映画 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/02 02:13 UTC 版)
本作品のプリキュア
冒頭で横浜を荒らしまわっていたフュージョンを退治した少女達として登場する。本作品では大々的に市民から応援を受け、さらにその事件を『横浜を救った伝説の戦士』として報道されたことによって、多くの人々から『プリキュア』という戦士の存在を認知されている。
- 関連アイテム
-
- ミラクルデコルライト
- 劇中では「ミラクルライト」と呼称される。先端に「キュアデコル」を模した蛍光部が付いている。本作品ではプリキュアに力を与えるほか、仲間達を呼び寄せるための目印として使用されたり、キュアエコーをフーちゃんの居るタワー屋上へ導くための「光のレール」を作った。
- それまでのオールスターズ映画の「ミラクルライト」は、先端の蛍光部がピンク色で、正式名称は「○○ミラクルライト」となっていたが、本作品より(一部を除く)シリーズ映画同様、蛍光部が白で、正式名称が「ミラクル○○ライト」に変更された。
キュアエコー
坂上あゆみがキュアハッピーをかばい、フュージョンに飲み込まれたときに「フーちゃんに自分の本当の思いを伝えたい!」というこころに呼応して突如誕生したプリキュア。本作品では「29人目のプリキュア」という位置付けとなっている。
変身時の台詞は「想いよ届け!キュアエコー!!」。
変身前に比べてサイドポニーが大幅に長くなり、それを結っていた赤いシュシュから淡いピンク色のリボンに変わっているほか、髪色と瞳もこげ茶色から金色に変化している。イメージカラーは白色で、アクセントとして若草色が入るほか、腰周りのリボンと肩周りは淡いピンク色になっている。胸には『スマイル』と同じブローチをつけているが色は白銀となり、中の「P」は緑色になっている。また、『スマイル』に登場するプリキュアたちとほぼ同形状の白のロングブーツを履いている。TVシリーズのプリキュアのように、作中で明確な変身シーンや技を放つシーンは描かれていないが、変身解除後にキュアデコルに似たアイテムが足元に落ちる演出が存在する。
本作品以外の作品への客演として、クロスオーバー映画では2014年春公開の次々作『映画 プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち』[注 8]・2016年春公開の『映画 プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!』、2023年秋公開の『映画 プリキュアオールスターズF』[注 8]、テレビシリーズでは2018年放送の『HUGっと!プリキュア』第37話[注 8]にそれぞれ登場している。各作品における詳細は当該項目を参照。
玩具関連では、前述のエコーキュアデコルがバンダイから発売された「プリキュアオールスターズ キュアデコレクション プリキュアオールスターズNS」(後述)の中のひとつとして商品化。同じくバンダイから発売された「プリキュアオールスターズ プリートフォン」(及びマイナーチェンジ版の「ドキドキプラス」)ではシリーズポータルサイト「プリキュアガーデン」で発表されたパスワードを入力することで隠しキャラクターとしてキュアエコーが登場する[14]。
その他のグッズ関係では、後述するアクションフィギュア「S.H.Figuarts」シリーズでのフィギュア化や、スリーシックスティの「プリキュア全員デカストラップ」「プリキュア全員アクリルスタンド」「全プリキュア・フルカラープリントTシャツ」の1商品としてラインナップされたほか、公式ショップ「プリキュア プリティストア」が販売している缶バッジ「トゥインクル缶バッジ」での投票企画でランクインしたことから第5弾でラインナップされ、プリキュアシリーズの漫画版作者である上北ふたごのイラストを用いた缶バッジでも『映画 魔法つかいプリキュア! 奇跡の変身!キュアモフルン!』に登場するキュアモフルンとともにレア扱いとしてラインナップ、他にも「アイドルプリキュア2nd Season SPRINGFES〜FINAL!〜」(あゆみとしての初グッズ化)「プリティピックアップフェア 第10弾」でもラインナップされている。
前述の通りクロスオーバー作品限定プリキュアという位置付けではあるものの、プリキュアオールスターズの関連文献でも取り上げられる機会は少なく、2014年3月発刊のシリーズ10周年記念ムック「プリキュア10周年公式アニバーサリーブック」(メディアパル)にて、テレビシリーズの歴代プリキュアたちとは別に、「劇場版紹介」ページのラストにキュアエコーの紹介と担当声優の能登麻美子のインタビューが掲載されたほか、2016年3月発行の「プリキュアオールスターズ まるごと大ずかん」(講談社)や『映画 プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち』以降の「プリキュアぬりえコレクション」(サンスター文具)[注 9]、2018年10月公開の『映画 HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』のパンフレット[注 10]に紹介する記述が、2018年9月発行の「Febri特別号 プリキュア15周年アニバーサリーブック」(一迅社)に収録されている「青山充 プリキュアワークス」において設定資料などが掲載されている程度である。2019年9月14日にNHK BSプレミアムで放映されていた『発表!全プリキュア大投票』のキャラクター部門のランキングでは第8位を獲得した。
- 関連アイテム
-
- エコーキュアデコル
- 形状はスマイルプリキュアのメンバーが変身に使用するキュアデコルと同様で、色が白くなっている。変身解除後の扱いについて作中では描かれていなかったが、『NewStage3』にてあゆみが所持している[注 11]。
注釈
- ^ 2011年夏にイベント等で上映された『プリキュアオールスターズDX 3Dシアター』には登場している。
- ^ 2015年3月30日から単に『モーニングバード』と改題、同年9月28日からは『羽鳥慎一モーニングショー』に変更、羽鳥はキャスターを継続したが、赤江は降板した。
- ^ 表は『スマイル』全員と、キュアブラックからキュアメロディまでの歴代主人公的プリキュア、裏はメップルからキャンディまでの歴代妖精が、それぞれ描かれている。
- ^ 突如自分に襲いかかって来た緑色のフュージョンに、動転のあまり頭突きを喰らわせた(その際、メロディに「ムチャするね」と言われていた)。
- ^ なお、2013年春公開の次作『映画 プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち』と2015年春公開の『映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』では変身前の姿で台詞無しのモブキャラクターとして登場している。
- ^ 『MaxHeart』のルルン、『Splash Star』のムープとフープ、『5 / 5GOGO!』のココ・ナッツ、『5GOGO!』シロップの計6人で、全て変身アイテムやプリキュアに変身しない妖精達(メップル・ミップル・ポルン・フラッピ・チョッピは変身アイテム、ミルクはミルキィローズにそれぞれ変身している)。
- ^ クモジャキーの素体。
- ^ a b c この3作品では番外扱いで、『HUGっと』第37話と『F』では1カットのみの登場で声は無し。
- ^ 『映画 プリキュアドリームスターズ!』公開時の同商品においても、同様の紹介記述が見られる。なお、『映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』と『映画 プリキュアスーパースターズ!』以降の映画公開時の同2商品は記述されていないため除く。
- ^ 同作品には未登場だが、パンフレット上では「映画のみに登場するプリキュア」としてキュアモフルンとともに紹介されている。
- ^ なお、変身後と同じ白銀色になっている。
- ^ 製品では「映画キュアデコル」という名称だった。
- ^ 現:朝日放送テレビ
- ^ ローカル放送も含めれば、過去にはABCで『映画 プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!』を、TOKYO MXでオールスターズDX3部作がそれぞれ放送されたことはある。
- ^ プロローグでの妖精達の応援でタルトが解説する場面や、キャンディがライトでキュアエコーへの応援を勧める場面など。
- ^ 一部の駅限定でオリジナル市営バス・地下鉄共通一日乗車券も発売。
- ^ 浅間町営業所1-1752号車(車種はいすゞ・エルガ)。横浜駅西口~三ツ沢方面の循環路線と横浜駅東口~本牧方面の路線を中心に運行された他、中山駅北口~ズーラシアの臨時バスにも投入された。
出典
- ^ “2012年度(平成24年)興収10億円以上番組”. 一般社団法人日本映画製作者連盟. 日本映画製作者連盟 (2013年1月30日). 2013年4月6日閲覧。
- ^ プリキュアぴあ等の記述による。
- ^ エキサイトレビュー (2012年3月27日). “ほんとは全員に台詞を入れてあげたかった〈映画「プリキュアASNS」インタビュー志水淳児監督編〉”. エキサイトニュース. エキサイト. 2013年4月6日閲覧。
- ^ “総勢29人のプリキュアが大活躍 『映画プリキュアオールスターズ』公開”. ORICON STYLE. オリコン. 2013年4月6日閲覧。
- ^ パンフレット内「『オールスターズDX』と『NewStage』の意外なかんけい」より。2012映画プリキュアオールスターズNS製作委員会、2012年3月17日、4頁。
- ^ エキサイトレビュー (2012年3月27日). “28人のプリキュアがひとりの女の子を〈映画「プリキュアASNS」インタビュー 梅澤プロデューサー編〉”. エキサイトニュース. エキサイト. 2013年4月6日閲覧。
- ^ エキサイトレビュー (2012年3月27日). “28人のプリキュアがひとりの女の子を〈映画「プリキュアASNS」インタビュー 梅澤プロデューサー編〉”. エキサイトニュース. エキサイト. 2013年4月6日閲覧。
- ^ エキサイトレビュー (2012年3月27日). “ほんとは全員に台詞を入れてあげたかった〈映画「プリキュアASNS」インタビュー志水淳児監督編〉”. エキサイトニュース. エキサイト. 2013年4月6日閲覧。
- ^ a b c “赤江珠緒 : 本人役で「プリキュア」に 羽鳥慎一アナも“アニメ化””. MANTANWEB(まんたんウェブ). 毎日新聞デジタル (2012年2月3日). 2013年4月6日閲覧。
- ^ “『ドラえもん』3週連続1位で動員100万人を突破!! 『僕等がいた』『プリキュア』など5作品が初登場!!【映画週末興行成績】”. シネマトゥデイ. シネマトゥデイ (2012年3月20日). 2013年4月6日閲覧。
- ^ 『映画 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち』のパンフレット内の「オールスターズDXとNewStageの意外なかんけい」「フュージョンのひみつ」にて。
- ^ プリートフォン(プリキュアガーデン) - ウェイバックマシン(2012年10月10日アーカイブ分)
- ^ “小説 プリキュアオールスターズ NewStage”. 書籍、小説. 角川書店、角川グループ. 2013年4月6日閲覧。
- ^ プリキュア : 劇場版が初の全国放送,毎日新聞,2013年8月11日
- ^ 8月25日(日)の朝6:00から“スーパーヒーロー&ヒロイン夏休みスペシャル”!,獣電戦隊キョウリュウジャー,テレビ朝日,2013年8月13日
- ^ “映画プリキュアと横浜市が大型タイアップへ - 記念写真、スタンプラリーも”. マイナビニュース. マイナビ (2012年2月16日). 2013年4月6日閲覧。
- 映画 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだちのページへのリンク