東京スカイツリー 概要

東京スカイツリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/26 02:50 UTC 版)

概要

既存の電波塔の東京タワーが位置する都心部では、超高層建築物が林立して影となる部分に電波が届きにくくなっていたほか、ワンセグマルチメディア放送といった携帯機器向けの放送を快適に視聴できるようにするなどの目的もあって[3][4]2000年頃から首都圏各地で新タワーについての誘致活動が行われていた。2003年12月には日本放送協会(NHK)と在京民間テレビ局5社(TBSテレビ日本テレビフジテレビテレビ朝日テレビ東京)が600メートル級の新しい電波塔を求めて「在京6社新タワー推進プロジェクト」を発足。新タワー構想を推進していくことで建設に向けた計画に進展が付いた[3][4](建設地決定についての経緯は後述)。

東京都墨田区に所在する、東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)のとうきょうスカイツリー駅(旧・業平橋駅)と京成押上線都営地下鉄浅草線東武スカイツリーライン東京メトロ半蔵門線押上〈スカイツリー前〉駅の間に挟まれる、東武鉄道所有の貨物駅跡地(のち業平橋駅旧3 - 5番線ホーム、2003年廃止)、および2007年まで生コンクリートを製造していた東京エスオーシー(住友大阪セメント)業平橋工場の跡地に建設された。当地区は航空法上、東京国際空港(羽田空港)の制限表面の外側水平表面が被さる地域であるため空港標点の海抜295メートルまでの建造物しか建てられなかったが、2005年4月28日に高さ規制区域が見直されて建設可能となった[5][6]

事業主体は東武鉄道の完全子会社である東武タワースカイツリー株式会社であり、同事業費は約500億円とした。このために、同社は500億円のユーロ債CBを発行して資金調達を行っている。建設費は約400億円。総事業費は約650億円。施工は大林組、設計は日建設計である。テレビ局からの賃貸料および観光客からの入場料などで収益を得る見込みであった。

2008年7月14日に着工され、3年半の期間をかけて2012年2月29日に竣工した[7]。2012年5月展望台として開業し[8]、2011年12月から2013年5月にかけて放送局の試験放送ならびに本放送を実施する計画であった。

東京タワーの建造時(1957年 - 1958年)に比べ鋼材の品質や溶接技術・各種構造計算シミュレーション)などの設計技術・基礎部の特殊な工法が大きく進歩したことにより、東京タワーの建築面積を大きく下回る面積ながらこの高さの自立式鉄塔の建設が可能となった。また、全体の主要接合部が溶接により建設されているが鋼管同士を直接溶接接合する分岐継手を採用し、軽量化と耐震性を増している。主要鋼材はH鋼ではなく鋼管が使用された。構造が鉄骨造としては稀に見る複雑さであり各部材に要求される寸法等の精度も一般建築物とは桁違いであるため、鉄骨部材を作成する工場のうち国内のレベルの高い工場の多くは一時的にスカイツリーの部材製作で繁忙を極める状態となった。このため、溶接作業の一部には手作業による職人技が寄与している部位も多分にある[9]

2006年5月に第一生命経済研究所が出した予測[10] によると開業から1年で300万人が訪れると仮定、経済効果を473億円と試算している。また2008年1月公表の墨田区「新タワーによる地域活性化等調査報告書」では東京スカイツリーへの来場者を年間552.4万人、東京スカイツリーに併設される商業施設などを含めた開発街区全体での来場者数を年間2,907.9万人と試算している[11]

計画の基本的情報

  • 計画名:業平橋押上地区開発計画(新タワー計画)
  • 所在地:東京都墨田区押上一丁目1番1号他
  • 建築主:東武鉄道、東武タワースカイツリー
  • 施工:大林組
  • 設計・監理:日建設計[注釈 1]
  • 監修者:澄川喜一安藤忠雄
  • 階数:地下1階・地上29階・塔屋4階(床のない層は除く)
  • 高さ:634 m[注釈 2]
  • 敷地面積:36,844.39 m2(施設全体)
    • 建築面積:31,832.60 m2(施設全体)
    • 延べ面積:229,410.30 m2(施設全体)
  • 建設地点:ほぼ平行する東武伊勢崎線と北十間川間の幅約100 m 強と都営地下鉄浅草線に囲まれた場所に一辺約68 m の三角形型の基礎。西に向く一辺は北十間川とほぼ平行。
  • 構造:鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
    • 鉄骨:最大直径2.3 m 、厚さ10 cm[12]
  • 基礎工法:場所打ちコンクリート造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)工法固有名称:ナックルウォール工法
    • 基礎の深さ:50 m [12]
  • 地上部分本体重量:約41,000 t[12]
  • 用途:電波塔、展示場、店舗、ミュージアム、事務所、ホール、各種学校、地域冷暖房施設、駐車場
  • 電波塔内の施設:放送施設・展望施設(第1展望台・第2展望台)・商業施設ほか
    • 高さ350 m の第1展望台天望デッキにはレストランやカフェ、ショップなども併設される。また4階には出発ロビー、5階には到着ロビーがそれぞれ設置される。
    • 高さ450 m の第2展望台には天望回廊と呼ばれるチューブ型でガラス張りの回廊を設置。天望回廊は第2展望台の2つのフロアを結ぶ約110 m のスロープになっている。
  • エレベーター:地上4階からH350の高さにある第1展望台まで約50秒間の分速600 m /40人乗り4台(東芝製、うち2台は1階まで到達する)、第1展望台とH450の高さにある第2展望台を結ぶ約30秒間の分速240 m /40人乗り2台(日立製)、昇降距離が464.4 m と日本最長である、地下駐車場(地下1階)から天望回廊の更に上の高さであるH458までを結ぶ分速240 m(非常時:分速540 m)27人乗り業務用2台(東芝製)[13]、そのほかにも第1展望台内の移動用に1台(日立製)、タワーの足元の施設に4台がある(日立製)[14]
  • 収容人数:天望デッキ(第1展望台):約2,000人、天望回廊(第2展望台):約900人[12]
  • 非常階段数:2523段(地上1階から天望回廊上のH458フロアまでの数。ノンスリップの色はA階段が緑、B階段が赤である)[15]
  • タワー周辺は東京スカイツリータウンとして整備され、地上31階建てのオフィス棟のほか、中層の商業棟、広場、約1,100台分の駐車場なども建設された。
  • 高度・高さを示す「H」は、Height の頭文字で示している。例えば、高さ350 m ならH350で示される。

高さ

世界の塔の高さランキング(支線式鉄塔を除く)
1. 東京スカイツリー日本
2. 広州塔中国
3. CNタワーカナダ
4. オスタンキノ・タワーロシア
5. 東方明珠電視塔(中国)
6. ボルジェ・ミーラードイラン
7. クアラ・ルンプール・タワーマレーシア

現存する電波塔としては支線式鉄塔のKVLY-TV塔アメリカ)の628.8mを上回る世界第1位[注釈 3]。2011年11月17日に世界一高いタワーとしてギネス世界記録の認定を受けた[16]。人工の建造物としてはブルジュ・ハリーファアラブ首長国連邦ドバイ)の828mに次ぐ世界第2位となる。

東京都心部で立ち並ぶ200m級の超高層ビルの影響を受けない高さとして、NHKと在京民放キー局5社が「600m」という数字を要請し、着工当初は高さを610.6mとする計画であった。建設計画を策定する中で当時世界一の高さのカナダオンタリオ州トロントにあるCNタワーを上回る。またアメリカイリノイ州シカゴに建設予定のあった「シカゴ・スパイア」(2008年建設中止、2010年計画取消)のアンテナを含めた高さが約2,000フィート(約609.6m)だったため、「610m」という数字になったという[17][18]。構想段階では世界一高い建造物を目指していたが、完成時の高さを非公開にして建設していたブルジュ・ハリーファが高さ828mで完成した。

2009年10月16日に計画を修正し、高さ634mを目指すことを発表した。数字には東京近辺の旧国名である武蔵国(「むさし」のくに)の語呂合わせも考慮したとしている[19][注釈 4][注釈 5]。当初は東京タワーの2倍の666mの計画だったが、設計者から少し低い高さにすべきと言われ、浅草寺が創建された628年に因み628mの案もあったと根津嘉澄東武鉄道社長は2012年5月14日の開業記念式典後の記者会見で秘話を語った[20]

タワーデザイン・ライティング

東京スカイツリーの作図されたシルエット(影)と地上が正三角形(168メートル)で次第に丸くなり、H320でほぼ真となる断面[21]

2006年(平成18年)11月24日にデザインが公表された。以下の3つのコンセプトに基づき、デザインされている。

  • 時空を超えた都市景観の創造:日本の伝統美と近未来的デザインの融合
  • まちの活性化への起爆剤:賑わいと親しみを感じる3つのゲートと2つの展望台
  • 都市防災「安全と安心」への貢献:日本古来の建築「五重塔」に通じる新たな構造システム

塔内部は円筒(鉄筋コンクリート造のH375で直径約8m、筒内部は階段)になっており、外側のトラス部分と構造的に独立させ地震などによる揺れを抑える制震構造となっている。タワーを設計した日建設計はこの制振システムを五重塔になぞらえて、「心柱制振」と呼んだことなどから、マスコミから五重塔の技術が用いられたかのように報道された。しかし、五重塔の制震構造は解明されておらず、実際には現代の制振技術を応用したものである[22]。また、アンテナが取り付けられる「ゲイン塔」の上には制振装置(総重量約100トンで、バネの上に乗った重りでアンテナの揺れを抑える)が設置され、心柱自体の重みと共に付加質量機構を形成する。ゲイン塔外周直径約6m、アンテナ外周直径約8m[23]

タワーの水平方向の断面は地面真上では正三角形であるが、高くなるほど丸みを帯びた三角形に変化し、H320で円となる。概観は「起り」(むくり)や日本刀の緩やかな「反り」(そり)の曲線を生かした日本の伝統建築の発想を駆使し、反りの美的要素も盛り込まれている[17]。このため、タワーを見る方角によっては傾いているようにも裾が非対称になっているようにも見える。

2009年(平成21年)2月26日にカラーデザインが公表され、「スカイツリーホワイト」と決定された。これは日本伝統の「藍白」(あいじろ)をベースにした独自の命名のオリジナルカラーで、青みがかった白である。なおエレベーターシャフトはグレー、展望台はメタリック色、頂部は鮮やかな白である[24]

2009年(平成21年)10月16日にライティングデザインが公表された。江戸で育まれてきた心意気の「」と、美意識の「雅」という2つの異なるライティングを1日毎に交互に替えるライティングである。このライティング機材や調光コントロール全般は東京スカイツリーのオフィシャルパートナーのパナソニック(当時・パナソニック電工)が請負い、ライトアップの全てをLED照明とした[25]

  • 「粋」は隅田川の水をモチーフとした淡いブルーの光でタワーを貫く心柱を照らし出したライティング。
  • 「雅」は江戸紫をテーマカラーとし、金箔のようなきらめきのある光をバランスよく散りばめたライティング。

なお「雅」はピンクすぎずすぎない上品な紫色(複数の色のLEDを混ぜたものでなく単体で表現する)を目指しており、このような色のLEDは従来にはないため「オリジナルのLEDを新たに開発する」としている。また2010年(平成22年)10月13日にはLED実験のため、51台の照明器具で数時間だけライトアップされた[26]。完成時には1995台の照明器具が使用されている。

2017年(平成29年)5月18日には開業5周年を記念して新たなライティング「」が追加され、以降は3つのライティングを1日毎に交互に替える方式に変更された[27]

  • 「幟」は橘色を基調とし、縦のラインで3つの面に区切られた垂直性を強調したライティング。

2019年(令和元年)5月16日から2020年(令和2年)2月19日にかけてライティング増強工事を行い、照明機器数が2,075台から2,362台に増設した。ゲイン塔部分がフルカラーで点灯できるようになるとともに、塔体250m付近と150m付近の中間部に連続性のある点灯演出が可能となった。2020年(令和2年)2月27日に「粋」「雅」「幟」のデザインを以下のようにリニューアルした。

  • 「粋」:泡の揺らぎや煌めきをイメージした「水泡」の緩やかな動きを追加。
  • 「雅」:羽衣の優美な動きをイメージした光がらせん状に上昇する緩やかな動きを追加。
  • 「幟」:幟の旗がそよ風にはためくような印象的なゆっくりとした動きを追加。

これ以外にも、特定日にはスペシャルライトアップが行われる。以下は、過去に行われたライトアップ。中には通例化しているものもある。

  • 防災の日東京大空襲東日本大震災追悼(毎年3月10日 - 11日9月1日) - 完全な白色(上部のみ点灯)、2014年(平成26年)3月11日は明花。
  • 七夕・夜空(毎年7月1日 - 7月7日) - 青色だが「粋」とは違う。
  • 冬粋・冬雅(毎年) - 白色の違いのみ。
  • オリンピックパラリンピック招致(2013年(平成25年)9月9日 - 9月16日) - 五輪カラーのイルミネーション。
  • ピンクリボン(毎年10月1日) - 東京都庁舎東京タワーもピンク色にライトアップされる。
  • シャンパンツリー(クリスマス) - 金色ベースに
  • ホワイトツリー(クリスマス) - 白ベースに緑
  • キャンドルツリー(クリスマス) - 白ベースに赤色
  • ブラウンショコラ・ラブリーショコラ・ホワイトショコラ(毎年バレンタインデーからホワイトデーまでの期間)
  • 新年特別ライティング(毎年12月31日 23:50 - 25:00)
  • 桜特別ライティング(毎年3月16日 - 4月10日) - 桜の木をイメージしたライティング。「咲」と「舞」の2つからなり、15分ごとに演出が変わる。
  • 光の3原色(2014年(平成26年)12月11日 - 12月18日) - 青色発光ダイオード(LED)の日本人ノーベル物理学賞受賞を記念した青、緑、赤のライティング。
  • トリコロール2015年(平成27年)11月15日) - 同月13日に発生したパリ同時多発テロ事件の追悼[28]
  • 和食の日ライティング(2015年(平成27年)11月20日 - 11月24日) - オフィシャルパートナーのキッコーマンの協力の下、「炊き込みご飯」「お鍋」「卵かけご飯」の3種類をイメージしたライティング[29]
  • 映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公開記念ライティング(2015年(平成27年)12月17日 - 12月20日) - 新悪役のカイロ・レンが持つ赤いライトセーバーが立ち上がる様子を、赤と青の光の動きを使った演出で再現するライトアップ[30]
  • ももいろクローバーZのメンバーカラー(2018年(平成30年)5月7日 - 5月13日7月17日 - 7月31日) - 同グループの10周年を記念したコラボ企画『ソラクロ祭』の一環として実施したライティング[31]
  • ファイナルファンタジーVII リメイク2020年(令和2年)2月6日2月8日 - 2月12日) - 魔晄の色をイメージした特別ライティング[32]
  • 地球(2020年(令和2年)3月27日 - 4月5日)世界的に拡がる新型コロナウイルス感染症に、世界が一丸となって立ち向かい、みんなで打ち勝とうという思いを込めて、地球をイメージした青色の特別ライティング。
  • 炎(2020年(令和2年)10月11日16日 - 18日) - 『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』公開を記念して、登場人物の一人である煉󠄁獄杏寿郎の呼吸や刀の「炎(ほのお)」、及び同映画のテーマソングであるLiSAの「炎(ほむら)」をイメージした特別ライティング[33][34]
  • 「鬼滅の刃」 天空への願い TOKYO SKYTREE(2021年(令和3年)10月21日から2022年(令和4年)1月16日) - 当ツリーで実施される同名イベントに合わせ、同年10月21日から23日及びイベント期間中(2022年1月2日を除く)の日曜日に実施。アニメに登場する7キャラクター(竈門炭治郎、竈門禰豆子、我妻善逸、嘴平伊之助、煉獄杏寿郎、胡蝶しのぶ、宇髄天元)をイメージした特別ライティング[35]
  • ソラカラちゃんカラー(2022年(令和4年)4月12日 - 5月22日) - 開業10周年記念として、公式キャラクターのソラカラちゃんをイメージし、ゲイン塔部分は髪色の黄色、塔体部分はワンピースの青地に白の格子模様、塔体中央部にはソラカラちゃんの持つ望遠鏡の紫という配色になっている[36]
  • JOJOTREE ジョジョの奇妙な冒険 in TOKYO SKYTREE - 東京スカイツリー同様10周年を迎えた「ジョジョの奇妙な冒険」アニメーションシリーズとコラボレーションした同名イベント[37]を記念したライティングで、アニメに登場する6キャラクター(ジョナサン・ジョースター、ジョセフ・ジョースター、空条承太郎、東方仗助、ジョルノ・ジョバァーナ、空条徐倫)6人をイメージした特別ライティングを2022年5月10日、13日から15日及び5月21日から8月6日までの毎週土曜日に実施。

名称

正式名称決定までの仮称は「新東京タワー」。正式名称は一般公募によって寄せられた1万8,606件の命名案の中から、まずは有識者10人で構成される「新タワー名称検討委員会」によって6つに候補が絞り込まれた。言葉の美しさや親しみやすさなどを基準に「東京スカイツリー」「東京EDOタワー」「ライジングタワー」「みらいタワー」「ゆめみやぐら」「ライジングイーストタワー」の6つが名称候補として選ばれ、2008年春にインターネットを通じて一般投票を行った。その結果、最多得票の「東京スカイツリー」に決定した[38]

なお公募で最も多く寄せられた「大江戸タワー」はタワー建設予定地近くにある和菓子屋(株式会社森八本舗)がタワーの名称決定を見越してすでに商標を取得しており、3位の「さくらタワー」も以前から高輪プリンスホテルには「さくらタワー」がありすでに商標登録も行っていたために使えなかった[注釈 6]。仮称として使用されていた「新東京タワー」も既存の東京タワーに似ており、建物も東京タワーを管理する日本電波塔社(現・株式会社TOKYO TOWER)とはまったく関係が無いためそれぞれ候補から外された。一候補地だった時期はプロジェクトホームページで「すみだタワー」という名称が用いられていたが、台東地区と連携した2007年夏頃からは見られなくなった。

「東京スカイツリー」は東武鉄道と東武タワースカイツリーの登録商標である(第5143175号ほか)。

注目度

日本一の建造物、さらには世界一の電波塔という大きな話題性から、完成前から各種マスメディアで大きく取り上げられた。テレビでは建設中のスカイツリーを取材した特番が時折放送されるようになったこともあって、建設期間中から"東京の新名所"となっており、休日ともなればタワーを撮影する者や見物人で周辺は混雑している。

また全体の冷暖房には、日本初となる地中熱を利用した地域熱供給システムが採用されており、その点からも注目されている[39]


  1. ^ 東京タワーの設計も手掛けた。
  2. ^ 建築基準法上の工作物としての高さで、建築物としての高さは470.97 m(第2展望台の上部)。
  3. ^ 電波塔の世界一はワルシャワラジオ塔支線型鉄塔)の646.38mであったが、1991年に倒壊した。
  4. ^ ちなみに所在地の押上地区は、江戸時代前期の明暦の大火後に、江戸市街の拡張に伴う利根川の大改修により武蔵国葛飾郡に編入されているがそれ以前は下総国葛飾郡に属しており、歴史的にこの地区が厳密な意味での武蔵国に所属しているとはいえないため、高さに武蔵国の語呂を絡めることには計画時点で多方面から歴史的経緯を踏まえていないとの批判がなされた[要出典]
  5. ^ なお「武蔵」という言葉は、東武グループの学校法人根津育英会武蔵学園が経営する武蔵大学武蔵中学校・高等学校においても使用されている。また「東武」の名称は武蔵国の東部に由来する。
  6. ^ 登録商標第5059759号、商標:「大江戸タワー」、商品全類呼称:「オーエドタワー」/第4294465号、商標:「さくらタワー」、役務全類呼称:「サクラタワー」「サクラタワークラブ」
  7. ^ 当初は2013年3月31日に東京タワーからの送信を終了し、同年4月1日から送信所をスカイツリーに一本化する予定だったが、2012年東京都知事選挙および第46回衆議院議員総選挙の実施に伴い選挙報道や政見放送の公平性を確保する必要があったことから、当初予定していた東京タワーの減力ができなかったため、移行予定にも遅れが生じた。
  8. ^ 関東地方での補完局の開局・本放送開始は在京3社より先に、茨城放送が2015年8月に行っている。
  9. ^ VHF11チャンネルに相当する周波数。
  10. ^ 第1展望台・下層部を含めた全面休業となった例としては2019年令和元年台風第19号=東日本台風の発生時、および2020年2021年新型コロナウィルス発生による日本国政府からの休業要請発出によるもの。なお2021年1-2月の緊急事態宣言、並びに同4月の蔓延防止等処置重点区域指定時は、休業ではなく営業時間短縮要請だったため、通常通り開館したものの営業時間の短縮・終了前倒しの処置をとっていた。
  11. ^ 牛島神社の宮司が行う。
  12. ^ テレビ東京は地上240メートル地点に、NHKとその他の在京キー局は第1展望台の上部分にそれぞれ設置。
  13. ^ ただし、当時新聞に掲載された完成イメージ図によれば現在整備が進められている「新宿駅南口地区基盤整備事業」の位置とは異なり現在のタカシマヤタイムズスクエア南館の隣接地辺りを想定していたようである。
  14. ^ 受信相談などの対応のために 東京スカイツリー移行推進センター(T-SAPO) をNHK・民放5局と共同で開設している。
  15. ^ 2012年に放送されたテレビアニメ版『CØDE:BREAKER』など。
  16. ^ 2013年に放送されたテレビアニメ『ビビッドレッド・オペレーション』第7話・第8話など。
  17. ^ 登場する電波塔の形状は東京スカイツリーというより、むしろ東京タワーに近い。






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