文藝春秋 (雑誌)
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批判を浴びた記事・スキャンダル
- 1999年12月号に掲載された「『第一勧銀巨額不良債権を暴く』」の記事において、第一勧業銀行(当時)に巨額の不良債権が存在するとの記事を掲載した。しかし、記事中に60数箇所もの間違いがあることや情報源を検証せずにずさんな取材を行っていたことが、週刊新潮・週刊ポストなど他メディアの報道で発覚。また、この記事を執筆した朝日新聞社記者が、朝日新聞の名刺で取材をしながら文藝春秋に記事を執筆したことが明らかになり、この記者は後にデータベースセクションに異動させられる事態となった。
- 2005年12月号に掲載された、笹幸恵「『バターン死の行進』女一人で踏破」の記事内容をめぐって「歴史を誤って伝えるものである」として、ユダヤ人人権団体のサイモン・ウィーゼンタール・センターから抗議を受けた[20]。
脚注
参考文献
- 竹内, 洋『革新幻想の戦後史』中央公論新社、2011年。ISBN 9784120043000。
関連項目
- 中曽根康弘 - 政治家で特に掲載が多い
- 福田恆存 - 常連であった
- 竹山道雄 - 同
- 佐伯彰一 - 同
- 河盛好蔵 - 同
- 筑紫哲也
- 本多勝一
- 後藤謙次
- ミリオン・ダラー - 日本発祥のカクテル。菊池寛が「酒ならばコクテール(カクテル)、コクテールならばミリオンダラー・コクテール、雑誌ならばわが文藝春秋」とキャッチコピーを作り、1926年(大正15年)5月15日の読売新聞に広告を掲載した。
外部リンク
- 文藝春秋digital 公式サイト
- 文藝春秋 | 文春オンライン
- 文藝春秋digital (@gekkan_bunshun) - X(旧Twitter)(2010年6月30日 15:28:41 - )
- 文藝春秋 電子書籍編集部 (@bun_den) - X(旧Twitter)(2012年7月10日 17:22:07 - )
- 文藝春秋 書籍営業部 (@bunshun_hceigyo) - X(旧Twitter)(2010年2月23日 - )
- 文藝春秋digital (bungeishunju) - Facebook(2016年3月10日 - )
- 文藝春秋宣伝プロモーション部 (bunshun) - Facebook(2011年5月10日 - )
- 文藝春秋 電子書籍 (bunshun.denshi) - Facebook(2012年7月3日 - )
- 文藝春秋 電子書籍編集部 (@bunshun_ebook) - Instagram(2016年2月8日 - )
- 文藝春秋プロモーション部 (@bunshun.pr) - Instagram(2016年8月26日 - )
- BungeishunjuLtd - YouTubeチャンネル(2009年7月23日 - )
- 文藝春秋note出張所 - note(2020年12月10日 - )
注釈
出典
- ^ JMPAマガジンデータ : 男性 総合 [リンク切れ]
- ^ 文藝春秋創刊の辞 [リンク切れ]
- ^ 文藝春秋10月号(9月10日発売)「補聴器特集」のご案内、文藝春秋、2021年6月1日。
- ^ 佐藤都「日本の総合雑誌3誌の数量・内容分析からみる日本人の中国に対する関心の変遷」『北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院院生論集』第8号、北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院院生論集制作委員会、2012年3月、100 - 108頁、NAID 120004027283。p100
- ^ 又吉効果だ! 文芸春秋9月特別号が110万部超え、サンスポ、2015年8月25日。
- ^ a b c 「『文芸春秋』久々の100万部 芥川賞作品掲載号」『読売新聞』2004年2月14日付東京朝刊、38頁。
- ^ a b c 竹内 2011, p. 81.
- ^ a b 竹内 2011, p. 82.
- ^ 回想に『人と出会う一九六〇~八十年代、一編集者の印象記』(岩波書店、2010年(平成22年))
- ^ 回想に『オンリー・イエスタデイ1989 『諸君!』追想』と、続編『遥かなる『文藝春秋』オンリー・イエスタデイ1989』(小学館、2011年(平成23年) - 2012年(平成24年))
- ^ 回想に『文春の流儀』(中央公論新社、2021年)
- ^ a b “「火花」掲載の月刊「文芸春秋」が100万部突破 同誌史上歴代2位の部数”. 産経ニュース. 産経デジタル (2015年8月10日). 2021年8月12日閲覧。
- ^ “又吉さん「火花」掲載の「文芸春秋」が再増刷。110万部を突破”. 産経新聞. (2015年8月24日) 2020年10月17日閲覧。
- ^ a b “台湾・蔡英文総統独占インタビュー「日本によるワクチンの提供は、『まさかの時の友こそ真の友』の証です」”. 文春オンライン. 文藝春秋 (2021年8月10日). 2021年8月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月12日閲覧。
- ^ a b “蔡総統「まさかの時の友こそ真の友」=文藝春秋のインタビュー/台湾”. フォーカス台湾. 中央通訊社 (2021年8月10日). 2021年8月12日閲覧。
- ^ a b “蔡英文総統、日本の月刊誌『文藝春秋』独占インタビュー受ける”. Taiwan Today. 中華民国外交部 (2021年8月10日). 2021年8月12日閲覧。
- ^ “台湾・蔡英文総統独占インタビュー「日本によるワクチンの提供は、『まさかの時の友こそ真の友』の証です」”. 文春オンライン. 文藝春秋 (2021年8月10日). 2021年8月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月12日閲覧。
- ^ “總統接受日本「文藝春秋」月刊視訊專訪” (中国語). 中華民国総統府 (2021年8月10日). 2021年8月12日閲覧。
- ^ 古沢由紀子「『バターン死の行進』記事、ユダヤ人団体が文春に抗議」(『読売新聞』2006年(平成18年)1月14日付掲載)
[前の解説]
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