新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/27 18:24 UTC 版)
用語
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- クローン
- その一人一人の予備とも言うべき存在。姿形も本人そっくりで名前も同じで本人からは「名前の同じ弟(妹)」と呼ばれている。クローンの使用例は、「本人が事故等により内臓の一部を摘出しなければならないときクローンの内臓の一部を移植することで本人に生命をつなぎとめたりする」とのこと。
- 風土病
- 原因不明の火星の風土病。侵されると急激な老化現象を引き起こす。老化現象には個人差が生じる。ワクチンが開発されているものの、ファザーに打たれたものは効果がなかった。カトルの姉のイリアが風土病について調べている。
- 火星暦「MC(マーズセンチュリー)」
- 火星連邦政府が「火星国家の独立」を宣言した際に制定した暦。火星のパラテラフォーミングの完成(火星に人類が生活できるようになった)の年であるA.C.182を以ってMCの初年「MC-0001」とした(「火星国家の独立」はMC-0017となっている)。火星の公転周期・自転周期に合わせたものとなっていて、「1年」は地球圏時間で687日、「1日」は24時間37分となっている。本作を始めMC-0022年がA.C.220年代中期の時間点前後推算。
- 火星連邦政府
- 火星圏の国家を統括する組織。初代大統領は「ミリアルド・ピースクラフト」。初代の暗殺後は、コールドスリープから目覚めたリリーナ・ピースクラフトが二代目を務めている。
- ラナグリン共和国
- 火星にある国家の1つ。ミリアルド大統領の暗殺によって火星政府の革新派と保守派の両勢力が均衡になり、革新派が亡命してきたことを機にゼクス・マーキス上級特佐が火星連邦政府からの離脱並びに独立宣言すると共に宣戦布告をした。
- ノイエンハイム・コンツェルン
- マーズ・テラ・フォーミングを一番に推し進めた軍事企業。ルクレツィア・ノインの実家である会社であり、実権は腹違いの兄ディズヌフが握っている。
- ウルカヌス
- かつて「パーフェクト・ピース・ピープル(P3)」と呼ばれる組織に占拠されていたOZのMD無人プラント。ガンダムと共に太陽に向かって破棄されていたが、ノイエンハイム・コンツェルンが秘密裏に回収していた。数十年掛けて火星圏にまでやってきたウルカヌスを利用し大量のMD・MSを生産。火星を制し地球圏を支配するために軍拡し始める。
- P・P・P《パーフェクト・ピース・プログラム》
- 「完全平和計画」を意味するプログラム。発動すると体内に医療用ナノマシンや火星用ナノマシンを取り入れた人間のナノマシンが反応し血栓が発生、動脈硬化を連鎖的に発生させ大量虐殺するように仕組まれている。その被害は地球圏・火星合わせて三十億人にのぼるとされており、プリベンターはこのプログラムを事前に防ぐためにオペレーション・ミュートスを発動する。
- プログラムを動かせるのは平和を願ったピースクラフトの人間のみであり、リリーナ自身とリリーナに使用されているピースクラフト製ナノマシンが起動キーとなっており、彼女がプログラム用のコードを入力し、彼女が『SET』を命じるか安らかに死ぬ以外に命を落とした時に強制的に発動する。発動中はヒイロ以外にリリーナを殺せないとされる。
- 宇宙の心
- TV本編では指導者ヒイロ・ユイのコロニー独立宣言の文言であったが、当作品ではW教授とカトリーヌが一種の感応能力でアクセスできる人類の意識の集合とでも言える情報の塊。ZEROシステムを上回る未来予測を可能とするほか、カトリーヌはリリーナシティがバベルの砲撃を受けた際の人々の恐怖や痛みを宇宙の心を経由して受信し一時意識不明となった。
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