月見 月見の名所

月見

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/25 03:45 UTC 版)

月見の名所

日本

日本三大名月鑑賞地

日本三大名月の里

その他の名所

中国

台湾

月見に関連した作品

文学

古典文学

漢詩

  • 蘇軾『水調歌頭·明月幾時有』
  • 上杉謙信『十三夜』「霜滿軍營秋氣淸 数行過雁月三更 越山併得能州景 遮莫家郷憶遠征」

小説

俳句

  • 松尾芭蕉[注 2]
    • 名月はふたつ過ぎても瀬田の月
    • 名月や池をめぐりて夜もすがら
    • 名月や座にうつくしき顔もなし
    • 名月や児立ち並ぶ堂の縁
    • 名月や門にさしくる潮がしら
    • 名月や北国日和定めなき
  • 大田蜀山人[注 3]
  • 小林一茶「名月を取ってくれろと泣く子かな」
  • 種田山頭火「ほつと月がある東京に来てゐる」
  • 松江重頼「芋豆や月も名をかへ品をかへ」[8]

短歌

  • 阿倍仲麻呂 「天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に いでし月かも」(古今和歌集百人一首
  • 詠み人知らず「月月に月見る月は多けれど 月見る月はこの月の月」(「月」が8回あり、「この月」が8月であることを示している)

童謡・唱歌

  • うさぎ』(作詞・作曲 不詳)「うさぎ うさぎ 何見て跳ねる 十五夜お月様 見て跳ねる」

絵本

  • いわむらかずお『14ひきのおつきみ』童心社 1998年
  • イオクベ『ソリちゃんのチュソク』セーラー出版 2000年

  • 「井筒」(いづつ)
  • 「融」(とおる)
  • 「姨捨」(おばすて)
  • 「三井寺」(みいでら)

月見に見立てた料理

月見うどん(京都市)

うどん・そば

茹でたうどん蕎麦を丼に入れ、場合によって叢雲(むらくも)やススキに見立てた海苔(またはとろろ昆布ワカメで代用)を敷いてから生卵を割り入れ、つゆ薬味を添えたものを「月見うどん」「月見そば」と呼ぶ。月見の風情を丼の中に見立てたものである。

鍋焼きうどん味噌煮込みうどんにも鶏卵を割り入れる場合も多いが[独自研究?]、火が通って黄身が見えにくくなるためか月見とは呼ばれない[独自研究?]

北九州市では、焼きうどんなどに窪みを作って中に卵を落とし、ひっくり返して焼いたものを天窓と称している。これは天窓から月が見える様子を言っており、月見の変型である。

マクドナルド

日本マクドナルドは1991年から、9月から10月にかけての秋限定メニューとして目玉焼きの入った「月見バーガー」を販売している。ただし、それ以前からファーストキッチンで同種のハンバーガーが売られており、マクドナルドオリジナルのメニューというわけではない。

台湾

台湾では、かき氷のメニューのひとつとして「月見冰、ユエチエンピン」(月見氷)がある。かき氷の上に黒糖蜜練乳ドライフルーツなどのトッピングを乗せた後、真ん中にくぼみを作って生卵の黄身を割り入れたものである[9]

中国語

中国語で月見は「賞月」という言い方が普通であり、「月見」は日本語からの借用と考えられる(中国語は述語 - 目的語SVO型語順であり、「月見」のような目的語 - 述語の語順は本来は用いない)。


注釈

  1. ^ 竹久夢二詩歌に「宵待草」があるが、「マツヨイグサ(待宵草)」が一般的だった。黄色い待宵草と違い、白、ピンクの「ツキミソウ(月見草)」などと同種の、群生して可憐な花である。
  2. ^ 井上ひさしのひとり芝居「芭蕉通夜舟(ばしょうつやぶね)」に「なぜ月はあんなにも美しいのだろう。なぜだ? たぶん、月に持主がいないからだろう」というセリフがある。
  3. ^ 江戸の狂歌師、大田蜀山人は月を愛した。月を愛した。なにかにつけて、眺めては詩を詠んだ。仲間70人を集めて、5日連続の宴を張ったこともある。のちに、百人一首「月みればちぢに物こそかなしけれ」(大江千里)のパロディー「月みればちぢに芋こそ喰いたけれ」も作った(「春秋」日本経済新聞 2014年9月8日)。

出典

  1. ^ 鈴木晋一 『たべもの史話』 小学館ライブラリー、1999年、pp127-137
  2. ^ “月光に祈る十三夜 - 法華寺観月会”. 奈良新聞. (2013年10月18日). http://www.nara-np.co.jp/20131018103231.html 2013年10月22日閲覧。 
  3. ^ 今秋は名月3回 171年ぶり「後の十三夜」出現(中日新聞 2014年9月5日付朝刊1面)
  4. ^ 広辞苑
  5. ^ a b c 京都歳時記-イベント情報”. 京都外国語専門学校. 2017年2月8日閲覧。
  6. ^ a b c d e f “【今週のお月様】今年最後のフルムーン”. ウェザーニュース. (2016年12月13日). http://weathernews.jp/s/topics/201612/060055/ 2017年2月8日閲覧。 
  7. ^ a b c “「3」を究める”. 朝日新聞. (2009年5月11日). http://www.asahi.com/shimbun/nie/kiji/kiji/20090511.html 2017年2月8日閲覧。 
  8. ^ 『小町踊』豆名月 隠語大辞典/Weblio辞書 2015年6月1日閲覧。
  9. ^ 旅々台北【懐かしの台湾デザート 月見カキ氷】”. 魔法網際股份有限公司 (2005年7月6日). 2008年10月12日閲覧。


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