応答
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/06 01:14 UTC 版)
Jump to navigation Jump to search電子工学における応答
電子工学において応答とは、計測器や回路、素子、装置などに入力を与えたとき、その時間的変化に応じて出力が時間的に変化するありさまのことである。応答を時間の関数として表したものを応答関数という。一般に、出力には時間おくれ、指示のおくれがあり、入出力の関係を調べることによってその動特性を知ることができる。
種類
- 過渡応答 - 入力がある定常状態から他の定常状態に変化したときの応答。
- インパルス応答 - インパルス状の入力を与えたときの応答。
- ステップ応答 - 入力がステップ状に変化した場合の応答、特に単位ステップ関数を入力した場合は、インディシャル応答という。
- 周波数応答 - 正弦波周波数の入力を与えたときの応答。
時間
- 立上がり時間 - 出力が定常値の10%から90%に達するまでの時間。
- 遅れ時間 - 出力が定常値の50%に達するまでの時間。
- 整定時間 - 出力が定常値の許容誤差範囲内に達するまでの時間。
- 行過ぎ時間 - 出力が最大行過ぎ量(定常値または目標値を超えて現れる最初の最大値)に達する時間[2]。
生物学における応答
生物学において応答とは、刺激に対する反応のことで、特に細胞や器官に加えられた刺激に対して示す直接的な反応をさす。
脚注
関連項目
- 1 応答とは
- 2 応答の概要
品詞の分類
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