本木雅弘
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来歴
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1965年、埼玉県桶川市に誕生。実家は15代続く農家。兄と弟の3人兄弟の次男。父が農業高校時代の卒業文集を眺めていてたまたま目に留まった名(雅弘)を命名した。
1981年、TBSドラマ『2年B組仙八先生』でデビュー。他に薬丸裕英、布川敏和、三田寛子も、このドラマでデビューしている。
1982年、アイドルグループ「シブがき隊」のメンバー「モッくん」として、布川敏和(フッくん)・薬丸裕英(ヤッくん)とともに、シングル『NAI・NAI 16』で歌手デビューし、たのきんトリオに続く三人組のトップアイドルに。同期に、小泉今日子・堀ちえみ・松本伊代・早見優・石川秀美・三田寛子・中森明菜・新田純一。
1988年シブがき隊を“解隊”後、俳優活動を開始。翌年、『ファンシイダンス』で役に合わせて坊主頭で挑み、映画初出演ながらシブがき隊のイメージを覆す演技を見せた。俳優として本格的に活動し、映画『シコふんじゃった。』、大河ドラマ『徳川慶喜』など主演した作品がヒットする。
1991年、篠山紀信撮影によるヘアヌード写真集『white room』を出版する。また1992年、ソロとして初出場した第43回NHK紅白歌合戦(曲は井上陽水のカバー「東へ西へ」)で、コンドームを首からぶら下げた衣装や臀部を見せるパフォーマンスをサプライズで行い、物議を醸した。しかし、この演出はエイズ(後天性免疫不全症候群)撲滅のメッセージが込められていたという[2]。
1995年、内田也哉子と結婚。海外の映画賞を取材する番組に、内田が通訳として同行したこともある。彼女が17歳の時にプロポーズした。婿養子[注 1]となり、1997年に長男・雅樂(うた)、1999年に長女・伽羅(きゃら)、2010年に次男・玄兎(げんと)の3児を儲けた。
企画を自ら持ち込み、主役も務めた『おくりびと』が2009年にアカデミー賞外国語映画賞を受賞している。アカデミー賞のレッドカーペットではインタビューに英語で答えた。この映画での活躍等により、2009年3月20日には埼玉県民栄誉章を受章している。
注釈
- ^ 妻・也哉子は一人娘で兄弟がいないため、義母・樹木希林に「内田家を残したいから婿養子になって欲しい」と頼まれたため、内田家の婿養子となる。
出典
- ^ “本木雅弘”. 日本タレント名鑑. VIPタイムズ社. 2017年1月2日閲覧。
- ^ “夢の紅白 2014~名歌手たちの名勝負・名対決~”. 2016年11月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月27日閲覧。
- ^ “本木雅弘 妻・内田也哉子さんとのなれ初め告白し赤面 初対面の15歳に「ひそかに存在感に惹かれてた」”. Sponichi Annex (2021年4月4日). 2021年4月5日閲覧。
- ^ “本木雅弘 結婚のあいさつで義父・内田裕也さんは「ことごとくはぐらかすんです」も最後はたった一言”. Sponichi Annex (2021年4月4日). 2021年4月5日閲覧。
- ^ “樹木希林「無理やり」初共演 孫・内田伽羅と映画で”. MSN産経ニュース (2011年5月6日). 2012年2月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月20日閲覧。
- ^ “本木雅弘の長男UTA、パリコレでモデルデビュー”. nikkansports.com (日刊スポーツ新聞社). (2018年6月27日) 2018年9月18日閲覧。
- ^ “本木雅弘 全身がんの姑・樹木希林と離れ、英国移住のわけ”. NEWSポストセブン. 2020年5月17日閲覧。
- ^ *番組エピソード 大河ドラマ『徳川慶喜』 NHKアーカイブス
- ^ “《2020年大河ドラマ》“美濃編” の出演者を発表!大河ドラマ 麒麟(きりん)がくる”. NHK. 2019年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月27日閲覧。
- ^ ハイビジョンドラマ 日輪の翼 - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
- ^ 番組エピソード 文豪の世界への誘い 〜大作家の作品のドラマ化〜 -NHKアーカイブス
- ^ “本木雅弘主演で志賀直哉原作『流行感冒』ドラマ化 安藤サクラ、仲野太賀、古川琴音ら共演”. Real Sound. blueprint (2021年1月15日). 2021年1月15日閲覧。
- ^ “流行感冒”. NHK (2021年4月10日). 2021年4月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月10日閲覧。
- ^ “本木雅弘、約10年ぶり民放ドラマで主演 滝藤賢一とタッグで“ラグビー界の伝説”演じる”. マイナビニュース (マイナビ). (2023年9月20日) 2023年9月20日閲覧。
- ^ “日本のいちばん長い日”. 日曜洋画劇場. 2016年8月27日閲覧。
- ^ “本木雅弘「永い言い訳」で西川美和監督と初タッグ、共演は深津絵里&竹原ピストル”. 映画ナタリー (2015年8月19日). 2015年8月19日閲覧。
- ^ “〈アカデミー賞×アカデミー賞〉の奇跡のコラボ実現!! 本木雅弘さんが初の実写洋画吹き替えに挑戦!”. 映画「ライフ・オブ・パイ / トラと漂流した227日」オフィシャルサイト. 2013年1月7日閲覧。
- ^ “本木雅弘:“かっこよすぎる55歳”のはずが…“こじらせ男”な素顔が明らかに 「人生最高レストラン」SP出演”. 毎日キレイ (2021年4月3日). 2021年4月5日閲覧。
- ^ “NHKスペシャル 「被曝(ばく)の森2021 変わりゆく大地」”. NHK (2021年5月9日). 2021年5月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月14日閲覧。
- ^ “本木雅弘“備える”大切さ訴える、「Yahoo! JAPANアプリ」新CMで。”. ナリナリドットコム (2016年3月1日). 2016年3月1日閲覧。
- ^ https://newsrelease.lixil.co.jp/news/pdf/2020022801.pdf
- ^ https://www.lixil.com/jp/news/pdf/2021012801.pdf
- ^ https://www.lixil.com/jp/news/pdf/2021092802.pdf
- ^ https://newsroom.lixil.com/ja/20220120_01
- ^ “本木雅弘さんが登場!「ひさびさ旅は、新幹線!~旅は、ずらすと、面白い~」新CM発表会開催”. 共同通信PRワイヤー. 2022年1月20日閲覧。
- ^ “本木雅弘とUTAが、ロンジンのアンバサダーに就任”. Longines® (2021年10月1日). 2021年10月17日閲覧。
- ^ “本木雅弘&長男UTA スイス時計「ロンジン」アンバサダー就任「エレガンスな生き方そのもの」”. スポニチAnnex (2021年10月15日). 2021年10月17日閲覧。
- ^ “本木雅弘とUTAが、ロンジンのアンバサダーに就任”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年1月20日閲覧。
- ^ “ロンジン アンバサダー本木雅弘、UTAによる独占インタビュー第一弾がついに公開”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年1月20日閲覧。
- ^ “ロンジン アンバサダー 本木雅弘、UTAによる独占インタビュー第二弾を公開”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年1月20日閲覧。
- ^ “毎日映画コンクールで「シン・ゴジラ」が大賞ほか3冠獲得、「君の名は。」は2冠”. 映画ナタリー. (2017年1月19日) 2017年1月19日閲覧。
- ^ “SixTONES&Snow Man・星野源・EXIT・田中みな実ら今年“もっとも輝いたヒーロー”に決定〈GQ MEN OF THE YEAR 2020〉”. モデルプレス (2020年11月23日). 2020年11月23日閲覧。
固有名詞の分類
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