技術的特異点 主要な論者

技術的特異点

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/04 23:40 UTC 版)

主要な論者

レイ・カーツワイル

レイ・カーツワイルはアメリカの発明家思想家未来学者である[3]。彼は2005年に『ポスト・ヒューマン誕生』 The Singularity Is Near を出版し、「特異点は近い」と宣言した。(邦訳を監修したのは、比較文学アメリカ文学などを専攻する井上健〈東京大学名誉教授〉[3])。カーツワイルは『ポスト・ヒューマン誕生』の序章(プロローグ)で、彼が文明と宇宙の未来について考察するようになった時期は『スピリチュアル・マシーン』(1999年)を出版して以降だと述べている[24]。『ポスト・ヒューマン誕生』の「私は特異点論者(シンギュラリタリアン)だ」という章で彼は、特異点とスピリチュアルな物事との深い関連性を主張している[2]

スピリチュアル」と呼ばれるものこそ超越性の真の意味だと考える向きもあるが、じつは超越性は現実世界のすべてのレベルに見ることができる。 …
スピリチュアリティ」のもうひとつの含意は「をもつ」ということで、いうなれば、「意識がある」ということだ。「個人性」の土台である意識は、多くの哲学的、宗教伝統において、真実を意味すると考えられている。一般的な仏教存在論では、むしろ主観的──すなわち意識的な──経験こそが究極の真実だとされており、物理的または客観的現象はマーヤー幻影)だと考えられている。 … ありとあらゆる一神教の伝統において、はその全てを有し、しかもいっさいが無限である──無限の知識、無限の知性、無限の美、無限の創造性、無限の愛をもつ──と説かれてきた。

もちろん、加速しながら進んでいく進化でさえ、無限のレベルに達することはとうていできない。しかし、指数関数的に急激な進歩をとげながら、進化は確実にその方向へ進んでいる。進化は、神のような極致に達することはできないとしても、神の概念に向かって厳然と進んでいるのだ。

したがって、人間の思考をその生物としての制約から解放することは、本質的にスピリチュアルな事業であるとも言える。[2]

また前掲書でカーツワイルは、特異点によってもたらされる未来世界の説明として、次の寸劇を描いている[25]

モリー二〇〇七:では、宇宙がエポック6(われわれの知能の非生物的部分が宇宙へ広がる段階)になると、どういうことになるの? … わたし、まだエポック6の宇宙がどんなふうか想像しようとしてるんだけど。

ティモシー・リアリー:宇宙は鳥みたいに飛んでいるだろう。

モリー二〇〇七:でも、どこを飛んでいるの? 宇宙は全てなのでは?

リアリー:その質問は、片手の拍手はどんな音、と訊いているようなものだな。

モリー二〇〇七:ふうん。じゃあ、特異点は最初から導師心の中にあったのね。[25]

カーツワイルは自分の説明を成功させるため、ムーアの法則を元に収穫加速の法則を考え出した。彼の著作は、2012年以降のディープラーニングの普及と共に注目された。技術的特異点という概念は1980年代以前からヴァーナー・ヴィンジが提唱しており、カーツワイルはそうした過去の傾向や議論をまとめたと言える。

カーツワイルによれば、「技術的特異点」とは「100兆の極端に遅い結合(シナプス)しかない人間の脳の限界を、人間と機械が統合された文明によって超越する」瞬間である[26]。これはカーツワイルが言う、進化の6つのエポックにおける「エポック5」と同義である[26]。電子計算機(コンピュータ)の発明以前から同様の主張はあったが、2005年にレイ・カーツワイルが発表した『ポスト・ヒューマン誕生:コンピュータが人類の知性を超えるとき』(原題 The Singularity Is Near: When Humans Transcend Biology)において、宇宙・生命・科学技術の歴史を述べる技術哲学的な主張として整理された。未来研究(フューチャリズム)では、科学技術の歴史から推測できる、未来モデルの適用限界点と言われる。

2045年は「汎用人工知能(AGI)が人類史上初めて出現する年」または「汎用人工知能(AGI)が人類史上初めて人間よりも賢くなる年」であると言うのは、一般人の誤解だとも言われる。カーツワイルの予想では、そのような出来事は2029年頃に起こり、2045年頃には、広く普及可能な価格である1000ドルのコンピューターの演算能力がおよそ人間の脳の100億倍(ペタFLOPS)になり、この時期に技術的特異点によって人間の能力と社会が根底から覆って変容する[27]。カーツワイルによれば、人類の進化として最も理想的な形で技術的特異点を迎える場合、「GNR革命」の進行により、人類の知性は機械の知性と完全に融合し、人類がポスト・ヒューマンに進化する。 ただし平木敬の推測によれば、そもそも人間の脳の処理能力はゼタ(100万ペタ)FLOPS級である[28]

2016年頃からIoTや人工知能が広まったことで、カーツワイルの「仮説」に関する議論が活発化した。2017年12月29日にEテレに出演した際、彼は「自らを改良し続ける人工知能が生まれること。それが(端的に言って)シンギュラリティーだ」と発言した。

カーツワイルによれば、技術的特異点では人間性の増強が起こり、同時に技術が人間的な精巧さと柔軟さに追いつき、大幅に抜き去るが、人類と技術が敵対するようなイメージは大間違いだという。さらに、人間はテクノロジー上に自分の精神を移す時が来るという。

ヴァーナー・ヴィンジ

ヴィンジが特異点について描いた作品には、その発生(『マイクロチップの魔術師』)、先延ばし(The Peace Warの「Bobble」)、抹消の試み(Marooned in Realtime)があり、特異点は「機械が人間の役に立つふりをしなくなること」と定義されている。

ヒューゴ・デ・ガリス

遺伝的アルゴリズムや、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)での人工脳の研究者であるヒューゴ・デ・ガリスの予測では、特異点は21世紀後半に来て、人間の知能に対しAIが1兆の1兆倍(10の24乗倍)になる[29]

齊藤元章

齊藤元章は2017年12月5日に詐欺罪容疑で逮捕された[30]。2020年3月25日、詐欺罪と法人税法違反(脱税)の罪で東京地裁から懲役5年の実刑判決を受けた[31]。)

2014年PEZY Computing代表の齊藤元章によれば、スーパーコンピュータの加速度的な性能向上によってエクサスケール・コンピューティングが実現[注 4]されると、大規模なシミュレーションが可能になるので次々と難解な社会問題が解決され始め、プレ・シンギュラリティ(前特異点または社会的特異点)という社会的な変化が明確化する。その後は莫大な計算資源に基づく特化型AIによって、人類の大部分が「不労・不老」を選ぶことすら可能になるという[32][33]

PEZY Computingの起業者であり、スーパーコンピュータや汎用人工知能(AGI)の研究開発者でもある齊藤元章の2014年の自著『エクサスケールの衝撃』によれば、スーパーコンピュータ「京」の100倍程度の性能(1エクサフロップス)を持つ次世代スーパーコンピュータの実用化と普及により、プレ・シンギュラリティ(社会的特異点)が2025年までに起きる[32][23]。プレ・シンギュラリティでは「GNR革命」が始まり、肉体と技術の融合、現実を超えるVR、核融合炉による無限のエネルギー、無償の衣食住、不老不死などが実現し、それらは早ければ2020年から市場に影響してくると言う[34]。齊藤元章は、2014年時点ではPEZY Computingの開発プロジェクトがプレ・シンギュラリティを実現すると考えていたが、その後の予想以上に急速なAI研究を見て、2016年をプレ・シンギュラリティ元年と捉えるようになった[35]。プレ・シンギュラリティでは多数の天才・奇才・異才が人類文明を想像できないほど高度化させる、と予測している[36]。例えば、人類は生きるための労働から解放されて創作活動に専念し、ネット上の集合知を通じて、現在の「芸術」を超越した芸術的・独創的なものや新しい価値観を生み出し得るという。人類文明が直面する問題も、プレ・シンギュラリティ以後は多数の天才が高度なテクノロジーと集合知で解決していくと予測している。

松田卓也と小林秀章(セーラー服おじさん)は未来の人類を「動物園にいる動物」「大きな屋敷に住んでいる猫」と呼んだ[37]。また、日本トランスヒューマニスト協会はマイクロチップを埋め込む人を募集した[38]

ユルゲン・シュミットフーバー

1995年以来、ルガーノのスイス人工知能研究所(IDSIA)の研究員であり、特に時系列データを扱う機械学習に必要なLSTM理論の考案者の一人として知られる。

2018年2月のインタビューでは、人間と機械の融合の可能性や、宇宙空間に対するAIの適応可能性を述べ、「いずれにせよ、我々の知っているいわゆる「人間」という存在はあまり重要ではなくなるだろう。この先、何もかもが変わる。そして「古典的な人間」が支配していた文明社会は、この先数十年のうちに終焉を迎えることになるだろう。」とポストヒューマン登場の可能性を強く支持している[39]


注釈

  1. ^ 以下は人工知能研究開発者・中島秀之の論文からの引用[1]
    シンギュラリティというのは数学用語で,関数の値が定まらない特異点のことだ. … カーツワイルの呼ぶシンギュラリティが数学的な意味で正しいものだとすれば(そうは思えないのだが),シンギュラリティ以降は現在の我々の知的営みは残らないことになるし,その後を考えることも無駄だということだ. … 本稿ではカーツワイルの定義に従って議論を進めよう.
    特異点とはなにか。テクノロジーが急速に変化し、それにより甚大な影響がもたらされ、人間の生活が後戻りできないほどに変容してしまうような、来るべき未来のことだ(レイ・カーツワイル:シンギュラリティは近い─人類が生命超越するとき(Kindle の位置,No.249-250)Kindle 版).
  2. ^
  3. ^ 例えば、アナログカオスな現象を扱う気象予測は、最新のスーパーコンピュータを投入し続けてようやく予測精度の向上が達成される分野である。
  4. ^ 2020年3月に分散型コンピューティングを行うFolding@homeプロジェクトが世界で初めてexaFLOPSの壁を突破した。
  5. ^ 以下はカーツワイルの自著の内容:「人間の知能を模倣するために必要なハードウェアが、スーパーコンピューターでは10年以内に、パーソナル・コンピュータ程度のサイズの装置ではその次の10年以内に得られる。2020年代半ばまでに、人間の知能をモデル化した有効なソフトウェアが開発される。」「ハードとソフトの両方が人間の知能を完全に模倣できるようになれば、2020年代の終わりまでには、コンピューターがチューリングテストに合格できるようになり、コンピュータの知能が生物としての人間の知能と区別がつかなくなるまでになる。」(『ポスト・ヒューマン誕生』p.40、2005年)。
    カーツワイルが想定する2045年の世界のシナリオは、1000ドルのコンピューターが人間の脳の100億倍の演算能力を持ち、技術的特異点への土台ができている、というものであり、コンピューター一台が人間(人類)の知能を超えた瞬間に激変が起きるとは言っていない。

出典

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