新メイプルタウン物語 パームタウン編 新メイプルタウン物語 パームタウン編の概要

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新メイプルタウン物語 パームタウン編

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/26 13:49 UTC 版)

概要

前作『メイプルタウン物語』の続編に当たり、主人公であるウサギのパティが、前作の最終回にて引っ越してきたアメリカ西海岸にあるという町・パームタウンにて過ごす日常が描かれる[1]

本作品は放送期間中に番組構成が変更され、1987年10月4日放送分(第38話)までは従来通りの30分枠で、同10月11日放送分(第39話)からは30分枠のうち前半15分を『新メイプルタウン物語』、後半15分を『ビックリマン[注 2]という形で2作品をセットとして放送、番組名も『新メイプルタウン物語とビックリマン』と改められた。これに伴い、『新メイプルタウン物語』ではエンディングが丸ごとカットされたほか、ストーリーも2話完結となるなど変更点も複数発生した。後年再放送が行われる際には30分番組として地方局などに販売できるように、2話分をAパートとBパート形式に連続させ、さらにノン・クレジットのエンディングフィルムをつなげる形で再編集が行われた。

キャラクターと声の出演

パイカ家

パームタウンの病院・パイカクリニックで勤めるウサギの家族。

パティ・ホープラビット
声 - 岡本麻弥
前作から引き続き主人公を務める、元気で好奇心旺盛なウサギの女の子。本作品からは普段着がエプロンドレスからチェック柄のドレスに変わっている。
前作と同様に、本作品でも町の人々との別れが描かれ、家族とともに新たな転居先であるノースタウンへと旅立つところで、2年間にわたる物語が締めくくられた。
ジェーン・パイカ
声 - 杉山佳寿子
パティの叔母。パイカクリニックの女医である。メガネをかけており、パティの母・クリスティーヌの妹にあたる。
ジョージ・パイカ
声 - 森功至柴田由美子(少年時代)
ジェーンの夫。妻同様、医者である。料理が趣味であり実際に美味い。
アリス
声 - 江森浩子
パイカクリニックの看護婦。気弱でおどおどした性格。注射は見ただけで気絶してしまう程苦手。

コッカー家

パームタウンでは一番のお金持ちの犬(コッカースパニエル)の家族。

ローリィ・コッカー
声 - 池本小百合
もう一人の主人公。コッカー家の長女で、パティの友達である犬の女の子。お嬢様ながら度胸があり、積極的。
パラブラ・コッカー
声 - 塩屋浩三
ローリィの父。パームストア、パームマンションを経営する実業家。
ダリア・コッカー
声 - 松島みのり
ローリィの母。パラブラの妻。少し心配性。
ピーター・コッカー
声 - 村瀬容子
コッカー家の長男。ローリィの弟で、リリアの兄。勉強好き。
リリア・コッカー
コッカー家の次女。ローリィとピーターの妹。
メリー・アンドリュース
声 - 富沢美智江
コッカー家の秘書

テリア家

犬(テリア)の家族。

ジョーイ・テリア
声 - 頓宮恭子
テリア家の長男。テリアの男の子。ローリーのボーイフレンド。
フローレンス・テリア
声 - 富沢美智江
テリア家の長女。ジョーイの姉。
フィリップ・テリア
声 - 屋良有作
ジョーイ、フローレンスの父。自動車デザイナー。

ホワイト家

白クマの家族。

ロジャー・ホワイト
声 - 上村典子
白クマの男の子。ホワイト家の長男。
シーラ・ホワイト
声 - 山野さと子
ホワイト家の長女。ロジャーの妹で、マークの姉。
マーク・ホワイト
声 - 江森浩子
ホワイト家の次男。ロジャーとシーラの弟。
ラルフ・ホワイト
声 - 田中康郎
ロジャー、シーラの父。ガソリンスタンド経営者。
メリーベス・ホワイト
声 - 中野聖子
ロジャー、シーラの母。ラルフの妻。

シープ家

ヒツジの家族。

スウ・シープ
声 - 荘真由美
シープ家の長女。ヒツジの女の子。ロングヘアに黒ワンピースが特徴。恥ずかしがり屋で、人前に出るのが苦手。妹思いの温和な性格で、ダンスはパームタウンで一番上手いと評判。
ラム・シープ
声 - 白石文子
シープ家の次女。スウの妹。クモが苦手の臆病者だが、姉同様、温和な性格である。ピクニックで、クモを見て逃げ出して転倒した時、ヨータとグータに「大丈夫か?気をつけなきゃダメだよ」と優しい言葉を掛けられ、お礼にサンドイッチのお弁当をこっそり置いていった事があった。
ゴート・シープ
声 - 戸谷公次
スウ、ラムの父。ベーカリー経営者。
ウェア・シープ
声 - 阿部道子
スウ、ラムの母。ゴートの妻。
チャーリィ・シープ
声 - 宮内幸平堀川亮(青年時代)
スウ、ラムの祖父。公園でポップコーンを売っている。若い頃は喜劇俳優だった。運動神経も抜群で、ローラースケートが得意。
マリー・シープ
声 - 鈴木れい子、江森浩子(青年時代)
スウ、ラムの祖母。チャーリィの妻。チャーリィと共に、公園でポップコーンを売っている。
ミル・シープ
スウ、ラムの弟の赤ちゃん。第22話でラムが初めて抱っこした時の回想シーンで登場。本編で性別は明かされていなかったが、ぬりえの一場面に『ラムのおとうと』と表記されていた為、男の子である事が判明した。

ランダース家

クマの家族。

ラリー・ランダース
声 - 飛田展男
クマの男の子。バッキーの一人息子。
バッキー・ランダース
声 - 田中亮一
ラリーの父。自動車製造工場コルドン・モーターズの工場長。

ルナール家

銀ギツネの家族。

ジジ
声 - 江森浩子
銀ギツネの女の子。ジョジョの双子の姉妹。
ジョジョ
声 - 荘真由美
ジジの双子の姉妹。
アンリ・ルナール
声 - 田中亮一
ジジ、ジョジョの父。ブティック経営者。
シモーヌ
声 - 中谷ゆみ
アンリの妻。ジジ、ジョジョの母。

その他

ヨータ
声 - 龍田直樹
本作品の悪役である猫の男。グータとコンビを組んでいる。前作のグレテルに相当。
グータ
声 - つかせのりこ
ヨータの相棒。
ネコンダ刑事
声 - 銀河万丈
パームタウンの刑事であるゴリラ。前作のオットーに相当。
ロバート・コルトン
声 - 郷里大輔
コルドン・モーターズの社長であるカバ
ディケンズ
声 - 大竹宏
骨董商を営んでいる犬。

メイプルタウン住民

前作で登場したキャラクター達。

ホープラビット家

ウサギの一家。

マルセル・ホープラビット
声 - 田中秀幸
パティの父。第20,25,49,50話と劇場版の回想シーン(以下同じ)で登場。メイプルタウン郵便局の郵便局長。
クリスティーヌ・ホープラビット
声 - 武藤礼子
マルセルの妻で、パティの母。ジェーンの姉にあたる。第20,25,49,50話と劇場版で登場。
アン・ホープラビット
声 - 潘恵子
パティの姉。第1,20,49,50話と劇場版で登場。
ミック・ホープラビット
声 - 荘真由美
パティの弟。第20,49,50話と劇場版で登場。

クマノフ家

クマの一家。雑貨屋を経営している。

ボビー・クマノフ
声 - 塩屋翼
クマの男の子。第7,14,20,50話と劇場版で登場。
ナターシャ・クマノフ
声 - 上村典子
ボビーの母。第7話と劇場版で登場。
ボビーの弟たち
第7話で登場。
キン・クマノフ
声 - 江森浩子
コン・クマノフ
声 - 松井摩味
カン・クマノフ
声 - 柴田由美子

コンデリック家

メイプルタウンでは一番の大金持ちのキツネの一家。

ダイアナ・コンデリック
声 - 荘真由美
キツネの女の子。第14,50話と劇場版で登場。
ハンス・コンデリック
声 - 野田圭一
ダイアナの父。第14話で登場。
キリーネ・コンデリック
声 - 山口奈々
ダイアナの母。第14話で登場。

その他

ジュディ・リスモンド
声 - 渡辺菜生子
リスの女の子。洋品店の娘。第14話で登場。
オットー巡査
声 - 塩屋浩三
ブルドッグ。第14,20,50話で登場。
クラーク・ライアン
声 - 八奈見乗児
ライオン。メイプルタウンの町長。第20話と劇場版で登場。
グレテル
声 - 屋良有作
オオカミの男。第20話と劇場版で登場。

スタッフ

  • プロデューサー:鍋島進二(朝日放送)、春日東、佐川祐子(旭通信社)
  • 企画:山口康男(東映動画)※所属社については(   )ノンクレジット。
  • 製作担当:横井三郎
  • オリジナルキャラクター:有川知子、二宮常雄
  • 音楽:小坂明子
  • キャラクターデザイン:安藤正浩
  • 美術デザイン:小林祐子
  • シリーズディレクター:設楽博
  • 協力:青二プロダクション
  • 特殊効果:朝沼清良、成田賢二、中島正之、山本公、大橋清、橋本由香里、干場豊、村田正俊、長坂和茂、三浦孝夫、石橋佳久、高倉利信
  • 撮影:池上元秋、大藤哲生、佐伯清、鈴木典子、前原勝則、長谷学、宇佐美博、安藤剛、山崎洋輔
  • 編集:望月徹(タバック
  • 録音:池上信照(タバック)
  • 音響効果:伊藤道広E&M
  • 選曲:渡辺恭野(ビモス
  • 記録:樋口裕子、原芳子
  • 演出助手:角銅博之幾原邦彦、岩井隆央、岡佳広、渡辺健一郎、鹿内義明、遠藤卓司、貝沢幸男佐藤順一|、有間二郎、森一敏
  • 製作進行:森一敏、鹿内義明、土居靖、岩井隆央、遠藤卓司
  • 美術進行:中村実→北山礼子→御園博
  • 仕上進行:中村英二、佐藤繁俊、高橋達雄、倉岡裕之、桜庭新一、阿部庄二、藤岡真子、服部達也、中島敬博、竹林直秀、海老原久
  • 現像:東映化学
  • アニメーション制作:東映動画
  • 制作:朝日放送旭通信社東映

  1. ^ 『新メイプルタウン物語』を30分形式とした場合は全44話となる。
  2. ^ 本作品の終了直後の1988年1月以降は、同作品を30分枠に拡大の上単独番組として継続。
  3. ^ クレジットのロゴも、改題前は全てゴシック体だったが、改題後は歌詞テロップのみそのままゴシック体とし、スタッフクレジットは当時東映動画が使用していた「手書き風ロゴ」に変更された。
  4. ^ 『メイプルタウン物語』最終回で放映された『新メイプルタウン物語 パームタウン編』の新番組予告。
  1. ^ a b 新メイプルタウン物語・パームタウン編 - TOEI ANIMATION”. 東映アニメーション. 2014年1月20日閲覧。
  2. ^ とやま学遊ネット”. とやま学遊ネット. 2014年1月20日閲覧。
  3. ^ 検索結果書誌詳細:蔵書検索システム”. 埼玉県立図書館. 2014年1月20日閲覧。
  4. ^ アニメディア』1987年10月号』(学研パブリッシング)テレビ局ネットワーク pp.80 - 81。
  5. ^ アニメディア』1988年1月号(学研パブリッシング)テレビ局ネットワーク pp.79 - 81。
  6. ^ 北國新聞 1988年1月6日付朝刊テレビ欄より


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