日立製作所 広告

日立製作所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/02 15:52 UTC 版)

広告

通天閣
1930年代の広告

日立の樹」(この木なんの木)のCMに用いられている。この木なんの木は小林亜星の作曲であり、実際にアメリカ合衆国ハワイ州のオアフ島に存在し、観光名所となっている。また以前は日立製作所の携帯電話には必ず「日立の樹」が着信メロディとして入っていたが、C451H(au)で一旦取りやめた。しかし、W41H以降「日立の樹」の着信メロディが復活している。

短期間(1960年代後半頃)だが、日立一社提供番組では「日立のうた-H.I.T.A.C.H.I. 日立」(作詞・作曲:越部信義)が使われていた。

大阪市では1957年7月より通天閣の巨大ネオンサインを掲出しており、2011年7月1日から約4か月間、ネオン管の大部分をLEDに取り替えることで消費電力量を従来に比べ約半分に削減するリニューアル工事を実施した(新しいネオンは2011年10月28日に点灯)[40]

ちなみに通天閣のエレベーターは完成当時日立製ではなかったが、2001年に日立製に取り替えられており、頂上に取り付けられているネオンサインに翌日の天気を表示するシステムも日立製である。通天閣では毎日正午に楽曲「日立の樹」が流される。

日立社標(日立マーク)

1991年前半まで使われていた、日立の旧ロゴマーク
日立マーク(1985年科学万博の日立パビリオン)

日立社標(日立マーク、亀の子マーク、「日」「立」のモノグラム社章、小平浪平が考案したもの[41])については、家庭用の日立(グループ)製品では1991年前半に発売されたものまでは「HITACHI」ロゴの左側に日立社章を併記してあるロゴタイプを使用していたが(1970年代までは「日立」ロゴと組み合わされたものもあった)、1991年後半以降の製品は現行の「HITACHI」ロゴ単独表示のものに変更されており、一部製品ラベル等を除き日立社章は製品自体では見られなくなった。エレベータや建設機械など産業用機器についても、日立社章は見られなくなった。

広告活動では2000年からの「Inspire the Next」と入れ替わる形で使用を取りやめ、通天閣などの広告からも取り外された。同時に日立グループ各社と日立社標の使用許諾契約を結んでグループ各社から使用料を徴収することとしたため、グループ各社からも日立社章は消えつつある。しかし現在でも日立製作所(および日立金属日立建機日立工機など「日立」を冠したグループ各社)の社章であり、社名の表記に付随する形(各社のホームページや製品カタログ・マニュアルの裏表紙などで「(日立マーク)株式会社日立製作所」「(日立マーク)日立○○株式会社」と記載)に限定して使用を継続している。

なお、2017年現在の「Inspire the Next」の表記は広告活動のみならず、日立製品の梱包箱や取扱説明書まで広範囲に用いられている。

キャッチフレーズ

システムの日立グループ 
1970年代 - 1980年代前半
システムとエレクトロニクスの日立グループ 
1980年代後半 - 2000年3月
Inspire the Nextインスパイアー・ザ・ネクスト
2001年1月 -、「次の時代に新しい息吹を与える」の意。スポンサー番組の提供読みは「次の時代に新しい風を、日立(グループ)」(ただし「世界・ふしぎ発見!」は異なる)

上記以外にも、このようなキャッチフレーズも使用されている。

技術の日立 
1940年代後半 - 2000年3月「システムとエレクトロニクスの日立グループ」制定以降は一部番組の提供クレジットなどで並行使用された。1991年の新CI導入まで「品質を大切にする」というキャッチフレーズもあった。
HINTヒント
HINT」は「日立新技術」を意味する英語の「HITACHI NEW TECHNOLOGY」の略で、1980年代 一般消費者向けの商品において「暮らしを豊かに…、日立のヒント商品です」というコピーを広告最後のアイキャッチに導入していた(初期はアニメ「ニルスのふしぎな旅」のキャラクター映像も挿入されていた)。後期にはブルーバックを背に英文字だけで用いられるようになった。
Humanicationヒューマニケイション 
1980年代 HINTと同じくパソコンや通信機器等の事務用品に用いられた。
くらし・刺激人 
1990年 - 1997年 後に(to nature!)、さらに(すごい・かんたん・きもちいい)というキャッチフレーズが追加された。
Here,The Futureヒア・ザ・フューチャー
1996年後半 - 2000年12月(広告のサウンドロゴなどで使用)
ずっと使うから 
1996年後半 - 2005年 「ずっと使うから日立」というコピーが定例で、主に白物家電で多用された。2004年頃においては30秒の広告後半に「ラクラク(使いやすさで選べば)」「エコ(エコロジーなのは)」「ナノテク(未来の機能を今日使う)」というフレーズで外人の女の子が白物家電のプレゼンを行っていた。その後白物家電は提供読み・サウンドロゴとも「Inspire the Next」に揃えられたが、現在でも掃除機や炊飯器などの一部製品の梱包箱には「ずっと使うから、日立のエコ」が記されている。
ホーム & ライフ ソリューション 
2000年 - 2003年 (ずっと使うから)に代わるキャッチフレーズで(H)上部に丸が二つ付いたあたかも2人が手を結んだ形のロゴとともに示されたが、間もなく廃止されて元に戻された。
Next Made In JAPANネクスト・メイド・イン・ジャパン 
2003年 - 2005年、新たなる日本でのものづくりをアピール。
つくろう。
2005年 - 「Next Made In JAPAN」から継承。
uVALUEユーヴァリュー 
2004年 - ユビキタス情報社会における価値創出と豊かな社会の実現を目指すとの想いからつくられたIT事業のブランド。後に「協創によってビジネスや社会のイノベーションに貢献する」という事業コンセプトの名称ともなる。
日立はすべてを、地球のために 
2008年 - 、日立グループは、地球環境を保全しながら持続可能な社会の実現することをめざし、製品により2025年までに年間1億トンのCO2排出抑制へ向けた取り組みを開始することを宣言。このキャッチフレーズを役者佐藤浩市宮沢りえを起用した広告で使っている。
日立はエコにたし算 
2010年 - 、従来のエコだけを目標にするのではなく、家電の未来を描く新しい白物家電のスローガン。イメージキャラクターにを起用すると共に、白物家電のアイテムごとに異なるメンバーを起用している。(サイクロン式クリーナー「2段ブーストサイクロン」…櫻井翔、タテ型洗濯乾燥機「ビートウォッシュ」…相葉雅紀、冷蔵庫「フロストリサイクル冷却 真空チルドWワイド」…二宮和也、ドラム式洗濯乾燥機「ビッグドラム」…大野智、エアコン「ステンレス・クリーン 白くまくん」…松本潤)2011年5月に個人広告の総集編(詳しくは後述)が放送された後、同年6月からマークのマイナーチェンジが行われ、レンジ「ヘルシーシェフ」を皮切りに、メンバー複数人が共演する広告も始まった。個人広告も複数人共演バージョンに順次リニューアルされ、その後も製品のモデルチェンジに連動して約1年周期で出演メンバーが入れ替わっており、2014年からは再びアイテム毎の個人出演となっている。
Social Innovation,ソーシャル・イノヴェイション It's Our Futureイッツ・アウアー・フューチャー
2013年 - 、日立がグローバルで事業展開する社会インフラ事業を「社会イノベーション事業」と名付け、その活動をアピールする企業広告メッセージ。鉄道事業、水環境事業、エネルギー事業、ヘルスケア事業、IT事業を取り上げている。
Social Innovation,ソーシャル・イノヴェイション THE FUTURE IS OPEN TO SUGGESTIONSザ・フューチャー・イズ・オープン・トゥ・サジェスチョンズ
2016年 - 「未来は、オープンだ。アイデアで変えられる。」日立の強みであるOT(制御技術)とIT(情報通信)を最大限に活用し、社会イノベーション事業を一層成長させるとともに、IoT時代のイノベーションパートナーとしてお客さまとの協創の加速をめざすメッセージ。

サウンドロゴ

  • 時期不明~1988年:なし:冒頭に日立ロゴのキャッチを表示
  • 1988年~1996年:HITACHI(1991年を境に上記の日立マークの使用を廃止したがブラックバックにHITACHIロゴの下に青緑のラインが表示されるものであった。)
  • 1996年~2000年:Here,The Future HITACHI
  • 2000年~:HITACHI Inspire the Next (何度か変更されているが2009年からは日立の樹を採用したものが使用される)

現在放送中の提供番組

テレビ

太字は、現在一社提供。提供番組は減少傾向にあり、複数社提供の場合は一時的(週替わり)にスポンサーになる場合が主で、それ以外はスポットCMでの放送が中心。

かつて放送していた提供番組

テレビ

ラジオ

その他

  • HANDSHAKING(日立総合計画研究所web([2])上で無料配信)

なお、2009年4月21日に日立グループの子会社日立アプライアンス製造の冷蔵庫において虚偽表記を行っていた事が発覚し公取委から景品表示法違反で排除命令(優良誤認)を受けた事からそれ以降日立グループでは番組の提供を自粛しACジャパンのCMに差し替えた。その後5月初旬はお詫び広告を流し、『世界・ふしぎ発見!』は5月16日より通常CMを再開、複数社提供の番組では6月より通常CMを再開している。

また東日本大震災発生から1カ月程も同様の措置が取られた[注 12]。自粛の解除後、前述「エコにたし算」シリーズの総集編も兼ねた節電啓発CMが放送された[注 13]。CM最後に流れるサウンドロゴにも「みんなで節電」が挿入され、15秒版ではサウンドロゴに代わってこちらが読み上げられる[注 14]




注釈

  1. ^ 本線用ディーゼル機関車実用化でも同様の指摘があり、日立が主として開発に携わったDD51形が初期トラブルを克服しながら安定した機関車として定着したのに対し、三菱が製造したDD54形西ドイツのメーカーとのライセンス技術という点もあり結果として失敗に終わった。
  2. ^ 両社が在来線車両においてステンレス製を中心としているため、製造ラインをアルミ製に特化した現状では受注できないという事情もある。
  3. ^ a b c それまで阪急は鉄道車両については、電気機器を含め日立との取引は前身会社を含めて全くなく、9300系が初の日立製車両の導入となった。東武は電気機器が多く採用されていたことや、わずかながら日立製車両もあった。
  4. ^ なお、西武所沢車両工場は鋼鉄製通勤型車両のみ製造していたため、2000年の工場閉鎖前も特急用車両である5000系2編成、10000系と、アルミ車両である6050系を製造していた。40000系については川崎重工業での製造となる。
  5. ^ 国鉄205系電車など。なお、同社が手がけた最後の非アルミ製の車両は、2003年に製造された名古屋市営地下鉄名城線2000形である。
  6. ^ 廃止されたモンキーパークモノレール線MRM100形のみ。
  7. ^ 6000系までは日立製車両があった。電気機器は現在でも納入されている。
  8. ^ 「ビートウォッシュ」広告は大野・二宮のものを引き続き放送
  9. ^ 「ビッグドラム」のみ
  10. ^ 広告は大野・二宮のものを引き続き放送
  11. ^ この番組名は日立の登録商標である。その名残から番組のロゴに「元祖・ぴったしカン・カン」(小島一慶司会時代)、あるいは登録商標マークのⓇをつけたこと(吉田照美司会時代)があった。その後のリメーク版では日立がスポンサーに入っていないのと、日立からの使用許可が出ていないため「カン・カンぴったし」(1995年特番)にしたり、「ぴったんこカン・カン」(2003年以後現存)と改めたりしている
  12. ^ 東北関東周辺に点在するグループ拠点の大規模な被災や東京電力福島第一原発事故(事故原因となった一号機から四号機は日立が製造に関わっている。)が理由。
  13. ^ パナソニック東芝なども同様のCMを放送。
  14. ^ なお2012年度以降は消費財の需要バランスが震災前からほぼ回復の傾向にあり、富士通ゼネラル等ごく一部の企業を除く家電業界内においてこの共通スローガンが廃止される。

出典

  1. ^ 日立製作所について”. 株式会社日立製作所. 2016年2月21日閲覧。
  2. ^ 第148期有価証券報告書”. 株式会社日立製作所 (2017年6月21日). 2017年7月2日閲覧。
  3. ^ 業績ランキング - 電気機器 - Ullet”. 2016年7月8日閲覧。
  4. ^ セグメント紹介
  5. ^ [1]”, Fortune, 2007-July-23.
  6. ^ 日立製作所>企業情報>株主・投資家向け情報>有価証券報告書等>2017年度有価証券報告書18Page
  7. ^ Scott DeCarlo (ed.), “The World's 2,000 Largest Public Companies”, Forbes, 2007-03-29.
  8. ^ ブランドメッセージ : HITACHI 日立のブランド戦略 : HITACHI
  9. ^ 日立からウエスタンデジタルへのハードディスクドライブ事業の譲渡について 日立製作所2011年3月7日プレスリリース]
  10. ^ 日立、テレビ自社生産撤退 年度内にも海外メーカーに委託 (1-3ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ) 2011年8月3日
  11. ^ 薄型テレビの国内生産停止に関する報道について 2011年8月4日 日立コンシューマエレクトロニクス株式会社ニュースリリース
  12. ^ 日立・三菱重工 統合へ 13年に新会社、世界受注狙う 日本経済新聞 2011年8月4日
  13. ^ 本日の一部報道について 2011年8月4日 日立製作所ニュースリリース
  14. ^ 日立、米ストレージ会社を買収 クラウド事業を強化 日本経済新聞 2011年9月8日
  15. ^ 日立、南アフリカのIT機器販売・サービス会社を買収 日本経済新聞 2011年10月5日
  16. ^ 日立、重慶市と資源循環・低炭素経済分野における協力について合意 日本経済新聞 2011年10月17日
  17. ^ “三菱重工と日立の本気”. 東洋経済オンライン. (2012年12月10日). http://toyokeizai.net/articles/-/12039 2014年8月5日閲覧。 
  18. ^ 社会イノベーション事業の強化に向けた日立プラントテクノロジーの吸収合併について 2013年2月1日 日立製作所ニュースリリース
  19. ^ a b “日立、イタリア鉄道関連2社買収へ…車両・信号”. 読売新聞. (2015年2月24日). http://www.yomiuri.co.jp/economy/20150223-OYT1T50151.html 2015年2月24日閲覧。 
  20. ^ a b “日立、イタリア社と鉄道事業の買収で基本合意=関係筋”. ロイター. (2015年2月24日). http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0LR1MF20150224 2015年2月24日閲覧。 
  21. ^ 新トップレベルドメイン「.hitachi」の運用開始について 2015年9月15日
  22. ^ 日立電鉄交通サービス株式をみちのりホールディングスに譲渡 日立製作所 2017年10月27日
  23. ^ 日立電鉄交通サービス株式会社の株式譲受契約締結のお知らせ みちのりホールディングス 2017年10月27日
  24. ^ 日立が「コンピュータメーカー」の旗を降ろす背景
  25. ^ “日立製作所、十万人の集団社員をテレワークへ”. YSMタイムリー. (2018年8月2日). http://timely.ysm.epizy.com/v.php?id=c9a1cdb8 2018年8月2日閲覧。 
  26. ^ 日立、テレビ「Wooo」の国内販売中止 ソニーと連携強化し「BRAVIA」販売へ
  27. ^ 日立製作所社員による国立国会図書館情報の不正取得行為について
  28. ^ 日立社員が国会図書館の入札情報などを不正取得、管理者権限を悪用
  29. ^ 日立も技能実習不正か 目的外の職場に配置の疑い 朝日新聞 2018年8月22日
  30. ^ 日立と系列10社、技能実習違反の疑い 低賃金や必須外の作業 毎日新聞 2019年3月5日
  31. ^ 富士通と日立は縮小もIBMは新型機、ハード戦略の違い鮮明
  32. ^ スカラ型プロセッサを組み合わせてベクトル計算機を模擬するシステム
  33. ^ 庄司容子 (2019年1月25日). “日経ビジネス電子版”. 日経ビジネス電子版. 日経BP社. 2019年1月25日閲覧。
  34. ^ 京王の制御装置
  35. ^ 超電導リニア改良型試験車の製作について (PDF)”. 東海旅客鉄道株式会社 (2018年12月20日). 2019年1月28日閲覧。
  36. ^ 日立がソニーのテレビを販売してまで家電市場に留まりたい理由
  37. ^ パートナー別SAP認定コンサルタント資格取得数
  38. ^ 省エネ賞の冷蔵庫、実は不当表示 日立子会社に排除命令 asahi.com 2009年4月20日
  39. ^ 日立評論52-7(1970年7月発行)、2015年6月10日閲覧。
  40. ^ 通天閣観光株式会社『別冊通天閣ニュース通天閣ニュース、2011年10月28日
  41. ^ 日立のあゆみ:1910年代





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