明治 (企業) 備考

明治 (企業)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/01 02:17 UTC 版)

備考

東日本大震災の影響

新法人発足前の2011年3月11日東日本大震災が発生し、当時の明治乳業・明治製菓2社における東北地方及び関東地方の一部にある工場・事業所が被災、及び計画停電の影響により、全体および一部が一時的に操業停止となっていた[29] ほか、テレビラジオでのCMを暫く休止(ACジャパンの公共CMなどに差し替え)及び、提供番組での提供クレジットも一時自粛していた。以後、工場・事業所についても段階的に再開し、CMと番組提供も3月末に新法人発足に合わせ再開した。

放射性セシウム混入問題

2011年12月、「明治ステップ」(850g缶)の一部製品(埼玉工場で製造された賞味期限が2012年10月の一部)に、 放射性物質が混入していた事実が、消費者側の自主検査により発覚した。これを受け、約40万缶を対象に無償交換に応じることを発表した。

明治側は、放射性セシウムの検出値が、「牛乳」や「飲料水」の国の基準(2012年3月まで適用の)「200ベクレル/kg」に比べ、「明治ステップ」は最大でも30.8ベクレル/kg(セシウム134と137の合計値)であり、「暫定規制値を大きく下回り、毎日飲用しても健康への影響はないレベル」と説明している[30]。このため、製品の「自主回収(リコール)」ではなく「無償交換」の対応となった(2012年4月以降、国の基準は、飲料水を10ベクレル/kg、牛乳と乳児用食品を50ベクレル/kgと厳格化される)。

明治広報部は「あくまで『交換』で、『回収』ではありません。お客様本人が交換したいという希望があれば交換に応じますが、こちらから積極的に呼びかけて回収することはありません」と[31]、回答しており、汚染の可能性のある約40万缶について、乳幼児の健康を最優先し、希望者には新製品と無償交換に応じる対応を取った[32]

容量の削減

同業にして競合企業の江崎グリコと同様、明治はシュリンクフレーション(製品の容量削減)に積極的な企業である。

明治ミルクチョコレート」は段階的に容量が減らされ、 2006年には75g、2007年には70g、2009年には60g、2012年には55g、2014年には50gになった。 「明治ブルガリアヨーグルト」は2014年2月からグラニュー糖の添付がなくなり、2018年には450グラム入りから400グラムに減らした。2018年には「明治おいしい牛乳」の容量が100ml減り、1000mlから900mlに変更された。

その他




  1. ^ 明治グループ各社の役員人事に関するお知らせ (PDF) 明治ホールディングス
  2. ^ a b 明治ホールディングス株式会社 明治グループ事業再編(当社子会社間の会社分割)のお知らせ (PDF)”. 明治ホールディングス (2010年9月14日). 2011年3月31日閲覧。
  3. ^ 明治グループ 新経営体制への移行のお知らせ”. 明治ホールディングス (2011年4月1日). 2011年4月14日閲覧。
  4. ^ 当社事業子会社 株式会社 明治の連結子会社間の合併に関するお知らせ-明治ホールディングス
  5. ^ a b さよなら、明治のお菓子「カルミン」... 3月末で90年の歴史に幕
  6. ^ a b 「カール」シリーズの販売地域変更などに関するお知らせ 株式会社明治、2017年5月25日 (PDF)
  7. ^ a b 明治:「カール」販売中止 中部地方以東 販売低迷で”. 毎日新聞 (2017年5月25日). 2017年5月25日閲覧。
  8. ^ a b 「続けてほしい」 明治にカール愛訴える声続々…「大変ありがたい」”. Sponichi Annex (2017年5月26日). 2017年5月26日閲覧。
  9. ^ 動物実験に関する考え方|研究開発|株式会社 明治” (日本語). www.meiji.co.jp. 2018年9月11日閲覧。
  10. ^ “明治「ピックアップ」も生産終了へ 1970年生まれのロングセラー菓子”. ねとらぼ. (2017年5月29日). http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1705/29/news149.html 2017年6月5日閲覧。 
  11. ^ 「北海道を、ふりだしに。」 生産終了の明治「サイコロキャラメル」が北海道限定で復活!
  12. ^ “ブランド譲受に関するお知らせ” (PDF) (プレスリリース), 森下仁丹株式会社, (2018年5月8日), https://www.jintan.co.jp/file/newspdf000288.pdf 2018年11月26日閲覧。 
  13. ^ 販売元もシオノギヘルスケアに移管された。
  14. ^ “イソジン®製品に関するムンディファーマへの製造販売承認移管のお知らせ” (プレスリリース), Meiji Seika ファルマ株式会社, (2015年12月9日), http://www.meiji-seika-pharma.co.jp/pressrelease/2015/detail/151209_01.html 2016年3月17日閲覧。 
  15. ^ “50年以上にわたる普及実績と知見により「明治うがい薬」新発売” (プレスリリース), 株式会社明治, (2015年12月9日), http://www.meiji.co.jp/corporate/pressrelease/2015/detail/20151209_01.html 2016年3月17日閲覧。 
  16. ^ 伊沢友之「イソジン販売、明治から塩野義製薬へ カバくんは残留」、朝日新聞デジタル、2015年12月9日 21:12。
  17. ^ ムンディファーマ株式会社およびシオノギヘルスケア株式会社に対する不正競争行為差止等仮処分命令申立に関するお知らせ、2016年2月9日、株式会社明治。
  18. ^ イソジンの“カバ”巡り揉める、明治が類似キャラ中止求め仮処分申請。、Narinari.com、2016年2月10日 6:26。
  19. ^ 「カバ」パッケージめぐり明治を相手取り仮処分申請、朝日新聞デジタル、2016年2月27日 7:58。
  20. ^ 株式会社明治およびMeiji Seikaファルマ株式会社に対する 不正競争行為等差止仮処分命令申立に関するお知らせ、ムンディファーマ株式会社、2016年2月26日。
  21. ^ 仮処分命令申立に関するお知らせ、株式会社明治、2016年3月24日。
  22. ^ 「明治うがい薬」等の発売に関するお知らせ、株式会社明治、2016年3月24日。
  23. ^ 仮処分命令申立に関するお知らせ、ムンディファーマ株式会社、2016年3月24日。
  24. ^ 宮崎健「イソジンのキャラがカバから犬に ムンディファーマ」、朝日新聞デジタル、2016年7月7日 7:43。
  25. ^ 製菓・乳業両方のCM出演経験あり。
  26. ^ MBS・TBSの共同制作。
  27. ^ 2013年9月14日~はみのもんた次男の逮捕を受けて提供クレジット・CMを自粛していた。
  28. ^ その後2013年11月より平日日中の3ワイド内スポットCMでラジオCMを再開した。
  29. ^ 「東北地方太平洋沖地震」に関連するこれまでのお知らせ事項 株式会社明治
  30. ^ 「明治粉ミルクからセシウム検出 40万缶無償交換へ 厚労省「規制値下回る」 - 日本経済新聞 2011年12月6日更新
  31. ^ 「粉ミルク「明治ステップ」から出たセシウム――「検出せず」だが「0ではない」 - 週刊金曜日ニュース
  32. ^ 「明治ステップ(850g缶)」のお取り替えに関するお詫びとお知らせ - 株式会社明治、2011年12月6日




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