東京都第4区 東京都第4区の概要

東京都第4区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/08 08:01 UTC 版)

東京都第4区
行政区域 大田区26区に属しない区域)
(2022年12月28日現在)
比例区 東京ブロック
設置年 1994年
2017年2022年区割変更)
選出議員 平将明
有権者数 42万5428人
1.855 倍(一票の格差鳥取1区との比較)
総務省・2022年9月1日)
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期日前投票は各特別出張所でもできるが、4区の投票を26区(旧3区)に住所がある大田区の特別出張所での投票はできない(その逆も同様)。

区域

現在の区域

2022年(令和4年)公職選挙法改正以降の区域は以下のとおりである[1][2][3]26区(旧3区)との間に細部の調整が行われた。

2017年から2022年までの区域

2017年(平成29年)公職選挙法改正から2022年の小選挙区改定までの区域は以下のとおりである[4][5]

2017年以前の区域

1994年(平成6年)公職選挙法改正から2017年の小選挙区改定までの区域は以下のとおりである[9]

  • 大田区(3区に属しない地域)[6]
    • 大森東・大森西・入新井・馬込・池上・新井宿・糀谷・羽田・六郷・蒲田西・蒲田東の各特別出張所管内
    • 久が原特別出張所管内の池上3丁目
    • 矢口特別出張所管内(千鳥1〜3丁目を除く)

歴史

1996年第41回総選挙には、新社会党からの出馬など7人が立候補したが、無所属新井将敬が次点の大内啓伍自民党)に3万票以上の差を付け再選した。新井は後に自民党に復党したが、1998年2月の証券スキャンダルにより自殺。同年3月に補欠選挙が行われ、自民党公認の前参議院議員森田健作民主党推薦の松原仁などを破って初当選した。2000年第42回総選挙では、前職の森田が、公明党との候補者調整で自民党の公認を得られず無所属で立候補。公明党の遠藤乙彦民主党宇佐美登などを破り再選した。2003年第43回総選挙では、前職の森田が立候補せず、代わって自民党の公認候補となった新人の中西一善が初当選した。この時には、立候補した4名の内、民主党の宇佐美と共産党山口富男比例復活し、3名が当選した。

2005年3月、中西が強制わいせつの疑いで逮捕され議員辞職した。このときは、選挙無効訴訟が係属中だったため、公職選挙法33条の2第7項の規定より補欠選挙は行われなかった。同年9月の第44回総選挙では、自民党新人の平将明が宇佐美を破り初当選。中西は無所属で立候補し落選した。2009年第45回総選挙では、民主党新人の藤田憲彦が自民党前職の平を破り初当選(平も比例復活当選)。2012年第46回総選挙では平が藤田を破り議席を奪還した。補欠選挙を除き、2014年第47回総選挙で平が連続当選するまで、当選者が毎回入れ替わっていたが、現在は平が対立候補の復活当選を許さない当選が続いている。


  1. ^ 衆議院トップページ >立法情報 >制定法律情報 >第210回国会 制定法律の一覧 >公職選挙法の一部を改正する法律 法律第八十九号(令四・一一・二八)”. 衆議院 (2022年11月28日). 2023年2月22日閲覧。住居表示などにより変更する可能性がある。
  2. ^ 東京都”. 総務省. 2023年1月9日閲覧。
  3. ^ 区割り変更地図_東京都大田区”. 総務省. 2022年12月2日閲覧。
  4. ^ 衆議院トップページ >立法情報 >制定法律情報 >第193回国会 制定法律の一覧 >衆議院議員選挙区画定審議会設置法及び公職選挙法の一部を改正する法律の一部を改正する法律 法律第五十八号(平二九・六・一六)”. 衆議院 (2017年6月16日). 2021年10月1日閲覧。地名は2017年(平成29年)当時のものである。
  5. ^ 東京都”. 総務省. 2021年10月1日閲覧。
  6. ^ a b 大田区特別出張所設置条例”. www1.g-reiki.net (昭和25-06-27). 2021年10月1日閲覧。
  7. ^ 鵜の木特別出張所”. www.city.ota.tokyo.jp. 2022年12月1日閲覧。
  8. ^ 久が原特別出張所”. www.city.ota.tokyo.jp. 2022年12月1日閲覧。
  9. ^ 衆議院トップページ >立法情報 >制定法律情報 >第131回国会 制定法律の一覧 >法律第百四号(平六・一一・二五)”. 衆議院 (1994年11月25日). 2021年10月1日閲覧。地名は1994年(平成6年)当時のものである。


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