 浦和駅 北浦和駅 与野駅 さいたま新都心駅 大宮駅 直通先
上野駅
発着列車・
上野東京
ライン
宇都宮線 伊東線 - 東海道本線 東北本線
高崎線 伊東線 - 東海道本線 高崎線 - 上越線 - 両毛線
常磐線 東海道本線 松戸方面 常磐線( - 成田線我孫子支線)
湘南新宿
ライン
宇都宮線 横須賀線 - 東海道本線(含品鶴線 山手貨物線
新宿池袋経由
東北本線
高崎線 東海道本線(含品鶴線) 高崎線 - 上越線 - 両毛線
京浜東北線 根岸線 - 東海道本線 -
山手線 山手線 - 東海道本線 池袋方面 山手線

東京駅 - 黒磯駅間(宇都宮線)

「宇都宮線」の愛称を持つ東京駅・上野駅 - 黒磯駅間の中距離列車は直流電車で運行され、宇都宮駅を境に系統が分割されている。宇都宮駅以南を運行する列車については原則として東京駅方面(上野東京ライン)・上野駅発着と新宿方面発着(湘南新宿ライン)の2本立てで運行し、一部は古河駅小金井駅で折り返す運転となっている。栃木県茨城県埼玉県から東京への通勤路線、そして宇都宮の近郊路線であり、グリーン車2両を連結した10両ないし15両編成の長編成列車を主体とに運行されている。2006年7月8日以前は、15両編成の列車は小金井駅以北への乗り入れが不可能であり小金井駅において分割・併合作業が多く行われていたが、同日以降は小金井駅 - 宇都宮駅間でも15両編成の乗り入れが可能となり小金井駅で分割・併合作業を行う列車は減少した。また、朝の下り方面と夕方以降は快速「ラビット」[† 11] も運転されている。

宇都宮駅 - 黒磯駅間は宇都宮の近郊路線であり、1時間に2 - 3本の運転である。早朝の1本の小山駅始発黒磯駅行きを除いて終日宇都宮駅発着であり、小山駅始発の列車を含めて3両または6両編成によるワンマン運転が実施され、普通列車グリーン車の営業も行われない。このほか、宇都宮駅 - 宝積寺駅間では烏山線列車も運行されている。一方で、黒磯駅以北へ直通運転する列車は、黒磯駅 - 新白河駅間が交直流電車と気動車[† 12] の運用に切り替わった2017年(平成29年)10月以降においても設定されていない。

黒磯駅 - 新白河駅間

栃木県と福島県の県境域にわたる区間である。以前は交流電車中心に運用される新白河駅以北と一体的な運用が行われていたが、2018年(平成30年)1月1日から3日に行われた黒磯駅構内直流化に先立つ2017年(平成29年)10月14日に系統が分割され、交直流電車・気動車[† 12]による折り返し運用に改められている。交流電車の運用は廃止されたため、理論上は黒磯駅以南への直通運転が可能であるが、黒磯駅構内直流化後においても、新白河駅より宇都宮線区間へ直通する列車は設定されていない。新白河駅以北へ直通する列車については、夜間留置の関係から朝に白河発黒磯行きが1本運行されているのみである。

運行本数は、1 - 2時間に1本程度である。

新白河駅 - 福島駅間

この区間は福島県内の白河須賀川・郡山・福島付近の短距離通勤通学輸送が主で、新白河駅・郡山駅・福島駅を始発・終着とする列車を中心に運行されている。概ね郡山駅で系統は分割されているが、朝夕の一部列車は直通運転する。

朝夕には福島以北に乗り入れる列車があるが、2013年(平成25年)3月16日のダイヤ改正で削減された。2021年(令和3年)3月13日のダイヤ改正では、下りの藤田以北への直通がなくなった。

運行本数は1時間に1本 - 2本程度である。朝晩には福島駅 - 松川駅間および郡山駅・福島駅 - 矢吹駅間の運用があるほか、夜間留置の関係上、朝に白河駅 - 新白河駅間、夜に郡山発白河行きの区間列車が各1本運行されている。このほか、安積永盛駅 - 郡山駅間には水郡線の普通列車が乗り入れる。

この区間についても日中は、一部列車がワンマンで運行されている(多客が発生する場合は、ワンマンを解除し、車掌が乗務する)。

福島駅 - 白石駅間

福島県と宮城県の県境域にわたる区間である。日中は白石駅で系統が分断されているが、朝夕と深夜には藤田駅発着と仙台駅発着列車の運行がある。かつては終日にわたり仙台駅までの運行がなされ、昼前後の利用者の少ない閑散駅を通過する快速列車「仙台シティラビット」(3往復)が運行されていたが、2021年3月のダイヤ改正で普通列車に置き換わる形で廃止された。

運行本数は基本的に1時間に1本である。

この区間についても日中は、一部列車がワンマンで運行されている(多客が発生する場合は、ワンマンを解除し、車掌が乗務する)。

白石駅 - 仙台駅間

宮城県仙台市都市圏輸送区間である。宮城県内の通勤通学・仙台商圏の旅客が主体となっており、岩沼駅からは常磐線名取駅からは仙台空港アクセス線系統の列車も乗り入れている。このほか槻木駅を介して阿武隈急行線と直通する列車も設定されている。基本的に仙台駅が始発・終点となる列車が多いが、常磐線直通列車を含めてラッシュ時には仙台駅をまたいで南北に直通する列車も数本設定されている。かつては仙山線に直通する列車(2007年3月17日をもって廃止)も少数ながら運行されていた。

東北本線系統の1時間の運行本数は白石駅 - 仙台駅間が2 - 3本(昼間約20 - 30分間隔)である。また、岩沼駅 - 仙台駅間では常磐線から乗り入れる普通列車(1時間に1 - 2本)、名取駅 - 仙台駅間では仙台空港線直通の普通・快速列車(1時間に1 - 3本)も運行され、名取駅 - 仙台駅間ではこれらの直通列車を含むと1時間に日中5 - 6本、朝夕は最大10本程度の列車が運行される。

仙台駅 - 小牛田駅間

この区間も仙台圏の都市圏輸送を担っており、仙台駅 - 松島駅・小牛田駅・石越駅・一ノ関駅方面間の列車のほか、仙台駅 - 岩切駅間では朝夕に利府線(利府支線)との直通列車が、仙台駅 - 塩釜駅間[† 13]では接続線を経由し仙石線石巻線に直通する仙石東北ラインの快速・特別快速列車も運行される。

1時間に1 - 2本の運行であるが、仙台駅 - 塩釜駅間では仙石東北ライン(高城町駅経由石巻駅・女川駅発着)を含めて2-3本程度である(「仙石線#東北本線との直通運転」も参照)。

なお、仙石東北ラインの開業までは松島駅発着の区間列車が1時間に3本運行されていたが、開業後は朝1本の松島発仙台行きと夜2本の仙台発松島行きを除いて廃止されている。

小牛田駅 - 一ノ関駅間

宮城県北部と岩手県南部およびその県境部にわたる区間であり、運行本数は1時間に1本程度である。朝と夜に石越駅発着の仙台方面への直通列車が設定されている。一ノ関駅をまたいで直通する定期列車は設定されていない。

当区間の南側は小牛田までの運行がほとんどであり、仙台方面との直通列車は朝夕の数往復のみとなっている。2015年3月13日までは日中でも仙台方面との直通列車が運行されており、一部列車は小牛田駅で列車編成の連結・切り離しが行われていたが翌日のダイヤ改正で系統分割された。

朝晩の一部列車を除き、ワンマン運転による2両編成が大半を占める。

一ノ関駅 - 盛岡駅間

岩手県内の一関水沢北上花巻盛岡への通勤通学客輸送を主体とする区間である。運行本数は一ノ関駅 - 北上駅間が1時間に1本程度、北上駅 - 盛岡駅間が1時間に2本程度(30 - 40分間隔、昼間の一部は日詰駅 - 盛岡駅間)の運行である。平日朝(6時台の日詰発は毎日運転)に日詰駅 - 盛岡駅間の区間列車の運行があり、平日朝は日詰 - 盛岡を中心に1時間あたり最大6本程度運転される。なお、2019年9月21日に岩手医科大学附属病院(盛岡市内丸)が矢巾町に新築移転したため、同日より平日朝に盛岡駅→日詰駅間で上り臨時列車が当分の間運行される[報道 3]

日中時間帯を中心に一部列車は2両編成のワンマン運転となっている。朝夕は4両編成も多く運行される。

他路線からの直通運転としては、花巻駅 - 盛岡駅間に釜石線直通列車が1日6往復(普通列車3往復および快速「はまゆり」3往復)乗り入れている。また朝時間帯にはいわて銀河鉄道線に直通する列車が運行されており、滝沢駅いわて沼宮内駅発着が1往復ずつのほか、平日のみさらに花輪線鹿角花輪駅から上り1本が日詰駅まで乗り入れる。なお、2010年12月3日までは青い森鉄道線八戸駅まで直通する列車も存在した。

2023年のダイヤ改正からは、平日はいわて銀河鉄道線の滝沢発着が3往復に増発される。また、矢幅発着列車が平日に1往復のみ新設される[21]

快速「アテルイ」

朝の通勤時間に1日下り1本のみ運転されていた。水沢駅と盛岡駅の間を54分で結ぶ。

2023年(令和5年)3月17日をもって運転を終了した。

貨物列車

田端信号場駅 - 盛岡駅間では、JR貨物が第二種鉄道事業として貨物列車を運行している。

2014年3月ダイヤ改正[24] 時点では、大宮操車場 - 盛岡貨物ターミナル駅間で1日約40往復(区間列車を含む)のコンテナ高速貨物列車が運行されており、臨時列車も設定されている。首都圏と東北各地や北海道を結ぶ貨物列車が多いが、東北本線貨物線(東北貨物線)から武蔵野線または山手貨物線東海道本線支線(東海道貨物線)を経由して東海道本線沿線の名古屋圏や近畿圏などを発着する列車も設定されている。このほか、東京湾岸の根岸駅川崎貨物駅千葉貨物駅を発着する石油輸送列車が、宇都宮貨物ターミナル駅まで1日3往復、郡山駅まで1日2往復運行されている(いずれも定期列車の本数)。

東北本線内で定期貨物列車が発着する駅は、宇都宮貨物ターミナル駅・郡山貨物ターミナル駅・郡山駅・岩沼駅仙台貨物ターミナル駅水沢駅・盛岡貨物ターミナル駅である。また陸前山王駅からは貨物専用の仙台臨海鉄道に、小牛田駅からは石巻線の貨物列車に接続している。

なお仙台付近の長町駅 - 東仙台駅間では、旅客駅の仙台駅を経由しない貨物列車専用の支線(通称“宮城野貨物線”)を経由しており、仙台貨物ターミナル駅も同貨物線にある。


注釈

  1. ^ a b 駅案内等で直通先の路線名をそのまま使用しているもの(東京駅 - 田端駅間の山手線安積永盛駅 - 郡山駅間の水郡線など)は除く。
  2. ^ a b 狭義においては東京駅 - 上野駅間の路線系統名であるが、東北本線(宇都宮線)系統の列車は、本線の宇都宮駅まで走行するため、広義においては東京駅 - 尾久駅 - 宇都宮駅間となる。
  3. ^ 電車線、すなわち山手線(ただし、東京駅 - 田端駅間のみで専用線を走行)・京浜東北線が走る区間
  4. ^ 列車線、本来の東北本線の列車が走る区間
  5. ^ 国鉄時代からの「線路名称」及びJR発足以降の「JR線路名称公告」による場合。なお、国土交通省鉄道局監修『鉄道要覧』及び国鉄分割民営化時に当時の運輸省に提出された「事業基本計画」では全線を東北本線とは別の路線として記載している[3]
  6. ^ a b c d 正式には山手線は品川駅 - 新宿駅 - 田端駅間の路線であり、京浜東北線は大宮駅 - 東京駅 - 横浜駅間の電車線の通称、埼京線は大崎駅 - 池袋駅 - 赤羽駅 - 武蔵浦和駅 - 大宮駅間の通称である。また中央本線・常磐線の正式な起点はそれぞれ神田駅日暮里駅である。東京駅 - 大宮駅間の山手線・京浜東北線・中央線・常磐線の線路、赤羽駅 - 大宮駅間の埼京線の線路はすべて東北本線に含まれている。
  7. ^ 先行列車は固定閉塞で捕捉するが、自列車は閉塞単位で減速・停止するのではなく、先行列車のいる閉塞の手前で停止するように制御される。JR東日本では同項第3号による方式と合わせて「ATC方式」と呼称している。
  8. ^ いわゆる移動閉塞方式。JR東日本では同項第2号による方式と合わせて「ATC方式」と呼称している。
  9. ^ しかし、並行在来線は、東京駅 - 上野駅 - 盛岡駅間については東北本線として、盛岡駅 - 目時駅間はIGRいわて銀河鉄道いわて銀河鉄道線、目時駅 - 青森駅間は青い森鉄道青い森鉄道線として現存しており、区間によっては直通列車がなく乗り継ぎが必要となるものの、新幹線を使わず在来線のみでも長距離移動が可能。
  10. ^ 上野7時57分(土休日8時00分)発だと2015年6月時点で仙台14時13分着、2018年3月改正時点で13時55分着となり、むしろ所要時間が短縮され6時間を切った例もある[19]
  11. ^ 他に平日には通勤快速が運転されていたが、2021年3月13日のダイヤ改正をもって終了。
  12. ^ a b 気動車(キハ110系)の運用は2020年3月14日のダイヤ改正をもって終了。
  13. ^ 正式には松島駅までが本線走行区間の扱いだが、仙石東北ラインの列車は松島駅に停車しない。
  14. ^ 正式な起点は好摩駅だが、列車はすべていわて銀河鉄道線経由で盛岡駅へ乗り入れる。

出典

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