星新一 評価

星新一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 05:45 UTC 版)

(ほし しんいち、本名:星 親一、1926年大正15年〉9月6日 - 1997年平成9年〉12月30日)は、日本小説家SF作家


注釈

  1. ^ 北杜夫との対談「わが習作時代とSF文学と」では、北杜夫から好きな外国作家を聞かれ「シェクレー、ブラッドベリー、ハインライン、フレドリック・ブラウンもうまいし」と答えている[2]
  2. ^ ただし、堤の場合は西武の経営参加や上場よりも創作活動が遙かに先行しており、星の場合は完全に経営を離れたのちに創作活動が始まっている。
  3. ^ 通常なら帝国大学の場合は満23歳。
  4. ^ ただし、星自身は「先日、東大の大学院の女性の会(妙なのがあるな)に呼ばれ、話をした。修士課程を二つ出て、博士課程に在籍の人もいた。まいったね。それから私は、自分の略歴から、大学院に行ったことを削るようにしている。学歴で作品が書けるわけじゃない」と述べている。[9]
  5. ^ その後、1970年の『日本紳士録』第58版にも「星薬科大理事」との肩書が記載されている。
  6. ^ ただし最相葉月は『星新一 一〇〇一話をつくった人』(新潮社、2007年平成19年))のpp.208-217で「矢野からしきりに『セキストラ』を読むよう勧められた乱歩は、一読してこれは傑作だと思い『宝石』に掲載することを考えたが、自分が責任編集をしている雑誌に自分が推薦するのではどうも具合が悪い。そこで乱歩が大下宇陀児に提灯もちを依頼し、九月末発行の十一月号でデビューさせることになった」「大下が推賞したのは事実であるとしても、大下が『発掘』したというのは宣伝用の惹句で、矢野が書き残している通り、乱歩から依頼された大下の『提灯もち』が、いつのまにか大下の『発掘』という定説になってしまった」と述べている。その根拠として当事者だった矢野の証言の他、肝心の大下本人の推賞文が短い一文しか存在しないこと、それに比して乱歩が『宝石』の『セキストラ』末尾に記したルーブリックは約800字と長く、作品の具体的内容にまで言及して絶賛していることなどを挙げている。
  7. ^ 「電子頭脳」を「コンピュータ」に、「ダイヤルを回す」を「電話をかける」に直すなど。
  8. ^ 星新一は『きまぐれエトセトラ』「いわんとすること」で、執筆、発表当時は公害という言葉も概念もなく、公害問題と結びつけられたことでショートショートとしての面白さが損なわれると嘆いている。
  9. ^ 1985年時点で英語ドイツ語フランス語イタリア語中国語ロシア語朝鮮語ルーマニア語ポーランド語チェコ語インドネシア語ウクライナ語ノルウェー語ラトビア語リトアニア語ベンガル語セルビア・クロアチア語マジャール語アゼルバイジャン語エスペラントの20言語[19]
  10. ^ 2人とも父親は医薬系組織(製薬会社と病院)のトップで東北出身、欧米留学経験あり、母親は東京のブルジョア(小金井良精の娘と大病院の娘)で、本人は東京山の手(本郷と青山)育ち。
  11. ^ 外祖父・小金井良精と大伯父・森鴎外については有名だが、父・星一も留学経験こそないものの、フリッツ・ハーバー訪日の援助をしたり、ベルリン工科大学名誉教授の称号を贈られるほどの親独家として名高い。
  12. ^ 5年以内にショートショートの公募に匿名で応募して入賞することを目指すとしている。
  13. ^ 下訳は当時早川書房の編集者だった福島正実南山宏常盤新平らが担当している。星による訳者あとがき(2005年の再版では割愛されている)では、単に協力者として3人への謝辞が書かれているが、下訳の事実について福島らの元同僚・内田庶がエッセイの中で言及している。

出典

  1. ^ 星新一「『心中』に魅入られて」(『川端康成全集第6巻』第7回月報)(新潮社、1969年)
  2. ^ 北杜夫『マンボウ談話室』p.183、講談社、1977年
  3. ^ 宮崎哲弥『いまこそ「小松左京」を読み直す』 NHK出版新書、2020、p.7
  4. ^ 『きまぐれ読書メモ』p.219(有楽出版社、昭和56年(1981年))
  5. ^ 星新一『きまぐれ読書メモ』p.20(有楽出版社、1981年昭和56年))
  6. ^ 『きまぐれ暦』p.225(新潮文庫1979年(昭和54年))
  7. ^ a b c d 東宝特撮映画全史 1983, p. 540, 「特撮映画スタッフ名鑑」
  8. ^ 『きまぐれ読書メモ』(有楽出版社)p.108
  9. ^ 『気まぐれスターダスト』p.75(2000年、出版芸術社)を参照
  10. ^ 「星新一年譜」(『別冊新評 「星新一の世界」 76 AUTUMN』、新評社、1976年(昭和51年))、p.202。
  11. ^ 『人民は弱し 官吏は強し』、『星新一 一〇〇一話をつくった人』
  12. ^ 探偵作家・雑誌・団体・賞名辞典・多岐川恭
  13. ^ 星新一『きまぐれ遊歩道』pp.90-92(新潮文庫、1996年)。星は「高級住宅地なのだろうが、高級さをひけらかさないところがいい」「戦前の本郷の屋敷町にも、そういうムードのとこがあった」と述べている。
  14. ^ 最相葉月『星新一 一〇〇一話をつくった人』上、新潮社〈新潮文庫〉、2010年、pp.11-18。
  15. ^ 1968年 第21回 日本推理作家協会賞
  16. ^ 日本SF大賞
  17. ^ 『'60年代日本SFベスト集成』への星の収録作「解放の時代」の解説
  18. ^ 牧眞司「ぼくのSFファン修業時代、星作品に関係することなど」http://www.hoshishinichi.com/note/34.html
  19. ^ 深見弾「星新一―億の読者をもつ作家」(新潮文庫「たくさんのタブー」巻末)より)
  20. ^ 『ボッコちゃん』解説(新潮社
  21. ^ 最相葉月『星新一 一〇〇一話をつくった人(下)』新潮文庫 pp.161-163
  22. ^ 星新一「文句を言い忘れた『W3』の主人公名」『朝日ジャーナル臨時増刊 手塚治虫の世界』朝日新聞社、1989年。
  23. ^ 第一回奇想天外SF新人賞選考会:選考過程”. 2009年2月7日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2008年6月20日閲覧。 (『奇想天外』1978年2月号「新人賞選考座談会」より一部抜粋)
  24. ^ 『きまぐれ読書メモ』(有楽出版社)p.178
  25. ^ 武田康廣『のーてんき通信 エヴァンゲリオンを創った男たち』ワニブックス、2002年、pp.120-121。
  26. ^ 『きまぐれ遊歩道』(新潮文庫)pp.111-112他
  27. ^ 星新一『きまぐれ遊歩道』p.76(新潮文庫、1990年)
  28. ^ 北杜夫『怪人とマンボウ』p.118(講談社、1977年)
  29. ^ 北杜夫『怪人とマンボウ』p.119(講談社、1977年)
  30. ^ 佐々木清隆『さよならバーバリー 2』(1998年)http://www.asahi-net.or.jp/~jg3k-ssk/hoshi2.html
  31. ^ 第3回星新一賞に応募しました。” (2015年9月24日). 2016年1月29日閲覧。
  32. ^ ホシヅルの日@SFの国”. 日本SF作家クラブ. 2014年12月29日閲覧。
  33. ^ "『星新一の不思議な不思議な短編ドラマ』放送決定 水原希子、永山瑛太、高良健吾、北山宏光ら出演". ORICON NEWS. oricon ME. 18 February 2022. 2022年2月18日閲覧
  34. ^ "「星新一の不思議な不思議な短編ドラマ」放送のおしらせ". ドラマトピックス. 日本放送協会. 18 February 2022. 2022年2月18日閲覧
  35. ^ 最相葉月『星新一(下)』(新潮文庫)p.267






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